小島先生、テレビで見るまんま生き様ですね。
なんかこう、人生トップギアっていうかですね。素晴らしい。
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ろくでなし 伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/17
小島武夫
(著)
囲碁の藤沢秀行、将棋の芹沢博文らと並ぶ、昭和のカリスマ勝負師が生きた、飲む打つ買うに明け暮れた破天荒な半生。 貧乏のどん底から這い上がり、無頼を貫いた生きざまから、伝説に残る勝負で掴んだ「勝つための哲学」までを自ら記す。「阿佐田哲也」「桜井章一」らとの初めて明かされる勝負秘話を交え、逆境を生き抜いた「男の哲学」がここに凝縮されている!
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/12/17
- ISBN-104198630879
- ISBN-13978-4198630874
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/12/17)
- 発売日 : 2010/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 236ページ
- ISBN-10 : 4198630879
- ISBN-13 : 978-4198630874
- Amazon 売れ筋ランキング: - 562,817位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミスター麻雀の異名を持つ小島武夫の自叙伝。
キレイ事ばかりが並んでいる薄っぺらなエッセイ集と違い、実に人間臭い。
麻雀ファン、小島武夫ファンならずとも、
アウトローにちょっとでも憧れがあるなら読んで面白いのではないかと思う。
内容的には全く不満はないのだが、ページがひとつ折れていたので星1つ分減点。
キレイ事ばかりが並んでいる薄っぺらなエッセイ集と違い、実に人間臭い。
麻雀ファン、小島武夫ファンならずとも、
アウトローにちょっとでも憧れがあるなら読んで面白いのではないかと思う。
内容的には全く不満はないのだが、ページがひとつ折れていたので星1つ分減点。
2011年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小島先生、最初で最後という自叙伝です。
生い立ちから雀荘勤務時代の武勇伝、
テレビ等のメディアでの活躍から阿佐田哲也等との交流、
そして女性遍歴等々を赤裸々に綴っています。
私は阿佐田先生著の麻雀放浪記のファンですが、
小説の主人公”坊や哲”等が繰り出すイカサマ技のモデルが、
小島先生だと初めて知ったので驚きました。
プロの対局番組等を時々見ますが、小島先生の打牌は素晴らしいです。
技術力はもちろんですが、常に視聴者を意識し、魅せる麻雀ができて尚且つ強い。
そんな、本当の意味での”プロ雀士”はこの人しかいないのではないでしょうか。
ミスター麻雀・小島武夫のファンには是非オススメしたい1冊です。
生い立ちから雀荘勤務時代の武勇伝、
テレビ等のメディアでの活躍から阿佐田哲也等との交流、
そして女性遍歴等々を赤裸々に綴っています。
私は阿佐田先生著の麻雀放浪記のファンですが、
小説の主人公”坊や哲”等が繰り出すイカサマ技のモデルが、
小島先生だと初めて知ったので驚きました。
プロの対局番組等を時々見ますが、小島先生の打牌は素晴らしいです。
技術力はもちろんですが、常に視聴者を意識し、魅せる麻雀ができて尚且つ強い。
そんな、本当の意味での”プロ雀士”はこの人しかいないのではないでしょうか。
ミスター麻雀・小島武夫のファンには是非オススメしたい1冊です。
2011年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に大浜の大親分の話が印象的。
小島は、若い時、博多の雀荘でメンバーとして働いており、このとき、この雀荘で、大阪のケン師(イカサマ師)と対決したという。小島がイカサマを見破ると、このケン師が証拠を見せろと大騒ぎをする。ここに登場したのが大浜の大親分(大浜近辺のヤクザは、この親分に声をかけられただけで、震え上がったという)。結局、この親分の若い衆が、「堪忍してください!」と懇願するケン師を店の外に引っ張り出す。小島は「ヤクザに捕まったケン師が無事でいたという話など聞いたことがない」と書いている(この時代のことだ、もしかすると、殺されたのかもしれない)。この一件で、小島の名前は、博多中の雀荘に広まったという。
