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人間臨終図巻 1 (徳間文庫 や 4-4) 文庫 – 2001/3/1

4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 525ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 419891477X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4198914776
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

著者について

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山田 風太郎
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1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒業。47年、「宝石」新人募集に応募した「達磨峠の事件」がデビュー作。48年「眼中の悪魔」で第2回探偵作家 クラブ賞短編賞を受賞。その後「甲賀忍法帖」を始めとした忍法帖シリーズなどを精力的に発表した。2000年、日本ミステリー文学大賞受賞。01年7月死 去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 八犬傳 下(新装版)  (ISBN-13: 978-4331614044)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなにコンパクトで、死と生を考えさせられる本はない!
2010年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最晩年と死の様態に特化しているとはいえ要は一種の人名事典なので、取り上げられている人物をよく知らないまま1ページ目から順に読んでいっても退屈するに決まっていますが、気になる人物の項目をちょいちょいと拾い読みしていけばやはりそれなりに面白いものです。自然は芸術を模倣すると言ったのはワイルドですが、見巧者がこんなふうに切り取るだけでたくまずとも文学を現出させることはできるのですね。しかも人の死にまつわるエピソードをこれだけ続けて見せつけられると、次第になにか粛然とさせられる思いがしてきます。ときとして満腔の憤怒を、皮肉を、侮蔑を、諧謔を込めながら、簡潔ゆえに抑制が効いて見える筆致もいいですね。通説中心で引用も少なくない点は、考えてみればウィキペディアのスタイルに似ていなくもありません。
第III巻の最後に五十音順の人名索引があって便利なので、やはり全巻まとめて買うのがよいでしょう。
それにしてもこの人はつくづく世間と人間が好きな人だと思いますね。劇団ひとりも言ってます。「否定を3回続けると肯定になるんですよ。(相手に、私のこと好き? と言わせておいて)
『好きじゃない、好きじゃないよ。…好きじゃない』」
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年10月23日に日本でレビュー済み
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コメントは人間臨終図巻Ⅱと同じです。よろしくご参照ください。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
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一応、全部読みましたから、それなりに面白かったのだと思います。死ぬ話ばかりなので、気分がめいってきますが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月13日に日本でレビュー済み
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それほど期待していなかっただけに、驚きました、内容の素晴らしさに、響く言葉に、山田風太郎の見識(っていうか、立位置)の見事さに。
もう少し生かしておきたかった人として大杉栄を始め何人か出て来ますが、そういう山田のコメントを含め、ただ死んだ年齢毎に有名人を並べたのとは全く違う内容がある。山田で無ければ絶対に書けなかった本ですね。読んでいる内に余りに共感するところ頻りとなり、自分自身が山田風太郎になっちゃったんじゃないかと思った程です。短い一つ一つの人の死の話が、鮮烈にその個々の死の背景(生き方の背景を)を写す。
是非、多くの人が読むべきと言って良い本だと思います。(僕は日経日曜版の林望の薦めで手に取ったけど、もう少し推されても良い本ですよね)
僕の中ではベスト5には入る本となりました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月16日に日本でレビュー済み
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購入して、読んでみましたが、其々の人物が短い文章で的確に人生を終えていて人間の一生について考えさせられます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年12月28日に日本でレビュー済み
NHKの番組で紹介されたいたので、図書館から借りて読んでみた。人の死に様は総じて醜い。特に、医学で延命されるので、不自然な死に方をする。例え、どんな有名人でも偉人でもほとんどが病魔に冒され、病室で死んでいく。体と心が購う以上に、醜く死んでいくのは、もともと生きたいという欲が強いためなのか?

人間が猿から進化していく過程で、サルと人類の分岐点で欲が強かった種が人間への進化の道へ踏み入ったと思う。死ぬときに購い、そして醜く死んでいくのは、我々の生きたいという欲の反作用ではないか、と思えてしまう。

欲望こそが進化のエネルギーであり、我々の進歩の源にでもあるかと思うが、その欲が我々の生活環境の変え、地上に人為的な破壊をもたらしていることを考えると、その欲を個体として断ち切らされる死は、我々の欲の終着点であり、存在こそが破壊である我々の個体数の減少は喜ぶべきものなのか。

私はどんな死に方をするのであろうか、不自由な体となり病床について、痛みと死の恐怖に耐えながら、私はどんなに見苦しく死ぬのか、私の死を誰が見守るのか、打ち捨てるのか、誰かが人生の勝負のときは命燃え尽きるときと言ったのを思い出すが、私はその勝負ははなから降りていると感じている。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月20日に日本でレビュー済み
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山田風太郎というと、「伊賀忍法帖」「魔界転生」など角川映画による荒唐無稽な時代劇アクションの原作者という固定イメージで中高生時代を育った私は、本書と出会って全くその見方が激変した作家であることに間違いない。本書は3部構成で15歳から121歳まで、歴史上の武将や有名人などが死亡年齢順に並んでおり、それぞれの死に際が淡々と綴られているだけの本である。これがなぜインパクトがあるのかというと、やはり40歳を過ぎて自分が人生の半分を終わった時に、自分の年齢の人物に自分自身を照らし合わせて、人生を考えさせられるからなのだろう。知っている人物、知らない人物多々入り混じっているが、新年を迎える前にじっくり読むべき良書である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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