凡百の不条理系SFの一つではない。
ずっと一緒に行けると思っていた日常が、いつか終わるものだと気づく瞬間の物語だ。
第十巻の美しさは、ただ事ではない。
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第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス) コミック – 2009/7/18
つばな
(著)
金やんと高木さんは普通の天然女子高生のようだけど…彼女たちの暮らす世界の日常は、私たちの知るこの世界とは微妙に異なっているようで、奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事がごく日常的に展開されていく…。もしかしたら、すっげえ新しいかもしれない、女子高生奇天烈SF少し不思議ストーリ-♪作者は、第1回龍神賞<銀龍賞>出身。初単行本です。帯には『ネムルバカ』『それでも町は廻っている』で著名な石黒正数氏が推薦文を寄稿している。
尚、この作品タイトルのもじりとなった尾崎翠の『第七官界彷徨』の文庫本が、同じ発売月に刊行される。人知を超えたなにかが奇縁を演出しているのかもしれない。
尚、この作品タイトルのもじりとなった尾崎翠の『第七官界彷徨』の文庫本が、同じ発売月に刊行される。人知を超えたなにかが奇縁を演出しているのかもしれない。
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2009/7/18
- ISBN-104199501347
- ISBN-13978-4199501340
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商品の説明
著者について
つばな
●つばな
第1回龍神賞<銅龍賞>受賞作『子宮と部屋』が「COMICリュウ」2007年9月号に掲載されてデビュー。『第七女子会彷徨』は同誌2008年8月号からシリーズ連載され、好評を博している。
●つばな
第1回龍神賞<銅龍賞>受賞作『子宮と部屋』が「COMICリュウ」2007年9月号に掲載されてデビュー。『第七女子会彷徨』は同誌2008年8月号からシリーズ連載され、好評を博している。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2009/7/18)
- 発売日 : 2009/7/18
- 言語 : 日本語
- コミック : 159ページ
- ISBN-10 : 4199501347
- ISBN-13 : 978-4199501340
- Amazon 売れ筋ランキング: - 353,838位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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徳間書店comicリュウ龍神賞「子宮と部屋」でデビュー。
著作は、
「第七女子会彷徨」全10巻(徳間書店)
「見かけの二重星」(講談社)(完全版・幻冬舎コミックス)
「バベルの図書館」(太田出版)
「ホブゴブリン 魔女とふたり」(幻冬舎コミックス)
「惑星クローゼット」全4巻(幻冬舎コミックス)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単話のオムニバス形式でちょっと変わった世界のちょっと変わった女の子たちの日常を描いた漫画。『日常』が好きだとハマるかも。
漫画のタイトルセンスもなければ、登場するアイテムのネーミングセンスもなくて、でもしっかり面白いという「外す」センスが桁外れに高い。
テンポが良くて、コマ割りもそれを助長する単調さで描かれていて、さらに主人公のキャラクターもそれを助長する単調さなので、もはやテンポの塊(意味不明)なのではないでしょうか。
全巻セットの半額セールで買ったので、次巻以降も読んでいきます。けへ。
漫画のタイトルセンスもなければ、登場するアイテムのネーミングセンスもなくて、でもしっかり面白いという「外す」センスが桁外れに高い。
テンポが良くて、コマ割りもそれを助長する単調さで描かれていて、さらに主人公のキャラクターもそれを助長する単調さなので、もはやテンポの塊(意味不明)なのではないでしょうか。
全巻セットの半額セールで買ったので、次巻以降も読んでいきます。けへ。
2020年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと不思議系のそのお話ではあるのですが、日常の中にその”不思議”が上手い具合に溶け込んでいていると思います。
女子高生の日常に程よいファンタジー+SF要素が盛り込まれており、ゆるい日常に馴染んでいる感じがファンタジー寄りになりすぎずに面白いです。また、単純にこの女子高生たちの何とも言えないゆるさが良いです。
女子高生の日常に程よいファンタジー+SF要素が盛り込まれており、ゆるい日常に馴染んでいる感じがファンタジー寄りになりすぎずに面白いです。また、単純にこの女子高生たちの何とも言えないゆるさが良いです。
2017年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューにもありますが「すこしふしぎ」の系統の作品です。
ゆるいSF好きなら読んで損はないでしょう。
一話完結ですが大きな話の流れはあるので、そのあたりも上手な作品だと思います。
ゆるいSF好きなら読んで損はないでしょう。
一話完結ですが大きな話の流れはあるので、そのあたりも上手な作品だと思います。