全体的に、女性の話は小島の人生そのものを体現しているようで面白い。小島の女性遍歴や、女性の感度のよさを測るには背中をソっと触ってみるといい等等である。
また、前半は確かに自叙伝だが、後半は「八百長疑惑」事件や「見逃し事件」などの個別の話、阿佐田哲也などさまざまな人物との交友録が多いという感じ。
小島は、若い時、博多の雀荘でメンバーとして働いており、このとき、この雀荘で、大阪のケン師(イカサマ師)と対決したという。小島がイカサマを見破ると、このケン師が証拠を見せろと大騒ぎをする。ここに登場したのが大浜の大親分(大浜近辺のヤクザは、この親分に声をかけられただけで、震え上がったという)。結局、この親分の若い衆が、「堪忍してください!」と懇願するケン師を店の外に引っ張り出す。小島は「ヤクザに捕まったケン師が無事でいたという話など聞いたことがない」と書いている(この時代のことだ、もしかすると、殺されたのかもしれない)。この一件で、小島の名前は、博多中の雀荘に広まったという。
全体的に、女性の話は小島の人生そのものを体現しているようで面白い。小島の女性遍歴や、女性の感度のよさを測るには背中をソっと触ってみるといい等等である。
また、前半は確かに自叙伝だが、後半は「八百長疑惑」事件や「見逃し事件」などの個別の話、阿佐田哲也などさまざまな人物との交友録が多いという感じ。
2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小島さん、昔はヤンチャだったんですね。長生きしてほしいです。
2013年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読む前は、一人前にスランプごときものに捕らわれていたのですが、読後にそれがきれいに洗われてしまいました。
印象に残ったのは「なるたけ○○な手をねらう。そうでないときは○○を心がける」「○○のないところに○○はありえない」等です。ぜひ読んで、実践して、勝利を実感してください。
桜井章一さんの話も、巷間ちらほら囁かれていたものと合致して、納得がいきました。
本当に素晴らしい本でした。マージャンを愛する人はぜひ読んでください。麻雀愛が伝わってきます。
印象に残ったのは「なるたけ○○な手をねらう。そうでないときは○○を心がける」「○○のないところに○○はありえない」等です。ぜひ読んで、実践して、勝利を実感してください。
桜井章一さんの話も、巷間ちらほら囁かれていたものと合致して、納得がいきました。
本当に素晴らしい本でした。マージャンを愛する人はぜひ読んでください。麻雀愛が伝わってきます。
2013年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
麻雀やる人なら読んだ方が良い。
大変面白い本です。
雀鬼と名乗る桜井さんを子ども扱いです。
大変面白い本です。
雀鬼と名乗る桜井さんを子ども扱いです。
2010年12月20日に日本でレビュー済み
プロ雀士小島武夫の自叙伝。本文には最初で最後の自叙伝と書いてある。
高校・大学と麻雀にはまっていた筆者は阿佐田哲也と小島武夫が大好きだった。どうみても勝負師にしか見えない風貌(表紙の写真も素晴らしい)、雰囲気、佇まい、とにかく二人とも華があった。社会人になり麻雀熱も徐々に冷めてゆき、それと同時に小島に対する熱も冷めていったのだが、その最後の勇姿?を見たのが西原理恵子の「まあじゃんほうろうき」の中で「酔っ払いの武ちゃん」としていじられる姿だった記憶がある。
で、たまたま、書店で目にしたのが本書。懐かしさのあまり思わず手に取ってしまった。
まず、彼が75歳になっていたということに驚いた。冷静に考えればわかりそうなものだが、自分の中では彼の年齢は50歳くらい(筆者が麻雀にはまっていたころの小島の年齢)で止まっていたのだ。自分自身もそれだけ年を取ったことを妙なところで確認してしまいおかしな気分になった。
本人曰く「俺には常識が欠けている」「やりたいことをやりたいだけ、やりたいようにやってきた」とのことだが、この自叙伝には、まさにそのとおりのことが書かれている。濃厚で波乱万丈な人生が描かれている。普通の人であれば人生の分岐点になるはずの仕事(麻雀)や私生活での出来事が、たった2、3行しか書かれていなかったりする。
