ブータンの現地の人と交流し、いろんなことわざや考え方を紹介してくれている
やはりチベット仏教の影響からかことわざや生活習慣に哲学がある
図書館で借りたけど、いつも家に置いてて読めるようにしたかったので
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世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論 単行本(ソフトカバー) – 2012/2/29
福永正明
(著)
国勢調査で、国民の97%が「幸せ」と答える国、ブータン。 経済的に決して豊かではないにもかかわらず、ブータンの人たちが、幸せを感じているのはなぜでしょう。私たちは、その謎を解明すべく、ブータンに行き、たくさんのブータン人に取材を敢行しました。ブータン人の幸せの秘訣とは、まさに目からウロコ、驚くべきものでした。 本書は、日本中に感動を巻き起こしたブータン国王の言葉をはじめ、楽観的で前向きなブータンの人々の面白発言や、心に染み入る納得のことわざなど、“ブータン人の珠玉の言葉”を集めた金言集です。この1冊に“ブータン人の幸せの智恵”がたくさん詰まっています。 <本書の内容> 第一章 仕事に悩んだときに思い出したいブータン人の言葉 「初雪が降ったら、お休みです」 「家族の具合が悪いので、1カ月休みます」 「水のないところに橋をかけるな。義務のないところに責任を取るな」 「食事をしたかどうかは、顔を見れば分かる。いい仕事をしたかどうかは、仕事場を見れば分かる」 「善なる道は易い。だが、悪しき道はつねに険しい」 第二章 恋愛・結婚に悩んだときに思い出したいブータン人の言葉 「私は夜ばいを、25回しました」 「夜ばいをしていると、お父さんからアーチェリーで攻撃されます」 「結婚の申し込みは、食べ物を持っていくと喜ばれます」 「ブータンで、いい大人というのは、よく働く人をいうのではなく、家族の面倒を見る人を言います」 第三章 家族や子育てに悩んだときに思い出したいブータン人の言葉 「ブータンでは、村全体がひとつの家族です」 「ブータンの赤ちゃんは、粉ミルクを飲みません」 「ブータンには、“車なしデー”と“ビニール袋なしデー”があります」 「たとえ悪魔のようであっても、身内のほうがいい。たとえ他の人が神のように正しく見えても」
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2012/2/29
- ISBN-104198633444
- ISBN-13978-4198633448
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商品の説明
出版社からのコメント
ブータン国王の来日でがぜん盛り上がりを見せているブータン。本書では、そんな幸せの国に古くから伝わる「ことわざ」「格言」「言い伝え」を集めました。 先日のブータン国王のお言葉をはじめ、ブータン人の発言は、物資社会に生きる我々の想像を超えた心温まるものばかり。経済的に豊かではなくとも、心豊かに過ごせる秘密とは? ブータン人の笑顔の秘密が、この1冊に詰まっています。
著者について
<監修者紹介> 福永正明(ふくなが・まさあき) 「日本GNH学会」常任理事。インド国立バナーラス・ヒンドゥー大学大学院にて博士号(社会学)取得。インド社会論、南アジア社会政治動向分析などを専攻。2011年に設立された「日本GNH学会」の常任理事・初代事務局長を務める。岐阜女子大学南アジア研究センターのセンター長補佐、客員教授。著書に『インド旅案内』(ちくま新書)など。ブータンでは、私立のリンチェン中高等学校で国際教育担当の顧問を務めるなど、ブータン政府関係者との交流も深い。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2012/2/29)
- 発売日 : 2012/2/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 200ページ
- ISBN-10 : 4198633444
- ISBN-13 : 978-4198633448
- Amazon 売れ筋ランキング: - 648,343位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80,579位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月12日に日本でレビュー済み
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テレビでみたブータンの村人が屈託のない幸せそうな表情だったのに感心して、関連本を何冊か取り寄せて理由を探りました。その中で「ブータン人の知恵」に焦点をあてた本書が実際的で、最も参考になりました。
ブータン人の知恵のことばを一ページ毎に引用し、傍らに解説がつきます。諺や決まり文句、庶民や文化人や国王の発言などを収録。
敵は、たった一人で十分。
味方は、百人いても不十分。
本当のことを言っても友は喜ばない。
犬も叩けば、吠えるものだ。
外側の汚れは水で清めろ。
内側の汚れは言葉で清めろ。
他人のやった行いで悟りは開けない。
人を幸せにする功徳は、
