短編7作品の収録。
『ジャスティス・ジャスト』、『デーモンナイツ』が特に好き。
『ジャスティス・ジャスト』
雑誌掲載時に一度読んだが、改めて読んでも凄い笑えた。
演出、テンポの良さ、ギャグどれも素晴らしく読後感が非常に良い。
『デーモンナイツ』
話としても面白いし、ミルダ参謀がかわいい。
本当に石黒作品なのか?ってぐらい色気が。
何かとにかくミルダ参謀がかわいい。
短編集の中でも読みやすい気がする。
それ町などから石黒作品に入って短編集にも手を出そう、
って人は最初にこれを買うのも十分あり。
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石黒正数短編集 2 (リュウコミックス) コミック – 2010/11/13
石黒 正数
(著)
今話題の石黒正数、徳間書店から2冊目の短篇集。「少年ガンガン」に掲載された表題作を始め、『それ町』の主人公・嵐山歩鳥が初登場した記念すべき作品『夜は赤い目の世界』、悪の秘密結社を石黒流に描いた『デーモンナイツ』、正義のヒーロー勢ぞろいの『ジャスティスジャスト』などなど…計7~8作品を収録予定。口絵カラーも充実で、描き下ろしカラーもアリ。巻末に石黒本人による作品解説付き。石黒ファンなら絶対に見逃せない充実の内容でお届けします!!!
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/11/13
- ISBN-104199502122
- ISBN-13978-4199502125
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/11/13)
- 発売日 : 2010/11/13
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 4199502122
- ISBN-13 : 978-4199502125
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,081位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年11月21日に日本でレビュー済み
描かれた年も出版社もバラバラな作品がまとめられた短編集です。
作品の質は玉石混合という感じで、鮮やかに決めてくれる短編が
ある一方で、そんなに面白いと思えない短編もありました。
個人的には、いろんなジャンルのヒーローが出てくる『ジャスティス・ジャスト』と
吸血鬼との攻防を描く『夜は赤い目の世界』が面白くて、
これが読めただけでおおむね満足です。
テーマもジャンルも違った作品を描いていて、
そのどれもが短編としてまとまっており、
時にはミステリ的なオチを用意して、
一定の読みやすさや面白さは保っていますので、
やはりこの著者は短編が上手いと再認識した次第です。
(ポジティブに書いてみました)
作品の質は玉石混合という感じで、鮮やかに決めてくれる短編が
ある一方で、そんなに面白いと思えない短編もありました。
個人的には、いろんなジャンルのヒーローが出てくる『ジャスティス・ジャスト』と
吸血鬼との攻防を描く『夜は赤い目の世界』が面白くて、
これが読めただけでおおむね満足です。
テーマもジャンルも違った作品を描いていて、
そのどれもが短編としてまとまっており、
時にはミステリ的なオチを用意して、
一定の読みやすさや面白さは保っていますので、
やはりこの著者は短編が上手いと再認識した次第です。
(ポジティブに書いてみました)
2010年11月18日に日本でレビュー済み
石黒氏のキャリア初期から最近のものまでを「寄せ集めた」短編集です。
それ町で注目度の上がった今、出版社としても「売りたい」時ですから出たのでしょう。
と、なんとなく天邪鬼なコメントで始めてしまいましたが・・・ファンとしてはうれしい限りです。
最近の作品はほぼ目を通していましたので、最大の目玉は「歩鳥」キャラの誕生した『夜は赤い目の世界』です。現在の歩鳥と設定は全く違いますが、その性格付けは共通するものがあり、現在の歩鳥に至るまでずっと石黒氏が育てていたことが分かりました。(もう一度別の短編でさらに今の歩鳥に近づけています)
初期の作品は確かにページ数の割りに整理がされていない印象のものがありますが、やはり今の石黒氏の特徴である「ネタ」を重視する姿勢がはっきりと現れています。
また、巻末には自作解説まであって、相変わらずのサービス満点です。
最後に余談を。
なぜか書籍タイトルが収録作品中一番短い4ページの作品のものです。
これはどういう意図でなされたのかと言うことを考えるのも面白いですよ。
それ町で注目度の上がった今、出版社としても「売りたい」時ですから出たのでしょう。
