この作者さん、今まで読んだ作品が全部面白いです。登場人物、特に女性に魅力を感じます。
愛着のある町のためなら邪魔な新参ものを排除することに生き甲斐を感じている老人会と、精神科医なのに、精神的に不安定な姉を抱えながら被害にあった女性のため、DV男を知識を駆使して排除する女性。その両者が同じターゲットにありついてしまい…
とにかく先は読めないですし、どっぷりと非日常の世界に浸れ、一気読みしました。面白かったです。
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桃ノ木坂互助会 (文芸書) 単行本 – 2014/2/14
川瀬七緒
(著)
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のどかだった町は、すっかり変わってしまった――。移り住んできたよそ者たちの度重なるトラブルに頭を抱えていた桃ノ木坂互助会会長の光太郎。元海自曹長でもある彼は、町に害を及ぼす人物を仲間たちとともに次々と町から追放することに。次なるターゲットは、大家とトラブルを起こしていた男、武藤。しかし、男を狙っていたのは光太郎たちだけではなかった。とある事件を機に、互いの思惑は狂い始め……。江戸川乱歩賞作家の書下しミステリー。
- 本の長さ311ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2014/2/14
- ISBN-104198637504
- ISBN-13978-4198637507
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商品の説明
著者について
1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。著書に『147ヘルツの警鐘法医昆虫学捜査官』や『シンクロニシティ法医昆虫学捜査官』など。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2014/2/14)
- 発売日 : 2014/2/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 311ページ
- ISBN-10 : 4198637504
- ISBN-13 : 978-4198637507
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,936位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙や帯からしてほのぼの系のお話だと思ったけど、やっぱり違うよねぇ。法医昆虫学が面白過ぎる著者が書いたまったく違ったテイストの物語。
ルールを守れない住人を町から追い出す事に生き甲斐を感じている老人集団、桃ノ木坂互助会(オイオイw)
光太郎を初めとする彼らは昔の美しい思い出にとらわれて、なかなか現実を直視したがりません。とは言っても、ピシッと筋道が通った考え方をしているので、ただ嫌な奴を追い出しているわけではないところが妙に現実的!
一方で対になるのが沙月という謎の女。また愛すべき凄まじいキャラの登場ですよ。裏のアブナイ仕事をしている彼女が加わる事で、お話は予測不能な方向へと進んで行きます。
何ていうか、過去をどう消化して今を生きるか・・ということがテーマの根底にあって、それは老人でも若い女でも変わらない。どんな年代の人間も過去を引きずっているんだよなぁ。すべてのキャラに感情移入しまくりですよ。
老人のノスタルジー溢れる思考と沙月の超現実的な考えが見事に対比していて急展開、ハードボイルドな方向へ引きずられて行きます。もう、いつものごとくページをめくる手が止まらない!
とにかくキャラが立ちまくりで、みんながみんな愛しくなってしまうわけです。で、最後にああ来るとは思わず「うそ?」と声を出しましたよ!どうやってこの物語を思いついたんだろう。すごい組み合わせだと思いました。
やったことは許されないけど、それでも彼らの着地点にホッとしてしまう。その後が知りたいし応援したくもなる人物の描き方が、やっぱりこの著者の持ち味なんですよね。気持ちいいんです!超オススメ!
ルールを守れない住人を町から追い出す事に生き甲斐を感じている老人集団、桃ノ木坂互助会(オイオイw)
光太郎を初めとする彼らは昔の美しい思い出にとらわれて、なかなか現実を直視したがりません。とは言っても、ピシッと筋道が通った考え方をしているので、ただ嫌な奴を追い出しているわけではないところが妙に現実的!
一方で対になるのが沙月という謎の女。また愛すべき凄まじいキャラの登場ですよ。裏のアブナイ仕事をしている彼女が加わる事で、お話は予測不能な方向へと進んで行きます。
何ていうか、過去をどう消化して今を生きるか・・ということがテーマの根底にあって、それは老人でも若い女でも変わらない。どんな年代の人間も過去を引きずっているんだよなぁ。すべてのキャラに感情移入しまくりですよ。
老人のノスタルジー溢れる思考と沙月の超現実的な考えが見事に対比していて急展開、ハードボイルドな方向へ引きずられて行きます。もう、いつものごとくページをめくる手が止まらない!
とにかくキャラが立ちまくりで、みんながみんな愛しくなってしまうわけです。で、最後にああ来るとは思わず「うそ?」と声を出しましたよ!どうやってこの物語を思いついたんだろう。すごい組み合わせだと思いました。
やったことは許されないけど、それでも彼らの着地点にホッとしてしまう。その後が知りたいし応援したくもなる人物の描き方が、やっぱりこの著者の持ち味なんですよね。気持ちいいんです!超オススメ!
