無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ラーゼフォン: 時間調律師 (徳間デュアル文庫 か 6-1) 単行本 – 2002/9/1
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2002/9/1
- ISBN-104199051201
- ISBN-13978-4199051203
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2002/9/1)
- 発売日 : 2002/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4199051201
- ISBN-13 : 978-4199051203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,448位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6位デュアル文庫
- - 543位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作『狐と踊れ』で作家デビュー。
第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞(以上、早川書房刊)。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SF作家とのコラボ。当時買い逃していましたが、いま読んでも面白いです。脚本家大野木寛によるテレビ版小説もメディアファクトリーから出版されており、そちらも良い。
2013年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラーが全開フォニックとかいつも通りのレトリックが愉快なのだがかわいそうな
女の子が出てきて超即死。男友達との距離のとり方やそれに対して
「マスオさん(名前忘れた)は紳士だから平気よ^^」
とババア全開の突っ込みを入れる主人公の母親への戸惑いとか久々にHIT
した脇役でした
女の子が出てきて超即死。男友達との距離のとり方やそれに対して
「マスオさん(名前忘れた)は紳士だから平気よ^^」
とババア全開の突っ込みを入れる主人公の母親への戸惑いとか久々にHIT
した脇役でした
2018年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友達に勧められて購入しました。私が思ったより面白かったです。
2003年11月15日に日本でレビュー済み
アニメを見た後にこの本読みました。アニメ版はラブストーリー。
僕には「世界の調律」はなんのことだかさっぱりわかりませんでした。
そんなわけで個人的に消化不良の作品が神林さんの表現でどんな内容に変わるのか期待していました。
冒頭から見知らぬ名前がでくるし、かなり神林調で、ここからどうやってあのロボットみたいなんがててくる話になるんだろうとドキドキしました。
アニメ版で見た覚えのあるようなシーンも何度か描かれ、それが別物だと思えるこの作品と違和感なくつながっていくのが読んでいてすごく気持ちよかったです。
神林作品にしては終わりがとても綺麗で驚いた。(笑)
僕には「世界の調律」はなんのことだかさっぱりわかりませんでした。
そんなわけで個人的に消化不良の作品が神林さんの表現でどんな内容に変わるのか期待していました。
冒頭から見知らぬ名前がでくるし、かなり神林調で、ここからどうやってあのロボットみたいなんがててくる話になるんだろうとドキドキしました。
アニメ版で見た覚えのあるようなシーンも何度か描かれ、それが別物だと思えるこの作品と違和感なくつながっていくのが読んでいてすごく気持ちよかったです。
神林作品にしては終わりがとても綺麗で驚いた。(笑)
2015年2月1日に日本でレビュー済み
神林読者でSF読みです。アニメ等の先行展開はまったく知りません。数年に一度の新刊情報チェックをしてるときに知って「は?アニメのノベライズ?何やってんすかセンセイ!?」って思って発売日には即買いに走りました。
監督の出渕さんが巻末対談で同じようなコメントをしてらして、まずそこで大笑い。喜びつつどん引きしてる感じが、うん、だよね!挿絵山田章弘とか全体に色々おかしいよね。
冒頭は少年読者向けを意識したのかなあと思いきや、あっという間に神林節全開。主人公が一気におっさん(ひどい)化する超展開とか、こんなの絶対ラノベじゃない。いいなあ、と大笑いしながら読み進めました。テダレの腕力で押し通した感がある一方で、ルナティカンや七胴落としを想起させるようなバランスの悪さもあり、全体としての完成度は低いが興味深い作品でした。後半の舞台設定は壮大なはずなのに描写が薄いなと感じたけど、これはアニメ見た人に合わせたバランスなんでしょうかね。あと読後感が純粋に熱い!
