唐沢なをき氏がデビューしたての頃、自分の作風(ギャグスタイル)について悩んでいた時、とり・みき氏に出会った事で救われた(アシスタントに入った時、似たような独自の作風で売れていたとり氏を見て、「ああ、これでいいんだ」と思ったそうな)という、恩師と弟子(?)での「リレーマンガ」です。
前半と後半を交互に担当し、前半のネームが来ないと、後半の担当者が作業に入れないという、綱渡り的な緊張感や、無茶なバトン(ネタ振り)にどう応えるかが見ものです。
唐沢氏の美女アシスタント軍団(?)が、なかなかチャーミングで笑えます。(とり氏いわく、『楽しそうな職場だなあ』 …と、しみじみ。)
マンガ家の日常が覗ける、という意味でも、面白いですよ!
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とりから往復書簡 (1) (リュウコミックス) コミック – 2008/8/20
ギャグマンガ家はいったいどんなこと考えているのか?小説家同士で見受けられる往復書簡を、マンガ界で初挑戦。
あまりにマニアックなネタの応酬の数々に果たして読者はどこまで着いて来られるか?
マンガ界初の往復書簡形式のエッセイコミックで、好奇心旺盛の二人が膨大な持ちネタを「これでもか!」と披露する。
とり・みきと唐沢なをき、ご両人のページをよりわかりやすくするために、印刷するインクの色をわざわざ変えている。巻末には10ページにおよぶ濃い爆笑対談を収録。
"とり・みきと唐沢なをき"だからこそのこだわりが随所に仕掛けられている、読み応えたっぷりの1冊。
あまりにマニアックなネタの応酬の数々に果たして読者はどこまで着いて来られるか?
マンガ界初の往復書簡形式のエッセイコミックで、好奇心旺盛の二人が膨大な持ちネタを「これでもか!」と披露する。
とり・みきと唐沢なをき、ご両人のページをよりわかりやすくするために、印刷するインクの色をわざわざ変えている。巻末には10ページにおよぶ濃い爆笑対談を収録。
"とり・みきと唐沢なをき"だからこそのこだわりが随所に仕掛けられている、読み応えたっぷりの1冊。
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2008/8/20
- ISBN-10419950091X
- ISBN-13978-4199500916
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商品の説明
著者について
とり・みき
●とり・みき
1958年2月23日生まれ。熊本県出身。明治大学在学中に「少年チャンピオン」でデビュー。
代表作に『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『山の音』など多数。
1994年、1998年と2回、星雲賞コミック部門受賞。
1995年、『遠くへいきたい』で第41回文春漫画賞受賞。
唐沢なをき
●からさわ・なをき
北海道出身。1961年生まれ。『電脳炎』で第46回文藝春秋漫画賞を、『怪奇版画男』で第27回日本漫画家協会賞を受賞。
代表作『かすみ伝』『電脳なをさん』『犬ガンダム』など。
●とり・みき
1958年2月23日生まれ。熊本県出身。明治大学在学中に「少年チャンピオン」でデビュー。
代表作に『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『山の音』など多数。
1994年、1998年と2回、星雲賞コミック部門受賞。
1995年、『遠くへいきたい』で第41回文春漫画賞受賞。
唐沢なをき
●からさわ・なをき
北海道出身。1961年生まれ。『電脳炎』で第46回文藝春秋漫画賞を、『怪奇版画男』で第27回日本漫画家協会賞を受賞。
代表作『かすみ伝』『電脳なをさん』『犬ガンダム』など。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2008/8/20)
- 発売日 : 2008/8/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 419950091X
- ISBN-13 : 978-4199500916
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,578位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年北海道生まれ。ギャグ漫画家。1985年『無敵刑事(デカ)』でデビュー。以来、一貫してギャグ漫画を描き続ける。
1998年『怪奇版画男』で第27回日本漫画家協会賞優秀賞、2000年『電脳炎』で第46回文藝春秋漫画賞を受賞。
主な代表作に『電脳なをさん』『まんが極道』『俺とねこにゃん』『カスミ伝』『ヌイグルメン!』など。特撮・怪獣ファンとしても知られ、特撮番組をコミカライズした『ウルトラファイト番外地』、各界の怪獣マニアとの対談集『怪獣王』などの著書もある。
2012年10月より、読売新聞夕刊にて4コママンガ『オフィス ケン太』を連載開始。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メール全盛期の昨今、なぜいまどき書簡・・・それもマンガでと思って手にとりましたがこれがまた不思議に面白い。特に女性アシスタントのくだりや、ビニ本、やなせたかし/バロン吉元両氏のウナギ踊りのくだりは何度読んでも笑えます。 登場人物がとにかく動き回るのでアニメーション化しても絶対にヒットするでしょうね。ところで、あの謎のアシスタントの正体は誰なのでしょう?
2010年10月15日に日本でレビュー済み
とり・みきも唐沢なをきも、漫画の背後に隠れる前提や成立条件をえぐりとる作風で知られる。だが詩的なとりに比して唐沢は俗世間的とも思われ、けっこう違うとも言えるだろう。
本作ではその二人が漫画稼業のよしなしごとを交換日記形式で描き進める。
ヒトダマに関する神秘体験、ビニ本をめぐる悩み事や感慨や思い出、生原稿のデジタル作成や保存に関する談義、それぞれの故郷の思い出などなど。
ガンガン話を進める大物語なんかより、ちょっと進んでは立ち止まっていろいろ思いにふける小話の方が好きな人には向いてる本だと思う。
本作ではその二人が漫画稼業のよしなしごとを交換日記形式で描き進める。
ヒトダマに関する神秘体験、ビニ本をめぐる悩み事や感慨や思い出、生原稿のデジタル作成や保存に関する談義、それぞれの故郷の思い出などなど。
ガンガン話を進める大物語なんかより、ちょっと進んでは立ち止まっていろいろ思いにふける小話の方が好きな人には向いてる本だと思う。
2008年8月22日に日本でレビュー済み
これは楽しい本である。
私なんかはこの二人の作品だけは基本的に全部入手するように努めている(とり・みきについては青林堂の短編集を一冊持っていない)ので、まったく夢のカップリングであるといっていい。・・・カップリングじゃない、コラボか。
どちらか一人のファンでも楽しめると思う。
どちらのファンでなくても・・・・・・ギャグ漫画として楽しめる工夫は一杯ある。謎の男とか、唐沢なをきの女性アシスタント軍団とか。
第2巻ではプロレスになるらしいし(「本当は仲が悪いんだから。」「とり・みきに俺が引導を渡しますよ。」)、期待はいやがおうもなく高まるのであった。
私なんかはこの二人の作品だけは基本的に全部入手するように努めている(とり・みきについては青林堂の短編集を一冊持っていない)ので、まったく夢のカップリングであるといっていい。・・・カップリングじゃない、コラボか。
どちらか一人のファンでも楽しめると思う。
どちらのファンでなくても・・・・・・ギャグ漫画として楽しめる工夫は一杯ある。謎の男とか、唐沢なをきの女性アシスタント軍団とか。
第2巻ではプロレスになるらしいし(「本当は仲が悪いんだから。」「とり・みきに俺が引導を渡しますよ。」)、期待はいやがおうもなく高まるのであった。