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錬金術師と不肖の弟子 (キャラ文庫) 文庫 – 2016/5/28
杉原 理生
(著)
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「おまえには<黄金の力>がある」--幼い頃の記憶が無く、田舎で老錬金術師エレズに育てられたリクト。
ある日、師匠の命で王都に上京し、錬金術師・アダルバートに弟子入り志願をすることに!! ところが、ギルドにも属さない変わり者のアダルバートに「俺は弟子を取らない主義だ」とすげなく断られ…!?
世間知らずの見習い弟子が、秘められた才能の扉を開く異世界ファンタジー!!
ある日、師匠の命で王都に上京し、錬金術師・アダルバートに弟子入り志願をすることに!! ところが、ギルドにも属さない変わり者のアダルバートに「俺は弟子を取らない主義だ」とすげなく断られ…!?
世間知らずの見習い弟子が、秘められた才能の扉を開く異世界ファンタジー!!
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2016/5/28
- 寸法10.7 x 1.6 x 14.9 cm
- ISBN-104199008365
- ISBN-13978-4199008368
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商品の説明
出版社からのコメント
美貌の錬金術師×別の世界の記憶を持つ青年の、異世界ファンタジー! !
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2016/5/28)
- 発売日 : 2016/5/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 345ページ
- ISBN-10 : 4199008365
- ISBN-13 : 978-4199008368
- 寸法 : 10.7 x 1.6 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 355,620位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,364位ボーイズラブノベルス (本)
- - 81,754位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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2021年2月、王都の外れの錬金術師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~(カドカワBOOKS)にてデビュー。優しい世界観のファンタジー小説を主に執筆している。
BL作家。のんびりまったり執筆してます。
「小説ビーボーイ」(旧ビブロス)の新人賞受賞作「星の国から」でデビュー。「chara文庫(徳間書店)」「ルチル文庫(幻冬舎コミックス)」「shyノベルス(大洋図書)」などで執筆。
**同人誌の電子書籍もkindleで販売中です**
活動情報の詳細はこちらへ↓
【twitter】@rio_sugihara
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うーん、面白かった。錬金術師に竜に、竜との契約に魂の器、権力争いなどなど。主人公は異なる3つの記憶をそれぞれ断片的に持っていて、盛りだくさんなのに最後にカチリとピースがはまった感じ。すごい。ただしエロ要素少なめですが、愛情が伝わってきます。
2020年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
挿絵が無かったのが残念すぎます(泣)
2023年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何やらミステリアスなyoco先生の絵に惹かれて読んでみることにしました。少々主人公リクトの会話が妙な感じでコミカルな雰囲気もあるのですが、ミステリータッチ。10歳以前の記憶がない主人公のリクトですが、何かを暗示する悪夢を見たりします。
リクトの最初の師匠エレズ何か秘密を知っている様子。エレズは事情により、リクト新たな師匠アダルバートの弟子になることに。このアダルバートもリクトと同じく記憶がない時間があります。彼らに共通する手掛かり?はエリオット王子。
この秘密がとても哀しくて切ないです。他の方のレビューにもありましたが、この秘密の鍵、薄幸のエリオッㇳ王子。王子とリクトの関係は最後に明らかになります。それはエリオット王子の意思でもあるようですが、はたしてエリオット王子がそれで幸せになれたのかは薄っすらとしていて、「そうだよねー」と勝手に希望的観測を持つしかありません。
終始穏やかなエレズについても謎です。とても切ない感情をエリオット王子に抱いていたのではないかと察する場面が最初の方にチラッ出てきますが、彼の本心は露呈していないように感じました。
そして、エリオット王子と心底愛し合っていたというアダルバートは、王子の捨て身の愛情によって命を回復したわけですが、アダルバートにはその記憶が失われています。
それほど迄に愛され、そして愛してもいたというのに、アダルバートの王子への気持ちはイマイチ伝わってきませんでした。
でも、とても読者を読ませる力があり、とても良い物語だったと思います。杉原先生、ありがとうございました。
リクトの最初の師匠エレズ何か秘密を知っている様子。エレズは事情により、リクト新たな師匠アダルバートの弟子になることに。このアダルバートもリクトと同じく記憶がない時間があります。彼らに共通する手掛かり?はエリオット王子。
この秘密がとても哀しくて切ないです。他の方のレビューにもありましたが、この秘密の鍵、薄幸のエリオッㇳ王子。王子とリクトの関係は最後に明らかになります。それはエリオット王子の意思でもあるようですが、はたしてエリオット王子がそれで幸せになれたのかは薄っすらとしていて、「そうだよねー」と勝手に希望的観測を持つしかありません。
終始穏やかなエレズについても謎です。とても切ない感情をエリオット王子に抱いていたのではないかと察する場面が最初の方にチラッ出てきますが、彼の本心は露呈していないように感じました。