一見すると完璧な涙とかの懐かしの青年視点ものにも見えるんですが、実はむしろ親の立場から子を見る視線で構成されていて、しみじみと神林さん年取ったなあ(いい意味で)と思いました。将来世代への熱い愛とエールに満ちたラストは、大人読者こそ面白く読めるのではないかと思います。
逆に、伝奇読みの嗜み程度の神話知識およびSF読みの嗜み程度の多世界解釈知識はないとつらいので、十代読者にはもうちょっと待ってもらって焦らしたほうがいいかも。たぶん若者にとっては出会うタイミングが重要なタイプの作品です。ドンピシャのタイミングで読んでドツボに嵌る若人が増えることを祈ります。
あと音(波動)をキーに世界を解釈するっていうSF的アイデアを神林さんが扱ったのはこれが初出じゃないでしょうか。で、それを音叉っぽい棒とか重力レンズもどきとか、例によって極端に具体的なイメージ化が、らしくて面白すぎます。字だからもっと抽象的にも語れるのに、身も蓋もない解説しちゃうのがたまらん。
波ネタはそのうちがっつりハードに長編として出てくるといいなと期待して待ってます。楽しみ。
監督の出渕さんが巻末対談で同じようなコメントをしてらして、まずそこで大笑い。喜びつつどん引きしてる感じが、うん、だよね!挿絵山田章弘とか全体に色々おかしいよね。
冒頭は少年読者向けを意識したのかなあと思いきや、あっという間に神林節全開。主人公が一気におっさん(ひどい)化する超展開とか、こんなの絶対ラノベじゃない。いいなあ、と大笑いしながら読み進めました。テダレの腕力で押し通した感がある一方で、ルナティカンや七胴落としを想起させるようなバランスの悪さもあり、全体としての完成度は低いが興味深い作品でした。後半の舞台設定は壮大なはずなのに描写が薄いなと感じたけど、これはアニメ見た人に合わせたバランスなんでしょうかね。あと読後感が純粋に熱い!
一見すると完璧な涙とかの懐かしの青年視点ものにも見えるんですが、実はむしろ親の立場から子を見る視線で構成されていて、しみじみと神林さん年取ったなあ(いい意味で)と思いました。将来世代への熱い愛とエールに満ちたラストは、大人読者こそ面白く読めるのではないかと思います。
逆に、伝奇読みの嗜み程度の神話知識およびSF読みの嗜み程度の多世界解釈知識はないとつらいので、十代読者にはもうちょっと待ってもらって焦らしたほうがいいかも。たぶん若者にとっては出会うタイミングが重要なタイプの作品です。ドンピシャのタイミングで読んでドツボに嵌る若人が増えることを祈ります。
あと音(波動)をキーに世界を解釈するっていうSF的アイデアを神林さんが扱ったのはこれが初出じゃないでしょうか。で、それを音叉っぽい棒とか重力レンズもどきとか、例によって極端に具体的なイメージ化が、らしくて面白すぎます。字だからもっと抽象的にも語れるのに、身も蓋もない解説しちゃうのがたまらん。
波ネタはそのうちがっつりハードに長編として出てくるといいなと期待して待ってます。楽しみ。
2012年5月9日に日本でレビュー済み
自分はこれはこれで結構好きだった。
原作は出淵節全快の純愛ラブストーリーを軸に物語が動きだし、SF的読みが
疎くても人物の交差の雰囲気に引かれていけば結構いける作品でした。
がこちらはその人物描写よりもSFの視点真っ向から突き進みそこを紐解きながら
話が進んでいきます。ですが一方でこの一巻でそれを纏めなければいけません。
その結果原作では流されるまま流され性格もモヤっとしてた綾人だが、
こちらは自分から切り開いていくタイプになり、原作とは打って変わって結構いやかなり好戦的
になっていた。これが個人的に楽しめた。
そして主役がグイグイと我が道を進み話しがテンポよく突き進んでいく。
爽快だった。また時には笑えた。原作の綾人のモヤっとした所に不満があった人にはおすすめできるかも。
だが後半の展開は結構整理するのが苦労するかもしれない。
でも自分は素直に心をまかせ読んでいくと結構気持ちよく終われる。
神林さんの文章楽しめるかも。
原作は出淵節全快の純愛ラブストーリーを軸に物語が動きだし、SF的読みが
疎くても人物の交差の雰囲気に引かれていけば結構いける作品でした。
がこちらはその人物描写よりもSFの視点真っ向から突き進みそこを紐解きながら
話が進んでいきます。ですが一方でこの一巻でそれを纏めなければいけません。
その結果原作では流されるまま流され性格もモヤっとしてた綾人だが、
