この本を、「幸村」という名前に惹かれて読んだ読者は肩透かしを感じたようです。高名な戦国武将、真田幸村の話ではなく、真田信繁、幸村は別人であり、武将でもないと言う仮説で書かれた時代物です。
山田正紀という作者が描いた歴史物ではなく時代物ということに免じてファンにとつては星⭐️五つです。
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ふたり、幸村 単行本 – 2012/5/15
山田正紀
(著)
講談で真田信繁の“別名"として描かれる幸村だが、信繁とは別に実在していた? 手練れが贈る、戦国時代エンターテインメント!
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2012/5/15
- ISBN-104198634009
- ISBN-13978-4198634001
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2012/5/15)
- 発売日 : 2012/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 316ページ
- ISBN-10 : 4198634009
- ISBN-13 : 978-4198634001
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,586,012位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2012年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜこういう視点で真田を描こうとしたのかが理解しづらい。主人公が常に不在で書かされてるとしか感じられなかった。
中盤は読ませるんだけど、それ以外はポカンとするしかない。
中盤は読ませるんだけど、それ以外はポカンとするしかない。
2018年11月11日に日本でレビュー済み
真田信繁(実説)と真田幸村(講談等)は別人だった!真田幸村二人説であります。
発想は面白いものの、物語の面白さに繋がっていないのが残念。伝奇小説といえるほど伝奇小説テイストは薄めで、作者が描こうとしたのは乱世の終焉と共に年老いて、時の流れに取り残されてしまった男たちの悲哀と悪あがきだったのでしょうか。
父や兄の陰で生きてきた凡人信繁が辿り着く「カッコよく死にたい」という願いはなるほどと共感できる人物造形でしたが、一方で幸村には信繁を食ってしまうほどの存在感があるわけではなく、このストーリーなら別に信繁=幸村のままでもよろしかったのでは。いっしょに行動していたとはいえ、どうして二人が混同され、幸村の名前で有名になってしまったのかがさっぱり分からないです。
真田十勇士は講談の元ネタ?になった人物という扱いで、海野六郎と筧十蔵が合体して海野十蔵になっていたり、三好晴海入道が人物名ではなく計略の名称になっていたり。
真田信繁の影となって活躍する幸村+十勇士といった物語を期待した読者には肩透かしな一冊。
発想は面白いものの、物語の面白さに繋がっていないのが残念。伝奇小説といえるほど伝奇小説テイストは薄めで、作者が描こうとしたのは乱世の終焉と共に年老いて、時の流れに取り残されてしまった男たちの悲哀と悪あがきだったのでしょうか。
父や兄の陰で生きてきた凡人信繁が辿り着く「カッコよく死にたい」という願いはなるほどと共感できる人物造形でしたが、一方で幸村には信繁を食ってしまうほどの存在感があるわけではなく、このストーリーなら別に信繁=幸村のままでもよろしかったのでは。いっしょに行動していたとはいえ、どうして二人が混同され、幸村の名前で有名になってしまったのかがさっぱり分からないです。
真田十勇士は講談の元ネタ?になった人物という扱いで、海野六郎と筧十蔵が合体して海野十蔵になっていたり、三好晴海入道が人物名ではなく計略の名称になっていたり。
真田信繁の影となって活躍する幸村+十勇士といった物語を期待した読者には肩透かしな一冊。
2012年10月1日に日本でレビュー済み
最後は書くのに飽きたんでしょうね。7割まで楽しんで読んでたのに、突然、鷹が宇宙まで飛んでいって・・・そりゃないよ。佐助や才蔵が通常イメージと違うのは、そういうとらえ方なのね、と理解しましたけど。とにかく、途中で方向性があさってのほうに変わっちゃってついていけませんでした。
2012年7月12日に日本でレビュー済み
着眼点は面白い。キャラクターは魅力的。読んでる間はコレもありか、と楽しめたが読了後に首を捻る、そんなお話。
感触的には大久保長安ネタで何でまた、な「早春賦」に近く、
この設定なら歴史的制約から解放された「幸村」と十勇士を未だ謎の多い諏訪信仰と絡めて描く伝奇アクション物にするか、「どさくさに紛れて内堀を埋めるなぞありえない」最新の遺構調査の成果を踏まえた「リアル大阪の役」物にした方が良かった気がする。
というわけでお値段分は充分楽しめるが、それ以上のものか、と問われるとわりと微妙な一品
感触的には大久保長安ネタで何でまた、な「早春賦」に近く、
この設定なら歴史的制約から解放された「幸村」と十勇士を未だ謎の多い諏訪信仰と絡めて描く伝奇アクション物にするか、「どさくさに紛れて内堀を埋めるなぞありえない」最新の遺構調査の成果を踏まえた「リアル大阪の役」物にした方が良かった気がする。
というわけでお値段分は充分楽しめるが、それ以上のものか、と問われるとわりと微妙な一品
2012年5月22日に日本でレビュー済み
同作者「ファイナル・オペラ」の衝撃が、未だ、醒めやらないなか、この物語の世界観にすんなり入りこめるか、不安を抱きつつ読みはじめたのですが、そんな心配は吹き飛びました。 真田幸村、信繁の数奇な巡り合わせ、運命に翻弄されながら、懸命に生き抜く格好よさ(不器用に傍からみれば、格好悪かったりするけれど…)清々しい読後感です。 そして、なにより、ラストの言葉…「頼みとすべき主は世に居ないものと心得よ。頼みとすべきは我が身一人、おのれをもっておのれ自身の主となすべし。」…心に響きます。