と、なんとなく天邪鬼なコメントで始めてしまいましたが・・・ファンとしてはうれしい限りです。
最近の作品はほぼ目を通していましたので、最大の目玉は「歩鳥」キャラの誕生した『夜は赤い目の世界』です。現在の歩鳥と設定は全く違いますが、その性格付けは共通するものがあり、現在の歩鳥に至るまでずっと石黒氏が育てていたことが分かりました。(もう一度別の短編でさらに今の歩鳥に近づけています)
初期の作品は確かにページ数の割りに整理がされていない印象のものがありますが、やはり今の石黒氏の特徴である「ネタ」を重視する姿勢がはっきりと現れています。
また、巻末には自作解説まであって、相変わらずのサービス満点です。
最後に余談を。
なぜか書籍タイトルが収録作品中一番短い4ページの作品のものです。
これはどういう意図でなされたのかと言うことを考えるのも面白いですよ。
2010年11月15日に日本でレビュー済み
個人的にキャラのセリフ回しがすごい好きで、今作も素敵な掛け合いが繰り広げられてます(「デーモンナイツ」とか)
「種」については既視感がある凡作の印象
「夜は赤い目の世界」が秀逸です。よく纏まってるなと
その他、どれも粒揃い
今作は特に個性的な女性キャラが多数登場しますんで、お楽しみに
ちなみに一番笑ったのはやはりポジティブ…
「種」については既視感がある凡作の印象
「夜は赤い目の世界」が秀逸です。よく纏まってるなと
その他、どれも粒揃い
今作は特に個性的な女性キャラが多数登場しますんで、お楽しみに
ちなみに一番笑ったのはやはりポジティブ…
2010年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当たり前ですが「それ町」「ネムルバカ」クラスを期待すると肩透かしを食らう可能性大です
どころか同じ短編集の「探偵綺譚」「Present for me」にすら及んでいません
この二作品は初期の作品ながら新人らしい勢いと
その頃からいきていたSF(すこしふしぎ)が良く混ざり、荒削りながら人を惹き付ける魅力のある作品ばかりでした
隠れた名作とでも呼ぶべき作品も多く大友克洋の影響を受けていると思われる
今とは微妙にノリの違う作風のいくつかもよかったです
しかし今作は一発ネタの域を出ず練りこみ不足のものが多く
「それ町」の1〜3巻くらいまでにあったちょっとセンスの古いギャグで乗り切る
みたいものばかりでオチもかなり弱いです
最近の作品もいくつか収録されていますがそちらの方がこなれてしまったせいか
それとも単に多忙なせいなのか、かえって出来が微妙な気がします
ただ「夜は赤い目の世界」だけは(古いので絵に難あり)歩鳥の原型が出演しているだけあって
完成度も高くそれなりに読み応えがあります
個人的に一番気になるのは表題作のポジティブ先生が最も完成度が低いという点です……
三話のオチのためだけに描かれたような意味不明の二話とか、コメントに困るレベルの作品でした
こういう勢いだけで押し切るようなパワータイプのギャグは向かない作家さんだと思います
一応この作者独特の間や雰囲気、世界観は健在で短編ではなく腰を据えた長編を読んでみたい
と思わせる魅力があるのも事実です
上記の歩鳥をはじめ後の石黒作品に登場するキャラの原型と思しきキャラが何人かいますし
埋もれていた作品が読める、というだけでファンとしては嬉しいわけで
石黒正数の熱心なファンならば購入して損はないと思います
どころか同じ短編集の「探偵綺譚」「Present for me」にすら及んでいません
この二作品は初期の作品ながら新人らしい勢いと
その頃からいきていたSF(すこしふしぎ)が良く混ざり、荒削りながら人を惹き付ける魅力のある作品ばかりでした
隠れた名作とでも呼ぶべき作品も多く大友克洋の影響を受けていると思われる
今とは微妙にノリの違う作風のいくつかもよかったです
しかし今作は一発ネタの域を出ず練りこみ不足のものが多く
「それ町」の1〜3巻くらいまでにあったちょっとセンスの古いギャグで乗り切る
みたいものばかりでオチもかなり弱いです
最近の作品もいくつか収録されていますがそちらの方がこなれてしまったせいか
それとも単に多忙なせいなのか、かえって出来が微妙な気がします
ただ「夜は赤い目の世界」だけは(古いので絵に難あり)歩鳥の原型が出演しているだけあって
完成度も高くそれなりに読み応えがあります
個人的に一番気になるのは表題作のポジティブ先生が最も完成度が低いという点です……
三話のオチのためだけに描かれたような意味不明の二話とか、コメントに困るレベルの作品でした
こういう勢いだけで押し切るようなパワータイプのギャグは向かない作家さんだと思います
一応この作者独特の間や雰囲気、世界観は健在で短編ではなく腰を据えた長編を読んでみたい
と思わせる魅力があるのも事実です