そして、エリオット王子と心底愛し合っていたというアダルバートは、王子の捨て身の愛情によって命を回復したわけですが、アダルバートにはその記憶が失われています。
それほど迄に愛され、そして愛してもいたというのに、アダルバートの王子への気持ちはイマイチ伝わってきませんでした。
でも、とても読者を読ませる力があり、とても良い物語だったと思います。杉原先生、ありがとうございました。
2023年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
込み入った話ですが、何があったのか興味深くて、だんだんと真実が分かってきます。
王子の生涯は、痛ましくて辛かった。
王子の記憶を持ったリクトが、今度こそアダルバートと共に生きて行けるのが良かった。
王子の生涯は、痛ましくて辛かった。
王子の記憶を持ったリクトが、今度こそアダルバートと共に生きて行けるのが良かった。
2023年4月6日に日本でレビュー済み
初めのうちは何もかも謎だらけで、主人公のリクトにすら自分のことがわからない状態だったので、それがとても興味を引いた。
ネタバレ注意↓
エリオット王子の人生があまりにも悲劇的で悲しかった。父にも疎まれ、実の兄にも裏切られ、可愛がっていた義理の弟の殺人の罪を着せられた挙句、愛しいアダルバートを助けるために彼を突き放して自分の記憶を消して、最後には処刑されてしまう。リクトはエリオットの記憶が残っているとはいえ、やはり違う人格なのだから、エリオットとしては幸せになれなかった。
あくまでリクトの記憶の中で、唯一アダルバートがエレズのもとを訪れた際に、エリオットの意識が出てきて、「会えた、会えた」と嬉しそうにアダルバートの髪を三つ編みにする場面が、エリオットとして許された幸せのすべてだったのかと思うと、切なくて涙が出た。
アダルバートのエリオットに裏切られたという誤解が解けたのかどうかがはっきりしないこと、エリオットがリクトとして転生したというよりは、リクトが別の人格を持っていることで、エリオットの悲劇的な人生が完全に救われた感じがしなかったことが、すっきりしなかった。
ネタバレ注意↓
エリオット王子の人生があまりにも悲劇的で悲しかった。父にも疎まれ、実の兄にも裏切られ、可愛がっていた義理の弟の殺人の罪を着せられた挙句、愛しいアダルバートを助けるために彼を突き放して自分の記憶を消して、最後には処刑されてしまう。リクトはエリオットの記憶が残っているとはいえ、やはり違う人格なのだから、エリオットとしては幸せになれなかった。
あくまでリクトの記憶の中で、唯一アダルバートがエレズのもとを訪れた際に、エリオットの意識が出てきて、「会えた、会えた」と嬉しそうにアダルバートの髪を三つ編みにする場面が、エリオットとして許された幸せのすべてだったのかと思うと、切なくて涙が出た。
アダルバートのエリオットに裏切られたという誤解が解けたのかどうかがはっきりしないこと、エリオットがリクトとして転生したというよりは、リクトが別の人格を持っていることで、エリオットの悲劇的な人生が完全に救われた感じがしなかったことが、すっきりしなかった。
2017年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
BLっぽくない。ティーンズ向けの一般小説みたいです
しかし、そこがいいです!w
ショートストーリーも、何か色々あって乗り越えて結ばれたしよっぽど甘いんだろうなあ、と思いきや全然でただの会話やないか...
でもそこもいい
先が気になってグイグイ引き込まれました。ぜひ続きが見たいシリーズだなと思いました。
ファンタジー異世界もの好きな人に是非オススメします。
しかし、そこがいいです!w
ショートストーリーも、何か色々あって乗り越えて結ばれたしよっぽど甘いんだろうなあ、と思いきや全然でただの会話やないか...
でもそこもいい
先が気になってグイグイ引き込まれました。ぜひ続きが見たいシリーズだなと思いました。
ファンタジー異世界もの好きな人に是非オススメします。
2016年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雰囲気のある表紙イラストは、手に取りやすく良いですね。
中のカラー口絵もどぎつくなくて、お話に合ってます。
主人公リクトの「自分は一体何者だろう」という謎はありますが、
性格がぽやんとしてるので、(かなり)深刻なのに重くなりません。
ファンタジー小説として普通に読めました。
一応BL部分もありますが、ここまであっさりめだと、BL部分はおまけみたいな感じでした。
「BLちょっと苦手~」なお友達に貸すには丁度いいと思います。
中のカラー口絵もどぎつくなくて、お話に合ってます。
主人公リクトの「自分は一体何者だろう」という謎はありますが、
性格がぽやんとしてるので、(かなり)深刻なのに重くなりません。
ファンタジー小説として普通に読めました。
一応BL部分もありますが、ここまであっさりめだと、BL部分はおまけみたいな感じでした。
「BLちょっと苦手~」なお友達に貸すには丁度いいと思います。
2017年10月30日に日本でレビュー済み
幼い頃の記憶がなく、錬金術師エレズに育てられたリクト。エレズの命で王都の錬金術師アダルバートに弟子入りすることになる。アダルバートは変わり者で有名で、弟子は取らないと断られてしまう。
異世界モノがとてもスラスラ進む作家さんです。地名や名前、設定全てフィクションですがいい感じに回っています。
リクトと理玖斗とエリオット。どう繋がるか予想がつかない展開でした。ファンタジーに現代も少し入れたあたりが良いです。
フリッツがもっと動いてくれても楽しめたなあとも思いました。
アダルバートのリクトに対する気持ちが止められない感がもっと感じたかったです。
付け足すならイラストが少なすぎます。
異世界モノがとてもスラスラ進む作家さんです。地名や名前、設定全てフィクションですがいい感じに回っています。
リクトと理玖斗とエリオット。どう繋がるか予想がつかない展開でした。ファンタジーに現代も少し入れたあたりが良いです。
フリッツがもっと動いてくれても楽しめたなあとも思いました。
アダルバートのリクトに対する気持ちが止められない感がもっと感じたかったです。
付け足すならイラストが少なすぎます。