佐藤優氏の著作はどれも魅力があり、必ず新しい視点や発想を与えてくれる。賛成できるかどうかは別だが、かりに同意できない意見でもそれでも魅力があり、学ぶところがある。これは氏の洞察が本質を突くものだからだと思う。この本にも実際の政治的分析には同意できない部分もある。氏は本質的に国家主義者であり、中道保守の立場だと思われるが、自分は個人主義者で中道左派に近いからだ。しかしそれでも、(さらにいえばだからこそ)非常に学ぶところの多い著作だった。
特に自分は国家の役割をついつい過小評価してしまう無意識的な偏りを持っているのだが、そうした傾向の危険性を改めて自覚することが出来た。
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私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書) 単行本 – 2014/9/25
佐藤 優
(著)
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購入オプションとあわせ買い
外務省主任分析官として世界中から集積される情報を裁いてきた佐藤優氏。本書は、その情報分析センスを学ぶために格好の勉強術の書だ。本書は二部構成になっており、佐藤氏が日頃の情報分析の際に意識している新聞、テレビニュース、政府による公式会見等の見方、勘所の押さえ方を具体的にレクチャーした「講義篇」、国際政治の舞台で発生した出来事をオンタイムで分析した「実践篇」で展開する。世界を相手に戦うビジネスパーソンにこそ読んでほしい。
<目次>
第一章 講義篇 情報を読み解く力を身につけるために
・ビジネスパーソンが身につけるべき情報分析力とは
・官製メディア情報の「裏」にあるもの
・政府の公式サイトは「積極的な嘘」をつかない
・「仕事に必要」か、「教養の強化」か
・複数紙を読んで総合的な情報理解を
・朝日新聞に多い、官庁人事に関与する「妖怪記者」
・情報は無料で読むべきか、有料で読むべきか
・スクラップブックのすすめ
・教養を身につける「手書きのノート」
・重要なことはパソコンに保存しない
・テレビの情報と「マクルーハン理論」
・情報を歪曲させる「芥子粉」「ふくらし粉」を見抜く
・基礎教養を身につける高校生向け学習参考書
・インターネットとインテリジェンス
・「スーパースパイ」ではないCIA諜報員のノウハウ
・情報を扱う者の鉄則は「嘘をつかない」
・国際社会の変化を見通すために
・「エボラ出血熱」から何を読み解くか
・ピンチをチャンスに変える情報分析力
第二章 実践篇1「ロシア」を分析する
2年後にはいないオバマをとるか、10年先もいるプーチンか
第三章 実践篇2「日本」を分析する
日本の政治は公明党の視座で読む必要がある
第四章 実践篇3「外務省」を分析する
外務官僚個人の「出世欲」で見極める外交の成否
第五章 実践篇4「アジア・中東」を分析する
排外的ナショナリズムで見てはならない隣人たち
第六章 実践篇5「アメリカ」を分析する
「ドラえもん」を読めばアメリカが見えてくる
あとがき――「情報」とは日本国民と国家が生き残るためのもの
<目次>
第一章 講義篇 情報を読み解く力を身につけるために
・ビジネスパーソンが身につけるべき情報分析力とは
・官製メディア情報の「裏」にあるもの
・政府の公式サイトは「積極的な嘘」をつかない
・「仕事に必要」か、「教養の強化」か
・複数紙を読んで総合的な情報理解を
・朝日新聞に多い、官庁人事に関与する「妖怪記者」
・情報は無料で読むべきか、有料で読むべきか
・スクラップブックのすすめ
・教養を身につける「手書きのノート」
・重要なことはパソコンに保存しない
・テレビの情報と「マクルーハン理論」
・情報を歪曲させる「芥子粉」「ふくらし粉」を見抜く
・基礎教養を身につける高校生向け学習参考書
・インターネットとインテリジェンス
・「スーパースパイ」ではないCIA諜報員のノウハウ
・情報を扱う者の鉄則は「嘘をつかない」
・国際社会の変化を見通すために
・「エボラ出血熱」から何を読み解くか
・ピンチをチャンスに変える情報分析力
第二章 実践篇1「ロシア」を分析する
2年後にはいないオバマをとるか、10年先もいるプーチンか
第三章 実践篇2「日本」を分析する
日本の政治は公明党の視座で読む必要がある
第四章 実践篇3「外務省」を分析する
外務官僚個人の「出世欲」で見極める外交の成否
第五章 実践篇4「アジア・中東」を分析する
排外的ナショナリズムで見てはならない隣人たち
第六章 実践篇5「アメリカ」を分析する
「ドラえもん」を読めばアメリカが見えてくる
あとがき――「情報」とは日本国民と国家が生き残るためのもの
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2014/9/25
- ISBN-104198638616
- ISBN-13978-4198638610
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商品の説明
著者について
1960年、埼玉県出身。元外務省主任分析官。ノンフィクション作家。著書に「国家の罠」「自壊する帝国」「読書の技術」「外務省ハレンチ物語」「国境のインテリジェンス」「元外務省主任分析官・佐田勇の告白 小説・北方領土交渉」他多数。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2014/9/25)
- 発売日 : 2014/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 234ページ
- ISBN-10 : 4198638616
- ISBN-13 : 978-4198638610
- Amazon 売れ筋ランキング: - 553,824位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76,661位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月13日に日本でレビュー済み
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2023年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品をたくさん読んだが、泉のように湧き出る知には感嘆を禁じ得ない。
