1908年にアメリカで出版された本の邦訳である。ノルウェー人のオラフ・ヤンセン(1811年生まれ)が、父とともに
地球内部に旅したと語る内容を、死ぬ間際に著者に伝えたとのことである。
ヤンセンの父親は、オーディン神とトール神の熱心な信奉者で、「その神々ははるか北風を超えてやって来たのであり、北方のさらに遠くには、人間がかつて見たこともないほどの美しい国があり、そこは<選ばれし者たち>が住むところなのだ」とヤンセンに語る。そして、その国に行ってみたいと二人は思い、探検することになった。
(注目箇所)
*重力の中心は地球の中心にあるのではなく、地殻の中心にある。地球の地殻の厚みが300マイルだとしたら、重力の中心は地表から150マイル(約240キロメートル)下に存在する。
*地球の中をのぞいた人はいない。地面を最も深く掘った記録として、ロシアのコラ半島で約12キロメートルまでボーリングしたことが明らかになっている。地表から地球の中心までの距離は6400キロメートルなので、人体でいえば、皮膚の表面を1ミリも削っていない。
*この世界の男性は身長が約3メートル65センチ以上、女性は約3メートル35センチで、男女とも、たいてい600歳から800歳まで生きる。
*北極地方はオーロラが見られるが、地球内部にある太陽(セントラル・サン)の光が夜空に反射してオーロラという現象を起こしている。
*北極の氷山は淡水(真水)である。北極には大量の淡水は存在しないが、どこで氷がつくられるのでしょう。それは、地球内部の川の淡水が極付近で氷結してそれが地表に押し出されているのである。
*1968年、気象衛星エッサ7号によって撮影されたという北極付近の写真の中央に黒い丸があるが、直径約2300キロメートルであり、オラフ・ハンセンの証言(約2250キロメートル)とほぼ同じである。
*エスキモーの伝説には、「極北地域にはツニートと呼ばれる心優しい巨人が住んでいた。大きな湖は決して凍らず、熱帯植物たちが群れをなして歩き回り、様々な色をした鳥たちが空を覆い、人々は幸福に暮らし、決して死ぬことはなく、永遠に若さを維持できる国である。」とある。アイルランド人も、常に光が絶えず、夏のような気候の美しい国が北の向こうに存在するという伝説を持っている。
疑問に感じたのは、ヤンセンが地球内部を旅したわりには、あまりに内部で出会った巨人たちの生活習慣(衣食住等)に対する説明がほとんど無いことです。もう少し、詳細な話があってしかるべきじゃないでしょうか。
最後にヤンセンは、地球外部に戻ってきて、氷山の上にいるところを捕鯨船に救われたとのことだが、彼の話が嘘であるとするのなら、彼はどうやって氷山に一人残されたのであろう?そもそも、その後ヤンセンは、彼の体験を話したばかりに28年も精神病院に入れられたのだから、そんなリスクを冒してまで作り話を語るであろうか?私は、確信までは持てないが、ヤンセンの物語は真実ではないかなと思う。
そもそも、この世界は嘘に満ち溢れている。人類は月にさえ行っていない(キッシンジャーやラムズフェルドが語っている)のに、地球のことを理解していると思う方が、どうかしてると思わざる得ない。地球空洞説もいいが、頭の中を空洞にされないような注意(?)が必要である。
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地球内部を旅した男: オラフ・ヤンセンのシャンバラ・レポート (5次元文庫 エ 1-1) 文庫 – 2009/1/9
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2009/1/9
- ISBN-104199060472
- ISBN-13978-4199060472
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2009/1/9)
- 発売日 : 2009/1/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 205ページ
- ISBN-10 : 4199060472
- ISBN-13 : 978-4199060472
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,644位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2018年4月12日に日本でレビュー済み
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今h集合意識から見て、まだまだの領域でも。 もう直ぐ当たり前になる地球球体を主張したガリレオの説の5次元バージョンです。必読です。
2016年12月12日に日本でレビュー済み
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はっきりいいます。人類の歴史はウソばかりです。勝ったほうが改ざんしてます。しかし、地球の歴史もウソというか、推測というものが多いです。ufoや宇宙人お話ですが、いると思いますが、本当に宇宙から来ていると思いますか?これるわけないんですよ。
いるのは、間違いがないので、じゃあ、どこから?となりますが、地底からに決まってるでしょうが!!
私は、2人の親子地底人と会ったことがあります。どす黒い顔&そっくり&耳ちょう大きい、でした。誰にはなしても当時笑われたので、封印してましたが、
レビューなので笑 いわせていただきます。いますよ。そもそも重力ってなに?とか考え出すと、わからんこと多いんです、地球は。
いるのは、間違いがないので、じゃあ、どこから?となりますが、地底からに決まってるでしょうが!!
私は、2人の親子地底人と会ったことがあります。どす黒い顔&そっくり&耳ちょう大きい、でした。誰にはなしても当時笑われたので、封印してましたが、
レビューなので笑 いわせていただきます。いますよ。そもそも重力ってなに?とか考え出すと、わからんこと多いんです、地球は。
2021年11月10日に日本でレビュー済み
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もっと色々と書ける事が有ったんじゃないかなと思いましたね。
2015年11月16日に日本でレビュー済み
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地表に棲む我々の醜悪さを思い知らされる。
内部の大きな人たちの、心まで大きい優しさに思わず目頭が熱くなった。
まるで極楽浄土の世界、行ってみたいものだ。
すばらしい実体験者の記録だと思う。
内部の大きな人たちの、心まで大きい優しさに思わず目頭が熱くなった。
まるで極楽浄土の世界、行ってみたいものだ。
すばらしい実体験者の記録だと思う。
2009年7月3日に日本でレビュー済み
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地球内部に入り込んでしまった父と息子の体験談。この本の内容を否定しているのではない。むしろ地球空洞説は支持している。しかし、地球内部で2年あまりを過ごしたというのに、そこでの暮らしぶりや状況の記述がほとんどない。もっと内部のことを書いてほしかった。地球空洞説の紹介本に過ぎない。
2015年9月13日に日本でレビュー済み
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中身を拝見させてもらい
面白かったです。
又 同じようなもの購入したいたいですね。
面白かったです。
又 同じようなもの購入したいたいですね。
2013年12月19日に日本でレビュー済み
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それなりの内容で、読んで地球内部が想像に値いするのかもしれないと。