すっごくびみょ〜な話でした。つまらないって意味で。
大学時代に付き合いのあった二人が、まだ大人になって出逢う。受には長年の恋人らしきのがいて、いろいろ悩む……ってな筋書きですが、まず受も攻もその恋人もいったいどういう人物なのかがさっぱり掴めない。
大学時代は遊び人ぽかった受。誰からもモテていた攻。
なのに大人になったら受は真面目な印象で、攻は遊んでいそうな印象がある。
再会して攻側は最初からガンガン押してくるけれど、その理由が「昔から好きで忘れられなかった」ではどことなく納得のいかない猛烈ぶり。
それに対して受はウジウジと一人悩み、でもって恋人は恋人で大切にしていたりもする。
主役二人がどうしたいのか、どういう人間なのかがさっぱり掴めず、したがって感情移入が出来ない。
結局過去にちょこっとゲイ同士の事件?らしきものがあったことがわかり、攻が突然大学を辞めて留学してしまった理由が判明するのですが、それとて「だから?」と訊き返したくなるようなしょぼい内容。
切羽詰まった感が全く伝わってこない。
じゃあエロさが凄いかというと、ふゆの作品にしてはそこまででもない。
全体的になにもかもが中途半端、思いつきっぽい感じがして、新しく買って読んだことをもったいないとすら思ってしまった。
ふゆの作品、好きな作品沢山あるのですが、今回はハズレでした。
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忘れられない唇 (キャラ文庫) 文庫 – 2010/8/27
男が好きだということが認められず、自分から別れを選んだ苦い恋──。 大学時代の恋人への想いを、ずっと引きずっていた商社マンの小椋。 ところが新規プロジェクトの顔合わせで、その元恋人・曽根と再会!! 衝動のままに身体を赦してしまうが、小椋には穏やかで優しい年下の 恋人・山科がいて……!?
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/8/27
- ISBN-104199005854
- ISBN-13978-4199005855
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/8/27)
- 発売日 : 2010/8/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 245ページ
- ISBN-10 : 4199005854
- ISBN-13 : 978-4199005855
- カスタマーレビュー:
著者について
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10月10日生まれ。1993年「冷たい瞳のプリンス」でデビュー。東京都下在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『あなたの嘘と恋の真実(ホント)』(ISBN-10:4862638082)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月21日に日本でレビュー済み
2010年8月28日に日本でレビュー済み
10年目のオトナの男たちの再会愛、おまけに報われない10年越しの片恋付き。
それなりにデキる社会人10年目の小椋は、学生時代にひととき付き合って別れた曽根とプロジェクトチームで再会。
やけぼっくいに火がつくとはこのことか!というくらいカラダは流されて素敵な夜を過ごすものの。
実は小椋には半同棲中の山科という年下の情人がいる。
小椋はずっと曽根のことを引きずっていて、誰も愛せない、山科のことも愛せないからと何度も別れを切り出していた。
小椋に愛されなくてもいい、そばにいたいだけ、とすがる山科はけなげでよかった。
山科は才能ある工芸デザイナーでかなりいい男なので「もと鬼になってふってやれよ!」と小椋のずるさが鼻についた。
小椋の一人称で話が進むので、小椋に感情移入できないのはつらかった。
終始淡々としているので、山科が曽根と話したことで
「なんだよ!タチだっていうから!あいつには抱かれてたのかよ!」みたいに逆上したシーンだけがやたら印象的。
しっかし淡々としすぎじゃないかなあ・・・途中、榊花月作品読んでる気分になった。
片思いがよ〜っぽど好物でなければ、あまりお薦めできないかも。好きだった作家さんだけに。
それなりにデキる社会人10年目の小椋は、学生時代にひととき付き合って別れた曽根とプロジェクトチームで再会。
やけぼっくいに火がつくとはこのことか!というくらいカラダは流されて素敵な夜を過ごすものの。
実は小椋には半同棲中の山科という年下の情人がいる。
小椋はずっと曽根のことを引きずっていて、誰も愛せない、山科のことも愛せないからと何度も別れを切り出していた。
小椋に愛されなくてもいい、そばにいたいだけ、とすがる山科はけなげでよかった。
山科は才能ある工芸デザイナーでかなりいい男なので「もと鬼になってふってやれよ!」と小椋のずるさが鼻についた。
小椋の一人称で話が進むので、小椋に感情移入できないのはつらかった。
終始淡々としているので、山科が曽根と話したことで
「なんだよ!タチだっていうから!あいつには抱かれてたのかよ!」みたいに逆上したシーンだけがやたら印象的。
しっかし淡々としすぎじゃないかなあ・・・途中、榊花月作品読んでる気分になった。
片思いがよ〜っぽど好物でなければ、あまりお薦めできないかも。好きだった作家さんだけに。