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似非遍路: 高瀬川女船歌九 (徳間文庫 さ 11-70 徳間時代小説文庫) 文庫 – 2017/1/7
澤田ふじ子
(著)
わけあって武士を捨て、高瀬川界隈で評判の居酒屋「尾張屋」の主となった宗因は、かつての朋輩を尋ねて淀に出かけた。その帰途見かけた、田圃を耕す初老の男が、四国遍路に出かけたはずの塩問屋の主であることに気付き問いただすことに…。主が語り始めた予想外のいきさつは…!? 高瀬川に集う市井の人々の哀歓を描いて深い感動を呼ぶ珠玉の時代連作集!
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2017/1/7
- ISBN-10419894184X
- ISBN-13978-4198941840
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商品の説明
著者について
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2017/1/7)
- 発売日 : 2017/1/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 374ページ
- ISBN-10 : 419894184X
- ISBN-13 : 978-4198941840
- Amazon 売れ筋ランキング: - 217,200位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 957位徳間文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつのまにか、次号の出るのを毎回楽しみにするようになり、寝る前に寝床に持ち込み30分の読書を楽しみにして、丁度一話くらいが適当な長さで、作者の一連のものも好きなのだが・・・・・。早くも十号が待ち遠しい。
2019年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重たくなくさらっと読める時代小説、気分転換にもお薦めの一冊。京言葉も楽しみです。
2017年2月12日に日本でレビュー済み
これが、高瀬川シリーズの最新作のようです。この第九巻のタイトルにもなっている「似非遍路」というのがなかなか面白い作品です。ちょっとした京都郊外での何気ない光景から「異常」を知覚するのは、主人公のいつもの強みですが、ここでは、スーパーマン的な能力にそれが還元されてしまい大上段へ向かうといういつもの安直ともいうべき手法は取られません。あくまでも緻密な論理にそれが依拠しているのです。その謎解きは年月を越え過去にさかのぼり、そこにこの時代と商人の歴史的な拘束を位置付け、それに対して人間の自然な感情を対置させるわけです。とはいいながらも一方ではできるだけ波風を避けるために取られたのが「似非遍路」というアイディアなのです。最後の落としどころもうまくはまっています。と、ここまでべたほめしましたが、これはもしかすると作品を語っているようでもしかしたら自分を買っているのかもしれません!!!