自分よりずっと大人な壱勇に憧れ、いつか隣に並びたいと映画作成に打ち込む宝。でも、12歳という年齢差はあまりにも大きすぎて、どんどん負の方向にはまっていき、悩み、焦り、それでもあきらめずスランプを脱する宝の様子がしっかりと描写されています。
攻めの壱勇は、大人だけど愛嬌があって魅力たっぷりです。ただ、先回りして宝のために動いてしまうところがあって、それがうれしいサプライズにもなり、宝を不安にもさせてしまいます。
ＢＬ要素が満載という作品ではないので、それを期待する方にはおすすめできません。が、ミニシアターという独特の雰囲気と、夢にむかってあがく宝や、年齢さゆえお互いの思いがすれ違うところなど魅力満載でした。
明森びびかさんのイラストもとてもあっていましたよ。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
