怪盗というのはお話のエッセンス程度で、タイトルから受けるエンターテイメント的な雰囲気はありません。
その辺を期待して読むとあれっと思うかもしれませんが、自分はタイトルとあらずじをあまり気にせずに読んだので、お話として違和感はありませんでした。
そういう意味ではこのタイトルとあらすじから受けるイメージはちょっとずれているのかもしれないなぁと思いましたが…。
過去受けた裏切りのために望んだ道に進めず、自暴自棄になりかかっている光彦。
身体を使って(といっても抱かれてはいない)チンピラから情報を得、三流紙のルポライターとして生計を建てています。
ただ、心の中ではそんな自分を諦めきれたわけではなく、時に親友に甘えながら(八つ当たり)もがいていたりする。
対して、光彦の窮地を救う形で現れた藤原は、大富豪の御曹司で著名なプロファイラーという素性の中に何かを隠し持っています。
どこに興味を惹かれたのか判然としないまま二面性のある藤原を追いかけていくうちに、情報交換の名目で身体を要求されて…。
光彦視点で話が進むので、藤原が中々つかめなかったのですが、最後の方で光彦と藤原が互いの中にある共通点を感じて、惹かれ合っていくのがすんなり入ってきて楽しく読めました。
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怪盗は闇を駆ける (キャラ文庫 し 3-11) 文庫 – 2007/7/25
- 本の長さ215ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2007/7/25
- ISBN-104199004467
- ISBN-13978-4199004469
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2007/7/25)
- 発売日 : 2007/7/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 215ページ
- ISBN-10 : 4199004467
- ISBN-13 : 978-4199004469
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,880,349位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,153位ボーイズラブノベルス (本)
- - 310,044位文庫
- - 437,836位文学・評論 (本)
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著者について
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12月20日生。東京都出身・在住 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『罪な約束 (幻冬舎ルチル文庫)』(ISBN-10:4344820797) が刊行された当時に掲載されていたものです)
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