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上田秀人

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日輪にあらず軍師黒田官兵衛 (徳間文庫う 9-32) 文庫 – 2013/11/1

上田秀人 (著)

20

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仕えていた小寺政職を見限り、織田信長の寵臣・羽柴秀吉についた黒田官兵衛。天下統一の宿願を信長に託す。だが、本能寺の変が勃発。秀吉は涙を流し、茫然自失。そこに官兵衛がささやきかけた。「ご運の開け給うときでござる。よくなされたまえ」。――秀吉を覇に導き、秀吉から最も怖れられた智将。その知られざる野心と悲哀を描く、著者渾身の戦国時代絵巻!

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本の長さ

509ページ
言語

日本語
出版社

徳間書店
発売日

2013/11/1
ISBN-10

4198937591
ISBN-13

978-4198937591
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商品の説明

著者について

1956年大阪生まれ、大阪歯科大学卒業。現在、大阪府にて歯科医院を開業。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に『孤闘立花宗茂』で中山義秀文学賞を受賞。日本推理作家協会会員、日本文芸家協会会員。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2013/11/1)
発売日 ‏ : ‎ 2013/11/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 509ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4198937591
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4198937591

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上田秀人

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巡礼の旅人

良かった❗

2021年1月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

おもしろかったです、。

2014年1月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

少年時代とか、家老にまでの半生は抜きにして織田信長との対面とか場面とかから始まる時代劇
竹中半兵衛の死亡後の活躍、石田三成の官僚達との確執、タイトル通り「日輪とも言える織田信長」との
対面によりその他の武将に対しての観察をしつつ、己の九州統一を目指すも徳川家康に見破られても
黒田家の領地を隠居により、命と大大名と成した物語である
義経がチビで出っ歯であったが、俳優が美男で演じると美男と錯覚されるように、今回もテレビで
放映されると、頭部の髪の毛が半分以上喪失して、足腰の不自由で普段は杖使用で輿利用しているとかは
文書には記載されているが、美男として伝えられるかも知れない
幕末まで目薬屋と呼ばれた理由は記載されていない

2014年3月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

黒田官兵衛はいろいろな扱いがされている有名な人ですが、この本も優秀でいい人として描かれています。
本当に優秀で立派な人だったのでしょう。
葉室麟さんのもよかったですが、こちらのほうが力強く描かれていると思います。

2014年3月2日に日本でレビュー済み

　黒田官兵衛の生き方というか、目指した生き方は、老子の「上善水の如し」のようなものだったのでしょうね。
　「上善水の如し」とは、「最高の善は水のようなものである。万物に利益をあたえながらも、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという水の性質を、最高の善のたとえとしたことば」ですが、官兵衛は、黒田の家を守るためには、そうせざるを得なかったのでしょう。　
　ＮＨＫ大河ドラマ「軍師官兵衛」を今のところ欠かさず観ている私には、今後の展開の予習としては大変勉強になりました。
　でも、本作は、史実を淡々と記述しているだけのように感じられ、官兵衛の心の動きに深く切り込んでいないので、面白みに欠けました。
　信長を評して、「強すぎる光は、同時に濃い影もつくる」という一文が妙に心に残りました。
　「信長、秀吉、家康」。
　官兵衛同様、私も信長に一番心惹かれます。

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役に立った

珈琲はキリマンジャロ

黒田官兵衛を描いた小説です

2020年8月4日に日本でレビュー済み

本書は、長篠の戦で信長が武田を破ったことを知った官兵衛が、
主・小寺政職を説き伏せて秀吉に会い、信長に拝謁した話から始まり、
関ヶ原の戦いに乗じて九州を席巻しようとした夢が破れて終わります。
有岡城に囚われた官兵衛の様子や戦の詳細などは描かれず、官兵衛の心情を中心に描いています。
１つ気になった点は、官兵衛に側室がいて、側室との間に男児を設けていた点です。
この件については詳しく語らず、男子のその後にも触れていませんでしたが、気になりました。

2014年1月15日に日本でレビュー済み

非情に大雑把な筋書きで時代考証等は実際と異なる部分もある。
官兵衛の正室の名が何故か「奈美」である。「光（てるorみつ）」が正しいと思います。
秀吉が天下人となり、子が出来たことで、秀吉自身が変わってしまったことが官兵衛を遠ざけた理由として描いてあります。
戦国時代は兜首を幾つあげたかが評価の対象であり、作戦参謀長である軍師の評価は低かったと思います。
そういった意味では中津１８万石という九州に領地を秀吉が与えたのは破格の待遇であったのではないかと思います。
また、石田三成等の文官から見れば黒田官兵衛などは疎ましい存在であったと思いますので、
出来るだけ都から遠い場所へという力もあったのでしょう。

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