オフィスビルのデザインを合同で手掛けることになった二つの会社。
それぞれに属するデザイナー二人がバリバリ働いてます。
建築業界のことがよく説明されていて、その世界を垣間見るのも面白いです。
豪胆で大胆な攻×冷たい優等生タイプという、結構好きなパターン。
加えて、新興の中小デザイン会社社員×大手建設会社社員
という下剋上的な関係にも萌えます。
実際、仕事では当初受のほうが立場が上だったんですけどね、後々変化します。
受が相手の能力を認め、だんだん受け入れていく過程が
すっごく良かったんですけど、残念なのは後半、受が自分の
恋心に気づきうじうじ乙女はいっちゃったところ。
こういうのは読者の好みの問題ですが、自分としては
あのまま冷徹でいてくれて、攻に押し切られるほうがよかったような、、、、。
ありきたりなパターンではありますけど。
それにしても秀さんは男性の手がお好きなんでしょうか。
『艶めく指先』に続いて今作でも手が関係する場面があります。
手を握るだけなのに、なんでこんなに色っぽく描写できるんでしょうか、お見事!
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なぜ彼らは恋をしたか (キャラ文庫 し 2-19) 文庫 – 2010/5/27
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購入オプションとあわせ買い
建設会社の若きチーフ・デザイナーの緒方。次の仕事は新興のライバル会社と合同の新ビル計画だ。会社の格と己の才能、当然リードするのは私だ-けれど相手方のデザイナー・堂島は、骨太な容貌に、繊細で確かな才能の持ち主。見せられた第一案に早くも打ちのめされる。「誰よりあなたに認めてほしいんだ」素直に意見を求める堂島に強い羨望と嫉妬を覚えつつ、緒方はその存在を無視できなくて!?
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/5/27
- ISBN-104199005706
- ISBN-13978-4199005701
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/5/27)
- 発売日 : 2010/5/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 253ページ
- ISBN-10 : 4199005706
- ISBN-13 : 978-4199005701
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,415,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 259,105位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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11月8日生まれ。埼玉県出身・東京都在住 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『闇を抱いて眠れ』(ISBN-10:4199005919) が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月10日に日本でレビュー済み
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秀先生のビジネスが絡むお話は大好きで、細かな描写もさることながら、主人公が仕事に挑む姿勢もいつも楽しんで読んでいます。
今回も、建築会社の仕事に関して馴染みのない分野ながらも、ち密な描写にとても引き込まれましたが、カプの魅力は他の作品に比べて私的にはイマイチでした。
天才肌で料理もうまいし家柄もいい大型犬タイプの攻め×ツンデレ美人受け、ですが、ともかく攻めのキャラのうざさが鼻につきます。何の悩みも弱点もなくてただ受けを追いかけまわしているだけで、『他人同士』の暁みたいな成長していくような人間的な魅力に欠けます。
受けもまたそんな攻めをうざく思いながら才能に嫉妬するわけですが、タイトルにある『なぜ彼らは恋をしたか』の恋した理由がまったく響いてきません。攻めは受けのことが最初から好きだった、受けも気付いたら攻めが好きだった、って、えええ、と思わず心の中で突っ込みを入れたほど。受けもゲイでないのならもう少し思い悩む描写とかあっても良かったような。
エロの描写はいつも通りねっとりとしていてよかったです。
今回も、建築会社の仕事に関して馴染みのない分野ながらも、ち密な描写にとても引き込まれましたが、カプの魅力は他の作品に比べて私的にはイマイチでした。
天才肌で料理もうまいし家柄もいい大型犬タイプの攻め×ツンデレ美人受け、ですが、ともかく攻めのキャラのうざさが鼻につきます。何の悩みも弱点もなくてただ受けを追いかけまわしているだけで、『他人同士』の暁みたいな成長していくような人間的な魅力に欠けます。
受けもまたそんな攻めをうざく思いながら才能に嫉妬するわけですが、タイトルにある『なぜ彼らは恋をしたか』の恋した理由がまったく響いてきません。攻めは受けのことが最初から好きだった、受けも気付いたら攻めが好きだった、って、えええ、と思わず心の中で突っ込みを入れたほど。受けもゲイでないのならもう少し思い悩む描写とかあっても良かったような。
エロの描写はいつも通りねっとりとしていてよかったです。
2010年6月2日に日本でレビュー済み
秀さんのお仕事ものは大好きです、上手く恋愛と絡めてあるし。
ただ、今回あまり私にはピンときませんでした。
仕事面はさすがともいうくらいよくまとめられていて、のめり込めるのですがいざ恋愛面というと、いまいち乗り切れませんでした。
ライバル同士、どうしても反発せざるをえない立場の受け。受けより格下の会社に勤めながらも受けの事を尊敬してわかりあいたいと思う攻め。
二人の距離をつめる為に攻めは色々頑張りますが、受けは立場もある事ながら、堅物で恋愛もした事がなく、ノーマルな為に攻めの頑張りを受け止められないまま、後半までもつれこみます。
確かにそんだけ距離のある二人なら仕方無い事ですが・・・
もどかしい。
そんだけ待ちに待って甘くなれるわけでもないライバル同士(二人からしたら甘いのかもしれませんが)。
お互いが好きになる理由が理解しづらいし。
色々表現は記されてはいるのですが、心には響いてこなかったです。
ただ、秀さんらしさが文面にあふれてはいるので、そういう部分では楽しめました。
ただ、今回あまり私にはピンときませんでした。
仕事面はさすがともいうくらいよくまとめられていて、のめり込めるのですがいざ恋愛面というと、いまいち乗り切れませんでした。
ライバル同士、どうしても反発せざるをえない立場の受け。受けより格下の会社に勤めながらも受けの事を尊敬してわかりあいたいと思う攻め。
二人の距離をつめる為に攻めは色々頑張りますが、受けは立場もある事ながら、堅物で恋愛もした事がなく、ノーマルな為に攻めの頑張りを受け止められないまま、後半までもつれこみます。
確かにそんだけ距離のある二人なら仕方無い事ですが・・・
もどかしい。
そんだけ待ちに待って甘くなれるわけでもないライバル同士(二人からしたら甘いのかもしれませんが)。
お互いが好きになる理由が理解しづらいし。
色々表現は記されてはいるのですが、心には響いてこなかったです。
ただ、秀さんらしさが文面にあふれてはいるので、そういう部分では楽しめました。