思い入れと言うかリスペクトを感じます。
エマノンの記憶に関する事以外には何も
派手な要素はないのですが,,正統派のSF
作品です。
理由は分からないし本人も無理に追い掛
けようとしない辺り、旅を続けていると
いう設定、能力と比較すると随分と平凡
な等身大の人間の時間感覚での進行。
これが時間、時代、世紀?を重ねる事
で生じる不思議と謎。
永遠とは?みたいな禅問答が始まりそう
な雰囲気もありますが、全く飽きさせず
グイグイ読み進められる作品でした。
ダライ・ラマ、八百比丘尼の話しを怪異
や不思議だけに留めず、SFとして見事に
落とし込んでいて、エマノンと言う謎の
少女(美人さん)は、999のメーテルを
想起させますが良い感じに崩して貰って
いて何処かに居そうって感じが絶妙です。
小説の挿絵も鶴田先生だったので、全く
違和感なく入っていけました。
小説で拾えなかった部分を視覚的に補完
できたのも嬉しいことでした。
上手く言えませんが絶対読んでおくべき
作品です。
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おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) コミック – 2008/5/20
長い髪、編みの粗いセーターにジーンズ姿、吸い込まれるような深い瞳とそばかす。そしてタバコ。ナップザックにはE.Nとイニシャルを縫い込まれている。
彼女がE.N――エマノンだ。見た目はなんということはない普通の少女だが、彼女のなかには「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」があった……。
梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してまんが化。鶴田謙二がこだわり抜いた演出と描写が、ここに結実!
鶴田謙二、新作のコミック単行本としては実に5年ぶりの新刊です。ファン待望の1冊です。
彼女がE.N――エマノンだ。見た目はなんということはない普通の少女だが、彼女のなかには「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」があった……。
梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してまんが化。鶴田謙二がこだわり抜いた演出と描写が、ここに結実!
鶴田謙二、新作のコミック単行本としては実に5年ぶりの新刊です。ファン待望の1冊です。
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2008/5/20
- ISBN-104199500774
- ISBN-13978-4199500770
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商品の説明
著者について
梶尾親治(かじお・しんじ)原作:『黄泉がえり』や『この胸いっぱいの愛を』といった映画化作品も増えている人気のSF作家。SFファンの信望が厚いのみならず、最近では一般読者も多い。
鶴田謙二(つるた・けんじ)作画:多くのファンを持つが、寡作で知られる。近年ではイラストレーターとして人気。デビュー後20年経つが、個人著作はコミックス4冊・画集4冊。
鶴田謙二(つるた・けんじ)作画:多くのファンを持つが、寡作で知られる。近年ではイラストレーターとして人気。デビュー後20年経つが、個人著作はコミックス4冊・画集4冊。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2008/5/20)
- 発売日 : 2008/5/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 160ページ
- ISBN-10 : 4199500774
- ISBN-13 : 978-4199500770
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,500位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさかのSF!
そしてセンス・オブ・ワンダーという言葉を思い出しました!
素晴らしい作品でした
正に読んで楽しむ漫画の醍醐味が満載です!
絵良し
キャラ良し
ストーリー良し
破綻無き設定良し
テンポ良しです!
切なく儚い、昔の心に刺さった小さな棘
そんな思いを呼び起こします
様々な夢想を絵にした作品です
時代背景は昭和感たっぷりで、喫煙描写が個人的に気になりますが、これも当時ならではですかね
Unlimitedで楽しく読めた時間を有難うございます♪
続刊を購入しようか検討中です
是非とも素敵な時間を味わいください!
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切なく儚い、昔の心に刺さった小さな棘
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2023年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記憶ってそもそも何なのでしょうか
形もないし、あるという証拠もないし
誰もが持っていると思ってはいるが、誰も自分以外の記憶は見たことがない
そう思った作品でした
絵の雰囲気が好きです
話の雰囲気と合っていて
形もないし、あるという証拠もないし
誰もが持っていると思ってはいるが、誰も自分以外の記憶は見たことがない
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絵の雰囲気が好きです
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2022年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我々はそれを求め続けている
その存在を、心臓の中の心臓に小さく鼓動させ続ける
その存在を、心臓の中の心臓に小さく鼓動させ続ける
2021年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地味に人気のSF小説シリーズ「エマノン」ものの第一作目のコミカライズ。
鶴田謙二氏のマンガでベストの出来ではないでしょうか。エマノンの再現度と日常の空気感がとても良い。
フランス語版のレビュー内容も珍しく熱いものが多いです。
時代背景と主人公の恋愛で、村上春樹「Norwegian Wood」(ノルウェイの森)となんとなく並べてしまいます。
原作シリーズは、理不尽に人が不幸になったり、サイファイ要素なんでもありと、わやくちゃになっていくので
これのみで終わらせるのが奇麗だと思います。
鶴田謙二氏のマンガでベストの出来ではないでしょうか。エマノンの再現度と日常の空気感がとても良い。
フランス語版のレビュー内容も珍しく熱いものが多いです。
時代背景と主人公の恋愛で、村上春樹「Norwegian Wood」(ノルウェイの森)となんとなく並べてしまいます。
原作シリーズは、理不尽に人が不幸になったり、サイファイ要素なんでもありと、わやくちゃになっていくので
これのみで終わらせるのが奇麗だと思います。
2021年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容とても良かったです。それと中古で購入したんですがその本屋さんがすごい丁寧でとても良かったです。
2013年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
設定自体はとても面白く密度の濃いものなのですが、
一冊まるまる設定の説明だけで終わってしまったような印象を受けました。
オチも想定内で(綺麗にまとまっていたということかも?)
この厚みとレビューに期待していた充実感は得られませんでした。
個人的には何かもうひと山、この設定を活かした物語がほしかったので★三つ。
ただ、とにかく絵と臨場感が素晴らしい!
フェリー内部の空気やエマノンの魅力が、まるで自分が体験しているかのように伝わってきます。
表紙のクオリティで全ページを描ききるとは恐れ入りました…
一冊まるまる設定の説明だけで終わってしまったような印象を受けました。
オチも想定内で(綺麗にまとまっていたということかも?)
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ただ、とにかく絵と臨場感が素晴らしい!
フェリー内部の空気やエマノンの魅力が、まるで自分が体験しているかのように伝わってきます。
表紙のクオリティで全ページを描ききるとは恐れ入りました…