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まいごのマイロ (あかね・新えほんシリーズ 24) 単行本 – 2005/10/1
大島 妙子
(著)
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社あかね書房
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104251009444
- ISBN-13978-4251009449
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登録情報
- 出版社 : あかね書房 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 1ページ
- ISBN-10 : 4251009444
- ISBN-13 : 978-4251009449
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,342,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,654位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家さんの本で、やっと見つけて嬉しかったです。こまめにチェックします。またお願いいたします。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
以前、読み聞かせの講習会で、子供が冒険をして、そして「帰ってくる」。これが子供を育てる良いお話だ、と教えてもらったことがあります。
子供の成長が、毎日すこしづつ冒険して帰ってくる、その積み重ねだからです。
それからすると、このお話はそのセオリーにぴったりです。
7匹兄弟のマイロは、本当に臆病で、兄弟の中にも入っていけない子です。ミーシャおばあさんに初めてのお散歩に連れてもらうのにも、兄弟みんな大喜びなのに、マイロだけは家からも出られないほど。仕方なくおばあさんのかばんに入れられて出発します。おばあさん、スキーはいてカッコイイですよ。でも、あっちこっち行く子犬を追いかけておばあさんが右往左往しているうちにマイロはかばんから落ちてしまいます。それでもはじめての雪に怯えて声も出ないマイロ…。
突然のカラスのいじわるな声に驚いて、隠れ場所を探して滅多やたらに逃げ惑うマイロ。お母さんとよく似た匂いに惹かれて入った洞穴で、思いがけない友達が出来ます。二人(2匹?)とも、とても臆病だったのに、二人でいるうちにたくましくなって、帰る頃にはもうカラスのいじわるも平気になります。二人が出会った場所、文章もなく見開き2ページ一杯に描かれた絵が、この後の展開の伏線になっています。
薄暗くなってお腹もすいて、「おかあさ〜ん」と泣き出す頃には、家族の呼ぶ声がちゃんと聞こえてきて、家に帰ればマイロは兄弟達のヒーローです。何しろ今日一日一人旅をして来たんですから!
先ほどの話で言うと、子供に読み聞かせる時に、主人公がこうして無事家に帰って来ると、お話を聞いている子供も安心するんだそうです。そして自分も家があって、家族があることに安心するんだそうです。子供の自立には、こういう安心というか、心の拠り所って大切ですよね。
そういう理屈抜きにしても、可愛い絵とお話で、おすすめです。
子供の成長が、毎日すこしづつ冒険して帰ってくる、その積み重ねだからです。
それからすると、このお話はそのセオリーにぴったりです。
7匹兄弟のマイロは、本当に臆病で、兄弟の中にも入っていけない子です。ミーシャおばあさんに初めてのお散歩に連れてもらうのにも、兄弟みんな大喜びなのに、マイロだけは家からも出られないほど。仕方なくおばあさんのかばんに入れられて出発します。おばあさん、スキーはいてカッコイイですよ。でも、あっちこっち行く子犬を追いかけておばあさんが右往左往しているうちにマイロはかばんから落ちてしまいます。それでもはじめての雪に怯えて声も出ないマイロ…。
突然のカラスのいじわるな声に驚いて、隠れ場所を探して滅多やたらに逃げ惑うマイロ。お母さんとよく似た匂いに惹かれて入った洞穴で、思いがけない友達が出来ます。二人(2匹?)とも、とても臆病だったのに、二人でいるうちにたくましくなって、帰る頃にはもうカラスのいじわるも平気になります。二人が出会った場所、文章もなく見開き2ページ一杯に描かれた絵が、この後の展開の伏線になっています。
薄暗くなってお腹もすいて、「おかあさ〜ん」と泣き出す頃には、家族の呼ぶ声がちゃんと聞こえてきて、家に帰ればマイロは兄弟達のヒーローです。何しろ今日一日一人旅をして来たんですから!
先ほどの話で言うと、子供に読み聞かせる時に、主人公がこうして無事家に帰って来ると、お話を聞いている子供も安心するんだそうです。そして自分も家があって、家族があることに安心するんだそうです。子供の自立には、こういう安心というか、心の拠り所って大切ですよね。
そういう理屈抜きにしても、可愛い絵とお話で、おすすめです。
2011年3月1日に日本でレビュー済み
こわがりな子犬のマイロはいつも母犬のそばにいるのですが、ある時迷子になります。どうしていいかわからないときに、ヘンな生き物の子どもに会って一緒に遊ぶ。ヘンな生き物(かいじゅう)の子どもは呼び声で母親のもとに帰る。それを見たマイロも元気になって、帰り道をさがす。
シンプルな展開ですが、「帰れない」で嘆くことから「帰りたい」に変わり、「帰ろう」へと至る意志力開花の道筋は、子どもにも大人にも分かりやすく楽しい。
シンプルな展開ですが、「帰れない」で嘆くことから「帰りたい」に変わり、「帰ろう」へと至る意志力開花の道筋は、子どもにも大人にも分かりやすく楽しい。
2005年12月9日に日本でレビュー済み
子犬のマイロは7匹兄弟の末っ子。
とってもこわがりで、いつもビクビクしているせいか、
他の子たちからワンテンポおくれた存在です。
そんな彼が、散歩中みんなとはぐれて、ひとりぼっちに
なってしまったから、さあたいへん!
しかし、それが思いがけないヤツとの出会いを生むんです。
ソイツはものすごーく超越的な存在。もう、こわいとかいう気持ち
さえ、ぶっ飛んでしまうくらいネ。
この辺りのエピソード作りは実にうまい。
こわがりを返上したマイロを通して、明日へ一歩ふみだす
勇気がわいてくる作品です。
実は雪が効果的な演出になっていることも
みのがさないように。
とってもこわがりで、いつもビクビクしているせいか、
他の子たちからワンテンポおくれた存在です。
そんな彼が、散歩中みんなとはぐれて、ひとりぼっちに
なってしまったから、さあたいへん!
しかし、それが思いがけないヤツとの出会いを生むんです。
ソイツはものすごーく超越的な存在。もう、こわいとかいう気持ち
さえ、ぶっ飛んでしまうくらいネ。
この辺りのエピソード作りは実にうまい。
こわがりを返上したマイロを通して、明日へ一歩ふみだす
勇気がわいてくる作品です。
実は雪が効果的な演出になっていることも
みのがさないように。