2014年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
七瀬さんの作品はお勧めです、現代の問題を織り交ぜながらも軽快なタッチで人々の心情を温かくこまやかに書かれています、
一気読みしてしまうので、寝不足に要注意。
一気読みしてしまうので、寝不足に要注意。
2015年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法医昆虫学捜査官シリーズと「よろずのことに気をつけよ」を読んでファンになり、この本を購入しました。内容はミステリーなので触れることはしませんが、現
代の高齢化社会等の歪をうまく捉えた作品です。また、女性の描き方はかなり上手だと思います。ただ、男性に関しては今一歩と云うところです(特に法医昆
虫学捜査官シリーズでは)。今後、期待できる作家の一人なのは確かです。
代の高齢化社会等の歪をうまく捉えた作品です。また、女性の描き方はかなり上手だと思います。ただ、男性に関しては今一歩と云うところです(特に法医昆
虫学捜査官シリーズでは)。今後、期待できる作家の一人なのは確かです。
2014年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから、期待している作家です。次の作品が待ち遠しいです。
まだ、この作家をお読みでない方は、デビュー作から読んでください。
まだ、この作家をお読みでない方は、デビュー作から読んでください。
2015年1月10日に日本でレビュー済み
すごく面白かったです。
『三匹のおっさん』に「人の悪意」&「ダークな展開」&「老人の厳しい
現実」&「ドロドロな人間関係」をミックスして、かつ「救いのない
どんでん返し」も加えたような、そんなお話でした。
とは言え、ドロドロしすぎていて読むのが辛い、みたいな嫌ミスでは
ないです。程よい案配の「いや〜な気分になる」ですね。
楽しめました!
しかし、「なんか、うさんくさいよなーコイツ」と感じていた主要人物の
一人がどんでん返しに絡んでくるのですが、まさかあんな絶望的な
真相が隠されていたとは。
なのに、何故かエピローグだけはやけに爽やかな締め方で 笑
法医昆虫学捜査官シリーズも面白いですが、こちらもいいですね。
ぜひ、シリーズ化して欲しいです。
『三匹のおっさん』に「人の悪意」&「ダークな展開」&「老人の厳しい
現実」&「ドロドロな人間関係」をミックスして、かつ「救いのない
どんでん返し」も加えたような、そんなお話でした。
とは言え、ドロドロしすぎていて読むのが辛い、みたいな嫌ミスでは
ないです。程よい案配の「いや〜な気分になる」ですね。
楽しめました!
しかし、「なんか、うさんくさいよなーコイツ」と感じていた主要人物の
一人がどんでん返しに絡んでくるのですが、まさかあんな絶望的な
真相が隠されていたとは。
なのに、何故かエピローグだけはやけに爽やかな締め方で 笑
法医昆虫学捜査官シリーズも面白いですが、こちらもいいですね。
ぜひ、シリーズ化して欲しいです。
2016年7月16日に日本でレビュー済み
開発や時の流れで人の移り変わりが進み,古いお店や建物も消えていく町を舞台に,
それを憂いだ老人たちが「あの頃を取り戻す!」と,立ち上がるまではいいのですが,
やることと言えば,町の規律を乱す新参者らへの集団での陰湿な嫌がらせと追い出しで,
勧善懲悪の痛快劇などは微塵もなく,むしろ傲慢な振る舞いの数々に不快感が拭えません.
また,別方向からの思惑が入り混じり,互いに見えない相手と意図に神経を削る中,
老人たちの狂気に歯止めが掛からなくなっていく様子には軽い戦慄すら覚えるものの,
そこから大きくは広がらず,最後は駆け足で丸く収まってしまうことにも物足りなさが.
町に巣くう本当の病魔は…という,どんでん返しの真相にも意外性はありましたが,
こちらも後日談の流れで曖昧に片付けられ,驚きが消化不良のまま終わるのが残念で,
このほか,人物の役割を台詞で語らせる序盤のやり取りが少し気になってしまいました.
巻末の『解説』では,『ブラックユーモア』や『仕置き人』などと語られていますが,
とてもそうとは思えず,彼らへの嫌悪感から最後まで入り込むことができませんでした.
それを憂いだ老人たちが「あの頃を取り戻す!」と,立ち上がるまではいいのですが,
やることと言えば,町の規律を乱す新参者らへの集団での陰湿な嫌がらせと追い出しで,
勧善懲悪の痛快劇などは微塵もなく,むしろ傲慢な振る舞いの数々に不快感が拭えません.
また,別方向からの思惑が入り混じり,互いに見えない相手と意図に神経を削る中,
老人たちの狂気に歯止めが掛からなくなっていく様子には軽い戦慄すら覚えるものの,
そこから大きくは広がらず,最後は駆け足で丸く収まってしまうことにも物足りなさが.
町に巣くう本当の病魔は…という,どんでん返しの真相にも意外性はありましたが,
こちらも後日談の流れで曖昧に片付けられ,驚きが消化不良のまま終わるのが残念で,
このほか,人物の役割を台詞で語らせる序盤のやり取りが少し気になってしまいました.
巻末の『解説』では,『ブラックユーモア』や『仕置き人』などと語られていますが,
とてもそうとは思えず,彼らへの嫌悪感から最後まで入り込むことができませんでした.
2014年4月12日に日本でレビュー済み
昆虫法医学のシリーズものを書かれている著者の作品で、今回はほんわかストーリーかな、と思いましたが全く違います。
題名や表紙に惑わされますと間違います。
サスペンスフルなストーリー展開とちょっとダークな感じが好きな方にはお勧めです。
ストーリーも重層的で飽きずに読めます。
こんな集団がいたらいいな、と思ってしまうくらい行動的な老人の集まりですが、続編もあるのではと期待しています。
題名や表紙に惑わされますと間違います。
サスペンスフルなストーリー展開とちょっとダークな感じが好きな方にはお勧めです。
ストーリーも重層的で飽きずに読めます。
こんな集団がいたらいいな、と思ってしまうくらい行動的な老人の集まりですが、続編もあるのではと期待しています。