何かにせっつかれているように、書いて書いて書きまくるが、新しい境地を開いて色々な地へ向かって、または人と会って、新たな作品を残して欲しい。
何かにせっつかれているように、書いて書いて書きまくるが、新しい境地を開いて色々な地へ向かって、または人と会って、新たな作品を残して欲しい。
2017年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報分析力を養うには多すぎる情報を自分で分析しようと思わないことであり、信頼できる専門家の分析から学んでいくことが重要。専門家の分析を取捨選択するためには、英語、数学、論理学、歴史などの基礎的な教養が必要であり、そこは各人が日々着意を持って鍛えていく必要があろう。本書の後半部には最近の国際情勢を巡る著者の情報分析がなされているが、各論それぞれのトピックが興味深い内容。情報を分析した上で、何が正しくて何が正しくないか、そしてその情報によって、自分がどういった判断をすべきかという事が重要である。本書を読んで情報分析力とともに、判断力を高めるための教養アンテナをさらに鋭くしていく必要があると感じる。
2021年12月18日に日本でレビュー済み
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少し前の状況ですが、今でも参考になると思います。
逆に振り返る良い本です。
逆に振り返る良い本です。
2014年12月5日に日本でレビュー済み
著者の作品は過去何冊か読んだことがあり、独自の分析・解説はとても勉強になった。
今回その著者が、実践編を含め「情報分析」をテーマにしたのを知り購入した。
第一章は、参考にすべき一次情報や、新聞記事のスクラップの仕方等、
著者の情報分析に関する基本的な考え方とノウハウの紹介があって、参考になった。
ところが、書き下ろしはここだけで、第二章以降は、週刊誌のコラムを再編集したものだった。
確かに、北方領土交渉、沖縄の基地問題など、著者独自の視点で語られているし、
元外務省の立場でしか知り得ない裏事情も分かって面白いのだが、
元がコラムなだけに、著者の身辺事情の記載が多く、しかも特定の他者を激しく攻撃する
文体がそのまま掲載されているので、本書を初めて読んだ人間からすると非常に印象が悪い。
再編集については、あとがきに書かれていた。
今後書店で本を購入するときは、目次とあとがきをしっかり読んでから購入しようと思った。
なお、本書では多数の参考図書を紹介している。
うち以下を購入。
・ CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる J.C.カールソン氏著
・ 数学嫌いな人のための数学―数学原論 小室 直樹氏著
今回その著者が、実践編を含め「情報分析」をテーマにしたのを知り購入した。
第一章は、参考にすべき一次情報や、新聞記事のスクラップの仕方等、
著者の情報分析に関する基本的な考え方とノウハウの紹介があって、参考になった。
ところが、書き下ろしはここだけで、第二章以降は、週刊誌のコラムを再編集したものだった。
確かに、北方領土交渉、沖縄の基地問題など、著者独自の視点で語られているし、
元外務省の立場でしか知り得ない裏事情も分かって面白いのだが、
元がコラムなだけに、著者の身辺事情の記載が多く、しかも特定の他者を激しく攻撃する
文体がそのまま掲載されているので、本書を初めて読んだ人間からすると非常に印象が悪い。
再編集については、あとがきに書かれていた。
今後書店で本を購入するときは、目次とあとがきをしっかり読んでから購入しようと思った。
なお、本書では多数の参考図書を紹介している。
うち以下を購入。
・ CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる J.C.カールソン氏著
・ 数学嫌いな人のための数学―数学原論 小室 直樹氏著
2014年10月12日に日本でレビュー済み
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アサヒ芸能の連載にボリュームのある書き下ろしを加えた本。情報分析術入門というタイトルが適切だったのか、少々疑問の残る本。ただ、書き下ろしのボリュームがあるし、アサヒ芸能の連載は著者の他の文章に比べて、乱暴だったりするのでそれがちょっと新鮮といえば新鮮な感じがした。アサヒ芸能読んでいないなら、買ってもいいかなという感じ。
最後に気になったことを一つ。松井府知事の「沖縄にいくか」発言は沖縄出身の府議相手の発言であり、同席してたのが北海道出身なら北海道と言っただろうし、山梨だったら山梨と言うたぐいの話だと思う。少々噛みつきすぎではないだろか。少し心配だ。
最後に気になったことを一つ。松井府知事の「沖縄にいくか」発言は沖縄出身の府議相手の発言であり、同席してたのが北海道出身なら北海道と言っただろうし、山梨だったら山梨と言うたぐいの話だと思う。少々噛みつきすぎではないだろか。少し心配だ。
2014年10月17日に日本でレビュー済み
情報分析してるのはロシア実践編までで、あとは佐藤氏の政治信条と宗教的信念が読み取れて分析してるのか誘導してるのかわからなかった。沖縄に対しては理性が働いてないのかどうも感情的な執筆が読み取れて正常な思考が働いてるのかわからなかった。佐藤氏の著作物は、かなり参考になることもあり、人並み以上に読んでいるつもりだが人物評価の点で誤ってたり世情が逆に動いたりして少しばかりだが拭えない不信感がある。けれど国民の知らないところで外務官僚の下半身がだらしないとか日本の偏差値エリート教育は根本的に間違ってきてるんでしょうね。
2014年10月15日に日本でレビュー済み
一部書き下ろしだが、「アサヒ芸能」コラムの連載の単行本化。多少以前の著作との重複もあるが、最近のロシア・沖縄問題・北朝鮮などを著者独自のインテリジェンスの視点から鋭く解析している。
どうしても目を引くのは、誌上で喧嘩を売り買いする往年の著者の「たくましさ」が未だ生々しく健在な点である…まともな論争に至っていないのが残念だが。ナメられたままではいられない、という著者の孤独な矜持を垣間見える。
どうしても目を引くのは、誌上で喧嘩を売り買いする往年の著者の「たくましさ」が未だ生々しく健在な点である…まともな論争に至っていないのが残念だが。ナメられたままではいられない、という著者の孤独な矜持を垣間見える。