彼の生い立ちは複雑(ただし彼はそれを後向きに捉えているわけではないようだ)なのだが、もっと複雑なのは彼の子供や孫の生い立ちだ。これは、彼自身の責任で招いてしまったことなのだが、(少なくとも)文中ではそれを深く反省している様子はない。あれこれと自己弁護の言葉を書き連ねることもしない。妻達に対して非難めいたことも書いていない。潔いともいえる。
驚いたのは、彼が、自分の金を賭けない博打に興味はないことを理由に代打ちをしなかったと書いていること(もしかしたら有名なことなのかもしれないが)だ。代打ちのことは、僅かに書かれているだけだが印象に残った。この本には代打ちで30年無敗の桜井章一について触れている部分があるが、彼は桜井の麻雀に対する考え方(姿勢)に対し否定的な見方をしている。特に桜井が主宰する雀鬼会の性格について否定的だ。
筆者は、桜井より小島に勝負師としての匂いを強く感じていたのだが、それは、両者の生い立ちの違い(桜井は経済的には恵まれた家庭に育っている)だけではなく、博打は誰の金を賭けてやるものか、というもっと根本的なことだったのかもしれない。
筆者は、自分では到底不可能な生き方をする人物に惹かれてしまう。それが、アウトロー的な魅力を持つ人物、普通のモノサシで計ることのできない人物であるほどその気持ちは強くなる。だから、この「火宅の人」のような私生活を含めた小島の人生を否定することはできなかった。そこに一般的な常識の入る余地はなかった。
ただ、ひたすらおもしろかった。そんな感想しか思い浮かばない。
高校・大学と麻雀にはまっていた筆者は阿佐田哲也と小島武夫が大好きだった。どうみても勝負師にしか見えない風貌(表紙の写真も素晴らしい)、雰囲気、佇まい、とにかく二人とも華があった。社会人になり麻雀熱も徐々に冷めてゆき、それと同時に小島に対する熱も冷めていったのだが、その最後の勇姿?を見たのが西原理恵子の「まあじゃんほうろうき」の中で「酔っ払いの武ちゃん」としていじられる姿だった記憶がある。
で、たまたま、書店で目にしたのが本書。懐かしさのあまり思わず手に取ってしまった。
まず、彼が75歳になっていたということに驚いた。冷静に考えればわかりそうなものだが、自分の中では彼の年齢は50歳くらい(筆者が麻雀にはまっていたころの小島の年齢)で止まっていたのだ。自分自身もそれだけ年を取ったことを妙なところで確認してしまいおかしな気分になった。
本人曰く「俺には常識が欠けている」「やりたいことをやりたいだけ、やりたいようにやってきた」とのことだが、この自叙伝には、まさにそのとおりのことが書かれている。濃厚で波乱万丈な人生が描かれている。普通の人であれば人生の分岐点になるはずの仕事(麻雀)や私生活での出来事が、たった2、3行しか書かれていなかったりする。
彼の生い立ちは複雑(ただし彼はそれを後向きに捉えているわけではないようだ)なのだが、もっと複雑なのは彼の子供や孫の生い立ちだ。これは、彼自身の責任で招いてしまったことなのだが、(少なくとも)文中ではそれを深く反省している様子はない。あれこれと自己弁護の言葉を書き連ねることもしない。妻達に対して非難めいたことも書いていない。潔いともいえる。
驚いたのは、彼が、自分の金を賭けない博打に興味はないことを理由に代打ちをしなかったと書いていること(もしかしたら有名なことなのかもしれないが)だ。代打ちのことは、僅かに書かれているだけだが印象に残った。この本には代打ちで30年無敗の桜井章一について触れている部分があるが、彼は桜井の麻雀に対する考え方(姿勢)に対し否定的な見方をしている。特に桜井が主宰する雀鬼会の性格について否定的だ。
筆者は、桜井より小島に勝負師としての匂いを強く感じていたのだが、それは、両者の生い立ちの違い(桜井は経済的には恵まれた家庭に育っている)だけではなく、博打は誰の金を賭けてやるものか、というもっと根本的なことだったのかもしれない。
筆者は、自分では到底不可能な生き方をする人物に惹かれてしまう。それが、アウトロー的な魅力を持つ人物、普通のモノサシで計ることのできない人物であるほどその気持ちは強くなる。だから、この「火宅の人」のような私生活を含めた小島の人生を否定することはできなかった。そこに一般的な常識の入る余地はなかった。
ただ、ひたすらおもしろかった。そんな感想しか思い浮かばない。