上記の歩鳥をはじめ後の石黒作品に登場するキャラの原型と思しきキャラが何人かいますし
埋もれていた作品が読める、というだけでファンとしては嬉しいわけで
石黒正数の熱心なファンならば購入して損はないと思います
2010年11月15日に日本でレビュー済み
やっぱり石黒先生は良いですね。
中でもお勧めは「ポジティブ先生」と「デーモンナイツ」。
ポジティブ先生はたった4ページですがインパクトは強し。先生のキャラがいい。
そしてデーモンナイツ。悪の集団のドタバタコメディという感じで話も当然面白いのですがミルダ参謀が可愛い。というより何だこのエロさは。石黒先生こんなのも描けるんですか。
ミルダ参謀が主人公の話がまだあるみたいなのでそれも早く読みたいですね。
石黒先生の初期の頃の作品もいくつか載っていて今と比べると多少話に荒さがあるかなという印象もあるのですが個人的には大満足ですね。
あとそれ町の歩鳥が生まれた作品もあるのでそれ町ファンも必見ですよ。
中でもお勧めは「ポジティブ先生」と「デーモンナイツ」。
ポジティブ先生はたった4ページですがインパクトは強し。先生のキャラがいい。
そしてデーモンナイツ。悪の集団のドタバタコメディという感じで話も当然面白いのですがミルダ参謀が可愛い。というより何だこのエロさは。石黒先生こんなのも描けるんですか。
ミルダ参謀が主人公の話がまだあるみたいなのでそれも早く読みたいですね。
石黒先生の初期の頃の作品もいくつか載っていて今と比べると多少話に荒さがあるかなという印象もあるのですが個人的には大満足ですね。
あとそれ町の歩鳥が生まれた作品もあるのでそれ町ファンも必見ですよ。
2010年11月23日に日本でレビュー済み
独特の絵、ゆるさ、唐突なブラックユーモアなどはいつもの石黒先生です。
以前に出てきた悪役の日常も描かれているのは見処のひとつ。無重力を供給するってアイデアが好きです。
ただ個人的にブラックユーモアが単なるユーモアで、別に何の批判・主張もメッセージ性もなく、単にアイデアとして面白いから描いているという感じが、あまり好きではありません。だってあの包帯の人たち可哀そうじゃない?なんの救いもない。(あの描き方では影が薄い人になるなって主張ではないでしょうし)他の短編でもそうです。
面白いから死んだっていいじゃん!っていえる程笑いを誘うものではなく、余りに心ない。
皮肉っていうのは、救いのない悲劇を描くことではないと思います。
なので買って持っておきたいか、と言われると、う〜ん。
スゥーっと消えてく透君には笑いましたが、悲しくなった印象が大きいです。
以前に出てきた悪役の日常も描かれているのは見処のひとつ。無重力を供給するってアイデアが好きです。
ただ個人的にブラックユーモアが単なるユーモアで、別に何の批判・主張もメッセージ性もなく、単にアイデアとして面白いから描いているという感じが、あまり好きではありません。だってあの包帯の人たち可哀そうじゃない?なんの救いもない。(あの描き方では影が薄い人になるなって主張ではないでしょうし)他の短編でもそうです。
面白いから死んだっていいじゃん!っていえる程笑いを誘うものではなく、余りに心ない。
皮肉っていうのは、救いのない悲劇を描くことではないと思います。
なので買って持っておきたいか、と言われると、う〜ん。
スゥーっと消えてく透君には笑いましたが、悲しくなった印象が大きいです。
2010年11月15日に日本でレビュー済み
『それでも町は廻っている』(通称それ町)で人気の石黒正数先生の短編集。表題作「ポジティブ先生」ほかSFありホラーありコメディありの全7篇収録。
個人的には悪の組織が連休中のアジトに閉じ込められる「デーモンナイツ」が面白かった。悪の首領の普段は見せない情けない姿に腹をかかえて大笑い(そもそも悪の組織に連休なんてあるのだろうか!)。
キャラクターがみな生き生きとしており、他の石黒作品のキャラクターも登場。このキャラクター達が石黒先生の頭の中でひとつの世界をつくっており、それをそっくりマンガにしたような印象。ほのぼの四コマや変態ネタなどの最近の流行りに安易に流されていないところもよい。作品中にちりばめた小ネタも面白い。
それ町でファンになった人、それ町は未見だけど興味ある人にオススメ!
個人的には悪の組織が連休中のアジトに閉じ込められる「デーモンナイツ」が面白かった。悪の首領の普段は見せない情けない姿に腹をかかえて大笑い(そもそも悪の組織に連休なんてあるのだろうか!)。
キャラクターがみな生き生きとしており、他の石黒作品のキャラクターも登場。このキャラクター達が石黒先生の頭の中でひとつの世界をつくっており、それをそっくりマンガにしたような印象。ほのぼの四コマや変態ネタなどの最近の流行りに安易に流されていないところもよい。作品中にちりばめた小ネタも面白い。
それ町でファンになった人、それ町は未見だけど興味ある人にオススメ!