前巻から戦争を経て息子世代の話です。蘆野原の郷が閉じてしばらく経っています。
電気や科学技術が発展して“事を為す”ことへの重要性、閉じて久しい蘆野原への戻り方など時代に合わせた今後の生き方を考える内容です。
派手さはなくともこれはこれで良い話ですよ。
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猫ヲ捜ス夢: 蘆野原偲郷 (文芸書) 単行本 – 2017/10/6
小路幸也
(著)
人に災いを為すものを祓う蘆野原の一族。
大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。
正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉と蘆野原の入口を捜していた。
ある日、手がかりを求めて行った寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。
大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行!
大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。
正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉と蘆野原の入口を捜していた。
ある日、手がかりを求めて行った寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。
大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行!
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2017/10/6
- 寸法13 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-10419864490X
- ISBN-13978-4198644901
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商品の説明
著者について
北海道旭川市出身。2002年、「空を見上げる古い歌を口ずさむpulp-townfiction」により第29回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2017/10/6)
- 発売日 : 2017/10/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 419864490X
- ISBN-13 : 978-4198644901
- 寸法 : 13 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,101,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 248,774位文学・評論 (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年11月14日に日本でレビュー済み
超常能力を持った特殊な郷に住んでいた人達が故郷を探す
…は、まあ、よい。
最後の最後、「カップリングを成立させるためには、おばちゃんを娘の歳に若返らせなければ、ならない」と、大変に「理」にはそぐわぬ、けれど、とても現実的な「本音」で、「はあ?」となりました
大きな時の流れで業と定められた使命であれば、「若返る」という無理くりな手段など取らず、出会った時に丁度よい年回りになってるんじゃない?と思いました
「20代青年が40代おばちゃんと夫婦になりたくはない」。というのが「理」だろーなー
で、苦笑しました
…は、まあ、よい。
最後の最後、「カップリングを成立させるためには、おばちゃんを娘の歳に若返らせなければ、ならない」と、大変に「理」にはそぐわぬ、けれど、とても現実的な「本音」で、「はあ?」となりました
大きな時の流れで業と定められた使命であれば、「若返る」という無理くりな手段など取らず、出会った時に丁度よい年回りになってるんじゃない?と思いました
「20代青年が40代おばちゃんと夫婦になりたくはない」。というのが「理」だろーなー
で、苦笑しました
2017年11月27日に日本でレビュー済み
時代設定、不思議な一族とそのふるさと蘆野原の設定は、よかった。しかしながら、内容が薄い。
まず、人物像があまり魅力的ではないのか、共感を覚えたり、親身に感じたり、登場人物の行く末が心配になったり、という感想を一切抱かなかった。
おまじない言葉?は凝っていた(正直にいうと読むのが面倒で読み飛ばしたくらい)が、いわゆるお祓いの場面ですら登場人物の行動にあまり臨場感が感じられず、その他の部分は言わずもがな。
一番の謎、母や姉の出自や体質について、しっかり解明しないままあいまいなまま、回収されないまま終わった。
姉が運命の相手だとしても、ご都合主義に年齢操作までしてくれる蘆野原ってなんなのか。蘆野原は人知の及ばぬ超然とした存在・空間?のはずなのに、なぜ男女の年齢差のことまで既成の概念に迎合してくるのか、ちょっとこの部分はいただけない感じだった。
この内容でこの値段を払わせるなんて、強気だなと思った。
まず、人物像があまり魅力的ではないのか、共感を覚えたり、親身に感じたり、登場人物の行く末が心配になったり、という感想を一切抱かなかった。
おまじない言葉?は凝っていた(正直にいうと読むのが面倒で読み飛ばしたくらい)が、いわゆるお祓いの場面ですら登場人物の行動にあまり臨場感が感じられず、その他の部分は言わずもがな。
一番の謎、母や姉の出自や体質について、しっかり解明しないままあいまいなまま、回収されないまま終わった。
姉が運命の相手だとしても、ご都合主義に年齢操作までしてくれる蘆野原ってなんなのか。蘆野原は人知の及ばぬ超然とした存在・空間?のはずなのに、なぜ男女の年齢差のことまで既成の概念に迎合してくるのか、ちょっとこの部分はいただけない感じだった。
この内容でこの値段を払わせるなんて、強気だなと思った。