もとネタは真偽は置いといてキリストの墓が東北に、古くから伝わる村の歌に古代ヘブライ語の歌詞があるなどユダヤ人が来ていたという今では広く知られた説。当時としては斬新だったのかな?
アメリカの教授が書いた人間としてのイエスと彼にまつわる人々に焦点を当てたイエスの王朝と言う本を読んだあとに読んだので、前者を書いた著者が同書の中でトンデモ説としてちらっと書いた説がこの本のネタになっており、彼なら笑うだろうなと思いながら読んだ。
ただこの本の中で取り上げられている説には私的には無理があるところも否めないが筋がまぁまぁ通っていて納得できるところもあった。というかもしそうならロマンを感じるな~と。
殺人事件を題材にしてはいるが、殺人事件としての小説というよりはキリストが日本に来ていた説を書きたいがために創られた話のような気がする。犯人もあっさり自白して事件が解決するので。
あとは新約聖書なりキリスト教に関する一般常識を読んでおくと理解が深まります。むしろ知らないと?だと思う。かなりのページを割いて著者は説明しているので。私もこの本を読む前にイエスの王朝を読んでおいたおかげで話についていけた。
殺人事件としてはイマイチ、キリストに関するトンデモ説としては楽しめたと思うので☆3つにした。
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イエス・キリストの謎 新装版 (徳間文庫 さ 2-143) 文庫 – 2006/10/1
斎藤 栄
(著)
<象>という謎の言葉を残して男が消えた。そして伊豆の別荘では全裸の美人が十字架にかけられて死んでいた。謎は現代日本から、古代ユダヤへと遡っていき……。
古来よりキリスト伝説の囁かれる東北の地を舞台に著者が挑む、異色の本格ミステリー!
古来よりキリスト伝説の囁かれる東北の地を舞台に著者が挑む、異色の本格ミステリー!
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2006/10/1
- ISBN-104198924961
- ISBN-13978-4198924966
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4198924961
- ISBN-13 : 978-4198924966
- カスタマーレビュー:
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