馬で運べないほど重い。
…前国王の発言…
美しい自然を百年後、二百年後の
子孫に残せるならば、
私たちは世界の中で
2周遅れのランナーであってもよい。
個人的に感心したのは「お寺参りでは自分のことを祈らずに、地球上すべての人たちの幸せを祈る」という習慣です。取材班が「自分のことを祈らないのか」と参拝者に聞いたら「みんなが幸せになれないと自分も幸せになれません」。そのように思える心の広さがブータン人を幸せにしていると思いました。
ブータン人の知恵のことばを一ページ毎に引用し、傍らに解説がつきます。諺や決まり文句、庶民や文化人や国王の発言などを収録。
敵は、たった一人で十分。
味方は、百人いても不十分。
本当のことを言っても友は喜ばない。
犬も叩けば、吠えるものだ。
外側の汚れは水で清めろ。
内側の汚れは言葉で清めろ。
他人のやった行いで悟りは開けない。
人を幸せにする功徳は、
馬で運べないほど重い。
…前国王の発言…
美しい自然を百年後、二百年後の
子孫に残せるならば、
私たちは世界の中で
2周遅れのランナーであってもよい。
個人的に感心したのは「お寺参りでは自分のことを祈らずに、地球上すべての人たちの幸せを祈る」という習慣です。取材班が「自分のことを祈らないのか」と参拝者に聞いたら「みんなが幸せになれないと自分も幸せになれません」。そのように思える心の広さがブータン人を幸せにしていると思いました。
2017年11月22日に日本でレビュー済み
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何を持って幸せなのか、ブータンの幸せ感が少し理解出来ました。
2012年6月13日に日本でレビュー済み
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子供の頃に持っていた、純粋で清らかな心を思いださせてくれる本です。
忙しい日々を過ごしている方にオススメです。仕事、生活に疑問に感じている時に読むと
良い解決策を見つけることができるかもしれません。
私は24時間を3で割って、休む時間、仕事の時間、遊ぶ時間を8時間ずつとる方法を実践したいとおもいます。
心のバランスが良くなって、いい人になれるかもしれません。
個人的には『山に向かって役立たずと言えば、役立たずとこだまが返ってくる』は
気に入りました。笑えて、役に立つ格言ですね。
忙しい日々を過ごしている方にオススメです。仕事、生活に疑問に感じている時に読むと
良い解決策を見つけることができるかもしれません。
私は24時間を3で割って、休む時間、仕事の時間、遊ぶ時間を8時間ずつとる方法を実践したいとおもいます。
心のバランスが良くなって、いい人になれるかもしれません。
個人的には『山に向かって役立たずと言えば、役立たずとこだまが返ってくる』は
気に入りました。笑えて、役に立つ格言ですね。
2013年8月8日に日本でレビュー済み
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最近ますます世知辛い不景気日本(ToT)。それに比べて、とてものんびりした幸福の国ブータン。昔小さいころ遊びに行った、田舎のおばあちゃん家を思い出すような、裕福ではないけれど、シンプルで暖かい、ブータン人の生活が見えてきます。内容はとても読みやすいです。
2012年3月20日に日本でレビュー済み
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心に響く、ブータンの人たちのやさしい言葉に感動しました。昨年秋のブータン国王ご夫妻の来日から、メディアには「世界一幸せの国のブータン」という報道が多い。しかし、「どうして、ブータンの人たちは、毎日の生活を幸せと感じているのだろう?」と疑問でした。その答えが、この本に詰まっています。忙しい日本でも、「幸せ」を考えることが、とても大切ということを教えられました。私が一番好きな言葉は、「昔、私はあなたのようだった。将来、あなたは私のようだろう。」本当に、そうですよね。ありがとう、ブータンの人たち。
2012年2月29日に日本でレビュー済み
「龍は経験を食べて大きくなるんだ」など、昨年来日したブータン国王の言葉に加え、
ブータンの作家や村長さん、校長先生などが言ったいい言葉や、ブータンに古くから伝わることわざを集めた本。
よくあるブータン紹介本かと思いきや、とんでもない!
座右の銘にしたくなるような言葉が満載のとてもいい本でした。
なかでも心に残った言葉は「他人のやった行いで悟りは開けない」「家族や親戚の間には、算数を持ち込むな」
「水のない所に橋をかけるな。義務のないところに責任を取るな」「からっぽの容器は、もっといい音をたてる」など。
・・・ブータン人って、いいこと言いますね。
ブータンの作家や村長さん、校長先生などが言ったいい言葉や、ブータンに古くから伝わることわざを集めた本。
よくあるブータン紹介本かと思いきや、とんでもない!
座右の銘にしたくなるような言葉が満載のとてもいい本でした。
なかでも心に残った言葉は「他人のやった行いで悟りは開けない」「家族や親戚の間には、算数を持ち込むな」
「水のない所に橋をかけるな。義務のないところに責任を取るな」「からっぽの容器は、もっといい音をたてる」など。
・・・ブータン人って、いいこと言いますね。