2010年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く予備知識なしの状態で彼女の書いたイラストを見た時「いずれ自分は、もっと深く関わりたくなる」と直感しました。 僕はジュブナイル(日本で言う所の、ヤングアダルト)的な世界が元々好きです。小学校の時に読んだジョン・バッカン『魔法の杖』に魅了され、TVでは「ウルトラマン」「ウルトラセブン」等を好みました。そして小説は筒井康隆さんの『七瀬ふたたび』など。そして『転校生』『異人たちとの夏』、近年では梶尾真治さん原作の『黄泉がえり』『この胸いっぱいの愛を』など。 それで、この「つばな」さんの描くこの本の世界。基本的に僕はハッピーエンドを好む傾向で、「あまりに絶望的」なストーリーは好きになれないのですが、SF的超常現象などが多数あらわれるのにベストフレンドの二人が相手の事、身の回りに居る仲間達との出来事「優しく見つめながら過ごす、とある学生時代の一日」が綴られていて、とても懐かしい感覚を持って爽やかに読み終える事が出来ました。 一話完結でSFのショートショート小説に似たような味わいもありますが、複雑なトリックやどんでん返しの代わりに可愛い二人が交わすギャグがそれを補っているのです。 他界したクラスメートの女の子が生前の悩みをちょこっと告白する:第五話【デジタル天国/Extra dates】、かなりグロテスクな絵が強烈な印象の:第十話【小麦粉星の遊体X/The fall from another world】、前半まで凄く怖くて吉祥寺のU先生みたいなのに、後半は愛らしい話にモーフする:第十一話【放課後に幽霊/Come back,anytime】など、話の攻め方は何れも素晴らしい。 描かれている絵のタッチも異様な程細かいものも多く、手抜きの出来ない性格の作家さんのように思いました。 僕の個人的な感想ですが、全ての話の底辺には「人に対する優しさ」が感じられます。『あとがき…?』というのが最後の数ページに収録されているのですが、これは雅に映画のエンドロールのようで、これを読むと心がほっこりとします。そして本当に一番最後のページのイラストの雰囲気がこの作品の全て、作家さんの人柄を表しているようです。 単行本としては2010年8月現在、まだ2冊。こんな素敵な作家さんに早い時点で出会えたのが、本当に嬉しいです! p(^^)q
2019年8月12日に日本でレビュー済み
少女たちの暮らす世界は、ごく普通の日常に見えますが、ひっそりとユニークな世界観が混ぜ込まれています。このバランス感覚が絶妙ですね。おもしろいです。おすすめです。
2019年4月8日に日本でレビュー済み
未来の話っぽく、不思議な道具や現象がたくさん起きます。
シュールで少しだけ容赦ない展開がありますが、死後の世界が定義されていて生きている人とやりとりができるので
何が起きてもあまり怖くありません。
怖いと安心のバランスがよく、その温度感が絶妙で良いです。
淡々としているところは好きな人が多いのではないでしょうか。
次の巻も買います。
シュールで少しだけ容赦ない展開がありますが、死後の世界が定義されていて生きている人とやりとりができるので
何が起きてもあまり怖くありません。
怖いと安心のバランスがよく、その温度感が絶妙で良いです。
淡々としているところは好きな人が多いのではないでしょうか。
次の巻も買います。
2018年10月28日に日本でレビュー済み
第3巻まで読んでの感想です。
物語の概略は、女子高生の二人が日常を過ごしながら、不思議な出来事や道具によって翻弄される、各話完結のシリーズになります。概略の要素に加えて、そのタッチも『それでも町は廻っている』(石黒正数) に似ていますが、これは氏のところで著者がアシスタント経験があるためのようです。
本作を読んだ最初の印象は「サブカル好きの美大生が、敢えて師匠と似ないように意識して描いた漫画」といったものでした。一コマ一コマに違和感のある小道具を盛り込み、「私はアイデアが多彩なんだ」とアピールされているようで。また、過度にグロテスクな化物を登場させ「こんなのは『それ町』には出て来ないだろう」と誇られているようで。著者のタッチは線が細いのが特徴ですが、それすら、丸い線が特徴の師匠と差別化するためにやっているように思えました。
ただ、そういった面が著者の中にあったかなかったかは定かではありませんが、徐々にその作風に読者の方が慣れていくと、「何でもありの世界観の中で、普段意識することの少ない感情や感覚を読者に思い起こさせる漫画」になっていると、認識を改めました。著者の初連載作品ということもあってか、本作の中でいろんな作風の各話を作られていることも、物語に奥行きを持たせ、全体として成功している印象を持ちました。
きちんとオチが付けられていない話もあり、決して完成度が高いとは言えませんが、瑞々しい才能に溢れた本作は、十分にお勧めに値する作品だと思います。
第1巻は世界観を説明するくだりも多いですが、各話完結のため、読みやすくなっています。
物語の概略は、女子高生の二人が日常を過ごしながら、不思議な出来事や道具によって翻弄される、各話完結のシリーズになります。概略の要素に加えて、そのタッチも『それでも町は廻っている』(石黒正数) に似ていますが、これは氏のところで著者がアシスタント経験があるためのようです。
本作を読んだ最初の印象は「サブカル好きの美大生が、敢えて師匠と似ないように意識して描いた漫画」といったものでした。一コマ一コマに違和感のある小道具を盛り込み、「私はアイデアが多彩なんだ」とアピールされているようで。また、過度にグロテスクな化物を登場させ「こんなのは『それ町』には出て来ないだろう」と誇られているようで。著者のタッチは線が細いのが特徴ですが、それすら、丸い線が特徴の師匠と差別化するためにやっているように思えました。
ただ、そういった面が著者の中にあったかなかったかは定かではありませんが、徐々にその作風に読者の方が慣れていくと、「何でもありの世界観の中で、普段意識することの少ない感情や感覚を読者に思い起こさせる漫画」になっていると、認識を改めました。著者の初連載作品ということもあってか、本作の中でいろんな作風の各話を作られていることも、物語に奥行きを持たせ、全体として成功している印象を持ちました。
きちんとオチが付けられていない話もあり、決して完成度が高いとは言えませんが、瑞々しい才能に溢れた本作は、十分にお勧めに値する作品だと思います。
第1巻は世界観を説明するくだりも多いですが、各話完結のため、読みやすくなっています。