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女の穴(リュウコミックス) コミック – 2011/9/13

4.3 5つ星のうち4.3 202個の評価

『女の穴』:自分は宇宙人で、地球人の子どもを作るよう命じられているので自分と寝てほしい…と担任教師に迫る女子高生の虚無。『女の頭』:禁断の想いが抑えきれず、死んだ兄を人面疽として後頭部に寄生させ続ける妹の純愛。『女の豚』:ハゲでチビでデブで同性愛者の中年男性教師を、豚扱いしていたぶり続ける女子高生の倒錯した愛。……女は不思議で、怖ろしくて、いやらしくて、そして愛おしい……。「コミックリュウ」誌上での掲載時から、独特の感性を持った女流新鋭として各方面より絶賛されたふみふみこ、記念すべきファーストコミックス。前記3作品に加えて、『女の豚』を別視点で描いた意欲作『女の鬼』40pを描き下ろし。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2011/9/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 161ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4199502653
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4199502651
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 202個の評価

著者について

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ふみふみこ
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代表作

『女の穴』(徳間書店)

『ぼくらのへんたい(全10巻)』(徳間書店)

『愛と呪い(全3巻)』(新潮社)

など。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
202グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気がついたら凄く引き込まれました
シナリオの構成も好きです

昨今よくあるゆるふわな話で食傷気味になったところでガツンと喰らうストレートパンチのような作品

情緒がめちゃくちゃになりますがそれが楽しめる人にはオススメの作品です

時間と心にゆとりがある時に読んだほうが良いかも
読後少し放心するかもしれませんので
2023年6月21日に日本でレビュー済み
本屋で「愛と呪い」を立ち読みして、序盤で一気に引き込まれ、その後購入して3巻読了した事があります。
アンリミで読めるので今回こちらを読んでみましたが、
最後の16コマ漫画を読んでいる時に確信しました。
この作者は天才だと。
極めて自分勝手な採点基準で評価させてもらうと、
さくらももこ級の才能の持ち主なんじゃないかと思いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆を握り
思ったことを全力で読者になげうってくる
その荒々しさが作者独自の儚げな表現描写から伝わってくる

その激情と儚さの融合表現こそが
この作者の強みなのかもしれない

ヒトとしての弱さや汚さをモノともせずに
全力で読み手に投げてくるから毎度のこと驚かされる
性の不一致で苦労してきたのだろうなぁ
打たれ強さは今の作家でピカ一だと思う
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 12月の再刊に向けて鋭意作成中のCOMICリュウ誌ですが、中断前に掲載されたふみふみ子氏のペンによる主にミステリアスな女子の性(さが)を主題とした一連の短編3篇に描き下ろしを加えた処女作品集です。
 同誌の新鋭作家では先日発売になった西村ツチカさんと並んで実に面白い漫画を描く方です。
 まだ絵が粗い「女の穴」も習作とは切り捨てられない佳作ですが、「女の頭」、「女の豚」、そして書き下ろし「女の鬼」と回を重ねるに連れてどんどん面白くなっているのが素晴らしい。
 女性の心のひだをSF&怪談&SM風味を塗して軽やかに可愛らしい絵で巧みに描く漫画力は相当の物です。
 女性以外のキャラクターでは「女の頭」で一度死んだがとんでもない形で帰って来た主人公の兄と「女の豚」以降に主役で登場するチビ・デブ・ハゲでゲイだがキュートな村田先生のデザインが秀逸です。

 続けて読むと各作品は同じ高校3年生のクラスを舞台にしていて、それぞれの秘密を持った生徒や先生がニアミスをしている事に気が付きにやりとさせてくれます。

 一頁目の主人公の女子3名揃い踏みのカラーイラスト、巻末おまけの4コマ、16コマ、あとがき漫画、そして表紙カバーを外すと出て来る4コマ等、特典も豊富です。
 お薦めです。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心理描写がていねいです。映画ではわからなかったことがよくわかりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひさびさに漫画を読んで興奮しましたけどね。刺激的ですね。
漫画ジャンルへの信仰を取り戻しかけました。
天才じゃない?と思いました。まあいまは「天才」とは通俗的な
、ありがちな言葉で、作家をダメにする言葉かもしれませんが。
『ぼくらのへんたい』が『女の穴』の、この作家のスタンダードを
超えることを望んでやみません。
(「竹取物語」から原版を採っているところはオリジナルに
欠けるかもしれませんが)。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 拒否反応ある人もいるかもしれないけど、僕は好きだな、こういうの。…っていう、それでイイんじゃないですか? みんな色々と、難しいこと論じておられるけど。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
処女作品集ということで話が進むごとに漫画がうまくなっていくのが手に取るようにわかります。
こういった類の作品でしかも(多分)女性漫画家だと感情とかが先行して訳がわからないようなものも多いのですがこれは違うと感じました。
作品を作るために様々な知識の裏打ちが垣間見え、特に後半はとても良い作品でした。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート