結末のどんでん返し。
びっくりしました。
他の読者の方はどうだったかわかりませんが、
僕にはわからなかったです。

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こわれもの (徳間文庫) 文庫 – 2013/5/2
浦賀 和宏
(著)
売れっ子マンガ家、陣内龍二の婚約者・里美が交通事故で死んだ。ショックのあまり、陣内は、自作のヒロインを作中で殺してしまう。たちまちファンからの抗議が殺到。その中に里美の死を予知した手紙があった。
日付は事故の数日前。手紙の差出し人を訪ねると、神崎美佐という48歳の落着いた女性だった。部屋には作中のキャラクターが飾られ、熱心なファンであることを示している。何故、神崎は里美の死を予知できたのか? 迷宮的ミステリー。
日付は事故の数日前。手紙の差出し人を訪ねると、神崎美佐という48歳の落着いた女性だった。部屋には作中のキャラクターが飾られ、熱心なファンであることを示している。何故、神崎は里美の死を予知できたのか? 迷宮的ミステリー。
- 本の長さ375ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2013/5/2
- ISBN-104198936862
- ISBN-13978-4198936860
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2013/5/2)
- 発売日 : 2013/5/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 375ページ
- ISBN-10 : 4198936862
- ISBN-13 : 978-4198936860
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,284,264位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,866位徳間文庫
- - 6,414位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月20日に日本でレビュー済み
予言というのがキーポイントの漫画家をめぐる物語。予言が実現されていって、いったい最後はどうなるのかという関心で引っ張っていく。最後のどんでん返しは、うーんちょっと弱いなあ。もう少し驚かせてほしかった。星3つは甘いかも。
2014年2月11日に日本でレビュー済み
人の死は物語のように劇的に訪れるとは限らない。
だけど誰かの悪意によってもたらされる死は驚くような演出をすることも一切の起伏のない平凡なものに仕立て上げることもできる。
この小説からはそんなことを感じられた。
本作は、人気漫画家である主人公の陣内龍二が恋人の突然の事故死にショックを受けるあまり、連載作品スニヴィライゼイションでヒロインのハルシオンを突然かつ平凡に死なせてしまう、というシーンから始まる。
自身がハルシオンを日本で最も理解していると心酔する熱狂的なファンの三橋。
ハルシオンの死に反対して辞めていくアシスタント陣の中にあって、漫画への想いから仕事を続ける細野。
物語のキーパーソンである、”人の死を予知する能力”を持つ神崎。
3者が内に秘める、ある種の歪んだ感情が終盤で一気に爆発する展開は確かに”立ち読み現厳禁!”というオビの謳い文句に匹敵するものだった。文体が軽快であるのも読みやすさの重要なポイントになっているとは思う。
特に神崎が持つ能力の正体は恐ろしく単純かつ明快な回答が用意されている。ただしそれを実現するにはどれほどの勇気と狂気が必要なのかは計り知れない。
ある人物の死がこれほどまでに人の狂気を駆り立てるのか、ということを考えさせられる作品だった。
だけど誰かの悪意によってもたらされる死は驚くような演出をすることも一切の起伏のない平凡なものに仕立て上げることもできる。
この小説からはそんなことを感じられた。
本作は、人気漫画家である主人公の陣内龍二が恋人の突然の事故死にショックを受けるあまり、連載作品スニヴィライゼイションでヒロインのハルシオンを突然かつ平凡に死なせてしまう、というシーンから始まる。
自身がハルシオンを日本で最も理解していると心酔する熱狂的なファンの三橋。
ハルシオンの死に反対して辞めていくアシスタント陣の中にあって、漫画への想いから仕事を続ける細野。
物語のキーパーソンである、”人の死を予知する能力”を持つ神崎。
3者が内に秘める、ある種の歪んだ感情が終盤で一気に爆発する展開は確かに”立ち読み現厳禁!”というオビの謳い文句に匹敵するものだった。文体が軽快であるのも読みやすさの重要なポイントになっているとは思う。
特に神崎が持つ能力の正体は恐ろしく単純かつ明快な回答が用意されている。ただしそれを実現するにはどれほどの勇気と狂気が必要なのかは計り知れない。
ある人物の死がこれほどまでに人の狂気を駆り立てるのか、ということを考えさせられる作品だった。
2022年2月3日に日本でレビュー済み
表紙の絵がキレイなので、惹かれて読んでみました。作品はテンポも良くて、登場人物も少なくて、名前が覚えるのが苦手な僕からしたら読みやすかったです。
ストーリー性も最初はバラバラのピースがそこでつながってくるのかというのがうまく書かれています。また、いろんな伏線が回収されているのは見事です。
そして、最後の予想を裏切るような展開も面白さを増幅されました。お勧めの本です。
ストーリー性も最初はバラバラのピースがそこでつながってくるのかというのがうまく書かれています。また、いろんな伏線が回収されているのは見事です。
そして、最後の予想を裏切るような展開も面白さを増幅されました。お勧めの本です。
2005年10月2日に日本でレビュー済み
やっぱり安藤シリーズをお勧め。
暗く陰鬱。はいいんだけどな。
最後のほうの犯人のとこだけはちょっぴりよかったです。
暗く陰鬱。はいいんだけどな。
最後のほうの犯人のとこだけはちょっぴりよかったです。
2015年3月28日に日本でレビュー済み
書店の目立つ場所で何度も目にしたので手にとりました。
色々なことを考えながら読みましたが、最後までだまされっぱなしでした。
怖くて、怖くて、でも最後には希望がないわけでもなくて。
どうにかならなかったんだろうかと考えてしまうということは、きっとすごくひきこまれたということなのかなと思いました。
作者の別の本も読んでみようと思います。
色々なことを考えながら読みましたが、最後までだまされっぱなしでした。
怖くて、怖くて、でも最後には希望がないわけでもなくて。
どうにかならなかったんだろうかと考えてしまうということは、きっとすごくひきこまれたということなのかなと思いました。
作者の別の本も読んでみようと思います。
2002年5月6日に日本でレビュー済み
全体的に暗く、救いのない、だなぁと思って読み進みました。「ハラハラ、ドキドキ」も少ないし、トリックが気にる、という訳でもない。しかし、最後に救いがありました。
ミステリを読んでいると、ついつい、最後のページが気になります。しかし、この本に関しては、やめた方が良いです。救われませんぞ。
また、この本は、謎を楽しむミステリというより、この筆者の思う世界とか時間とかを楽しむ本であるような気がします。
ミステリを読んでいると、ついつい、最後のページが気になります。しかし、この本に関しては、やめた方が良いです。救われませんぞ。
また、この本は、謎を楽しむミステリというより、この筆者の思う世界とか時間とかを楽しむ本であるような気がします。