エマノンシリーズ、初の中編。
久し振りな為エマノンの書き方を忘れていた、とは作者談。
しかしながら、その叙情的な作風はしっかり健在。
ファンにも、そうでない方にも読ませる作品となっています。
シリーズ未読の方は「思い出エマノン」「さすらいエマノン」も併せてどうぞ。
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かりそめエマノン (徳間デュアル文庫 か 2-3) 文庫 – 2001/10/1
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104199050795
- ISBN-13978-4199050794
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 187ページ
- ISBN-10 : 4199050795
- ISBN-13 : 978-4199050794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,009,226位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月6日に日本でレビュー済み
徳間デュアル文庫の「エマノン」シリーズは絶版になっていて、なかなか手に入りません。ようやく手に入れて、一気読みでした。しかし、このかりそめエマノンでは双子の兄が主人公で、エマノンの出番はわずか。少々、寂しかったです.ラストの宇宙生命体との攻防戦は「インナーネットの香保里」と似てませんか?いまでは鶴謙さんのコミックがでていて(おもいでエマノン)そちらにイラストも集めてあるので、オークションで高額なものを買う必要はないかもしれません。
2009年11月27日に日本でレビュー済み
エマノンの兄の一生の物語である。
生まれた理由は不明で存在意義に悩む。で、エマノンを守るために生まれたのだと気づき満足する。
でも これまでの短編集で特異能力者は何人かいたけど 何も兄にする必要はなかったんじゃない???
そこまで考えちゃいけないのかな??
でも「敵」はあっさり倒された。結構しょぼい
生まれた理由は不明で存在意義に悩む。で、エマノンを守るために生まれたのだと気づき満足する。
でも これまでの短編集で特異能力者は何人かいたけど 何も兄にする必要はなかったんじゃない???
そこまで考えちゃいけないのかな??
でも「敵」はあっさり倒された。結構しょぼい
2001年12月19日に日本でレビュー済み
生命誕生以来、三十数億年のときの流れの中を世代を移り変わりながら記憶を引き継いできた少女エマノン。
そのエマノンに三十数億年の時間の中ではじめての変化が起こる。
「一人だけ、自分にも血を分けた兄が生まれた」
エマノンはたったひとりの兄を、行くあてのない旅の目的にさだめて歩を進めた。
ひとと違う能力をもって生まれた兄の人生を、普段とはやや趣の違う著者の勢いにまかせた筆が一気に描ききる。
エマノンに今生に限って兄が生まれた秘密とはなにか、兄は特異な自分の出生の秘密を知り、生きることの意味を見いだすことができるのか。
著者が「異例の猛スピードで書き上げた」という本作。
著者のファンならばその「異例の勢い」をきっと感じ取れるはず。
エマノンシリーズ初の長編(中編?)といってよい本作だが、とにかくそれを感じさせない「勢い!」の在る作品。
そのエマノンに三十数億年の時間の中ではじめての変化が起こる。
「一人だけ、自分にも血を分けた兄が生まれた」
エマノンはたったひとりの兄を、行くあてのない旅の目的にさだめて歩を進めた。
ひとと違う能力をもって生まれた兄の人生を、普段とはやや趣の違う著者の勢いにまかせた筆が一気に描ききる。
エマノンに今生に限って兄が生まれた秘密とはなにか、兄は特異な自分の出生の秘密を知り、生きることの意味を見いだすことができるのか。
著者が「異例の猛スピードで書き上げた」という本作。
著者のファンならばその「異例の勢い」をきっと感じ取れるはず。
エマノンシリーズ初の長編(中編?)といってよい本作だが、とにかくそれを感じさせない「勢い!」の在る作品。
2004年8月23日に日本でレビュー済み
エマノンの兄弟をテーマにしながら、エマノンの力の大きさ、人の弱さ、そして兄弟の葛藤を上手く織り交ぜながら書かれた中篇になります。ただ、その文ストーリが弱いと感じる人もいるでしょう。確かに書き加えて欲しい説明や、シーンなどが多くありますが、十分に満足できる作品にはなっています。
他の国からのトップレビュー
Jhe
5つ星のうち5.0
Beautiful
2016年3月30日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
3 billion years' worth of memories would be an insumerable weight to bear for any human being.
Though Emanon hasn't always been human, the fragility of the heart and the limits of the psyche still play a factor on her condition.
Her inmense experience allows her cope and push through with her living, but she still feels pain; she still falls in love. She still makes mistakes.
The third entry in Kajio Shinji's "Emanon" series, the story picks up some years(?) after "Sasurai," as Emanon continues her wonderings around Kyushuu. Leaving many broken hearts and whistful feelings along the way.
Much as "Omoide" and "Sasurai," the persistent feeling of "nostalgia" for a character you've never met continues.
Kajio-san is able to maintain this sentiment throughout the series, until the very end.
But for now, Emanon seems to be doing allright. At least, she's still wandering around. Settling down every so often, albeit as a "transient" being.
Though Emanon hasn't always been human, the fragility of the heart and the limits of the psyche still play a factor on her condition.
Her inmense experience allows her cope and push through with her living, but she still feels pain; she still falls in love. She still makes mistakes.
The third entry in Kajio Shinji's "Emanon" series, the story picks up some years(?) after "Sasurai," as Emanon continues her wonderings around Kyushuu. Leaving many broken hearts and whistful feelings along the way.
Much as "Omoide" and "Sasurai," the persistent feeling of "nostalgia" for a character you've never met continues.
Kajio-san is able to maintain this sentiment throughout the series, until the very end.
But for now, Emanon seems to be doing allright. At least, she's still wandering around. Settling down every so often, albeit as a "transient" being.