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とくまでやる (徳間デュアル文庫) 文庫 – 2004/8/5
毎日、必ず1人ずつ自殺する。この異常な事件は、本当に自殺連鎖なのか、それとも連続殺人か?特馬は、相棒の山本新悟や双子姉妹と事件の真相を探るが……。
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2004/8/5
- ISBN-104199051481
- ISBN-13978-4199051487
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商品の説明
著者からのコメント
このたび、徳間デュアル文庫から『とくまでやる』という本を発表します。これはオススメ本です。
若い男女4人の周囲で友人知人が毎日必ず自殺するという謎めいた「毎日自殺事件」を描くにあたり、2ページで1日(1話)完結、ページをめくるごとに事件がカウントされる、特殊な構成にしました。
もちろん、謎解きは「解くまで」やり遂げます。
たっぷり楽しめる全101話+おまけエピソードの本書は他にも「ここまでやるかー?」という凝った仕かけがいろいろと用意されています。おそらく、パラパラとページをめくるだけで、あなたの人生で初めてのビックリ感を味わっていただけるはずです。
Amazon仲間のあなたに捧げたい、自信の1作です!
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2004/8/5)
- 発売日 : 2004/8/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4199051481
- ISBN-13 : 978-4199051487
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,745,202位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1974年8月9日、兵庫県西宮市生まれ。
小説の既存ジャンルにこだわらない「大説家(たいせつか)」を自称する娯楽小説(エンターテインメント)作家。「The BBB」編集長。英訳者。マンガ原作者。
京都大学在学中の1996年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。
日本人の小説家やビジネス書著者の作品を英訳して全世界に発信するサイト「The BBB」を2012年12月にオープンし、著者、英訳者、編集者として、これまでに220作品以上の電子書籍を刊行。
TOEICスコア: 990(満点)を5回獲得。
2020年7月20日に受洗し、クリスチャン(カトリック信徒)となる。
最新刊は『どろどろのキリスト教』(朝日新書)。
NHK「ラジオ英会話」2021年4月号より、連載「英語で読む戦国武将列伝」(英文執筆: 早稲田大学名誉教授ジェームス・M・バーダマン先生)の和訳を担当中。
近著に『どろどろの聖書』(朝日新書)、『三日坊主でも英語は伸びる』『50歳から始める英語』(幻冬舎新書)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)、『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)。
おもな著作に、
2018年1月に同時刊行した『純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男』(WAVE出版)と『ルイス・フロイス戦国記 ジャパゥン』(幻冬舎)、
世界初のTOEIC小説『不思議の国のグプタ』(アルク)、
実在の英語学習者たちを描いたノンフィクション『社会人英語部の衝撃』(KADOKAWA)、
マイケル・ジャクソンの人生を描いた小説で、ビジネス書と音楽本の要素もある『キング・イン・ザ・ミラー』(PHP)、
デビュー15周年記念作品として2011年に刊行した『清涼院流水の小説作法』(PHP)、
小説仕立てのビジネス書『成功学キャラ教授 4000万円トクする話』(講談社)、
2007年に12か月連続刊行を達成した、英語と京都と運命の物語『パーフェクト・ワールド』(講談社)、
デビュー作と同じテーマに13年ぶりに挑んだ『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』(文藝春秋)、
『羊たちの沈黙』へのオマージュとして執筆した『B/W(ブラック・オア・ホワイト)完全犯罪研究会』(太田出版)、
ケータイ小説として1年間連載した初の純愛ミステリー『忘レ愛』(SDP)、
前半が小説で後半がゲームブックという特殊な構成の『LOVE LOGIC 〜蜜と罰〜』(KADOKAWA)、
見開きごとに新しい事件が起きる日めくりカレンダー的な仕掛けの『とくまでやる』(徳間書店)、
ゲーム・クリエイター飯野賢治氏との共著「RE(アールイー)」名義で、エンピツで本をこすると登場人物の心理が浮かび上がる『レッドブック ワルツの雨』(幻冬舎)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
こう見ていくと、清涼院流水の位置というのはここがベストなのかもしれません。
内容としては『コズミック』『カーニバル』『秘密屋』『キャラねっと』など、これまでの流水大説の要素を散りばめた感じ。“らしい”とみるかワンパターンと見るかは人それぞれでしょうが、本文庫初登場ということもありますし、挨拶代わりとしては適当だと思います。
しかしなんと言っても圧巻はタイトル。
主人公の名前が出有徳馬(である・とくま)であることはおいても、「徳間デュアル」「(清涼院流水が初めて)徳間でやる(書く)」「(謎を)解くまでやる」のトリプルミーニング! ことば使いの面目躍如ですね。
また、見開き単位で視点がグルグル変化するので実に読みづらい。一方で同じ内容を違う視点から繰り返しているだけの、ページ稼ぎの側面もあり、実にうざったい。しかも「前の日」や「前の前の日」の事を平然と書き続けていたりしており、「日付を動かしている」意味も、価値もない。
というわけで、本当は星-100ぐらいをつけたいぐらいだ。
構成上の制約といい、とても個性的な内容だということは読んで私も理解しました。
ただ、それが個人的には面白さや驚き、緊迫感やミステリーの妙という部分につながらなかった。
そもそも推理部分を完全に「野生の感」に頼っているところが、個人的には許容できなかった。
ここまでひとつの作品で、著者との温度差を感じてしまったのは初めてで表現が難しいが、
あとがきの通りに「相性が悪かった」のだと思う。
購入する前に数ページ(作品の中で2ページで一日進むので何日か)を読んでみて、自分に合うか確認した方がいいでしょう。
その時にすんなり作品に入れない人は、購入は考えた方がいいかもしれません。