こちらは自分から切り開いていくタイプになり、原作とは打って変わって結構いやかなり好戦的
になっていた。これが個人的に楽しめた。
そして主役がグイグイと我が道を進み話しがテンポよく突き進んでいく。
爽快だった。また時には笑えた。原作の綾人のモヤっとした所に不満があった人にはおすすめできるかも。
だが後半の展開は結構整理するのが苦労するかもしれない。
でも自分は素直に心をまかせ読んでいくと結構気持ちよく終われる。
神林さんの文章楽しめるかも。
2004年3月28日に日本でレビュー済み
全くノベライズ版ということを知らずに購入し、読みました。
読んでいる最中に「神林氏にしてはめずらしい内容だなあ」と思いましたが、
頭に浮かんでくるビジュアルがとても美しかったので、
最後まで一気に読み通しました。
特に音楽が聞こえてくるシーンは圧巻です。
「なんて贅沢なノベライズ!」・・・というのが正直な感想。
元々の神林ファンには少し違和感があるのかもしれませんが、
とても読みやすく、美しい作品に仕上がっていると思います。
オススメです
読んでいる最中に「神林氏にしてはめずらしい内容だなあ」と思いましたが、
頭に浮かんでくるビジュアルがとても美しかったので、
最後まで一気に読み通しました。
特に音楽が聞こえてくるシーンは圧巻です。
「なんて贅沢なノベライズ!」・・・というのが正直な感想。
元々の神林ファンには少し違和感があるのかもしれませんが、
とても読みやすく、美しい作品に仕上がっていると思います。
オススメです
2008年11月2日に日本でレビュー済み
アニメは未見、マンガは既読という人が読んだ感想です。欠点がいくつか感じられました。
・古代エジプトおよび哲学、平行宇宙の知識がある程度ないと非常にわかりにくい(専門用語が後付けでたくさん出てくる)。
・だから著者も解説をしようとしているが、いかんせんページが足りないために、説明が足りない部分が多々ある。
・でも、薀蓄はできるだけ、入れられるだけは入れたい。だから入れた。でも中途半端だから結局わかりにくい。
・その薀蓄のために、本来ならもっと細かな描写がなされるべき部分が逆に省かれてしまい、非常にわかりにくい部分が多々でてきてしまった。
・結局、どっちつかずだったため、全体的にわかりにくく、描写不足の感が否めない。
・親族関係とかがわかりにくく、家系図とかが付録であればよかった。
・会話が冗長でまどろっこしい。読んでいていらいらする。
・ラーゼフォンのバトルの部分も描写がまったく頭に浮かばない。
結論として、作者の力量不足を感じました。中途半端にノベライズしようとして失敗した感じがします。2巻くらいでもっといろいろ丁寧に書けばもっとよいものができたように感じられます。
どう考えても、あんなにごちゃごちゃといきなり言われてさらっと理解できる主人公なんていないように思えてなりません。なんであんなフクザツな言葉をすぐに主人公は理解してしまうのか。読者が置いてきぼりな気がしました。作者の都合でどんどん話を進めていった感じ。
・古代エジプトおよび哲学、平行宇宙の知識がある程度ないと非常にわかりにくい(専門用語が後付けでたくさん出てくる)。
・だから著者も解説をしようとしているが、いかんせんページが足りないために、説明が足りない部分が多々ある。
・でも、薀蓄はできるだけ、入れられるだけは入れたい。だから入れた。でも中途半端だから結局わかりにくい。
・その薀蓄のために、本来ならもっと細かな描写がなされるべき部分が逆に省かれてしまい、非常にわかりにくい部分が多々でてきてしまった。
・結局、どっちつかずだったため、全体的にわかりにくく、描写不足の感が否めない。
・親族関係とかがわかりにくく、家系図とかが付録であればよかった。
・会話が冗長でまどろっこしい。読んでいていらいらする。
・ラーゼフォンのバトルの部分も描写がまったく頭に浮かばない。
結論として、作者の力量不足を感じました。中途半端にノベライズしようとして失敗した感じがします。2巻くらいでもっといろいろ丁寧に書けばもっとよいものができたように感じられます。
どう考えても、あんなにごちゃごちゃといきなり言われてさらっと理解できる主人公なんていないように思えてなりません。なんであんなフクザツな言葉をすぐに主人公は理解してしまうのか。読者が置いてきぼりな気がしました。作者の都合でどんどん話を進めていった感じ。