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やけっぱちのマリア (1) (少年チャンピオン・コミックス) コミック – 1989/4/3
手塚 治虫
(著)
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男の子の体って? 女の子のほうは? タブー視される性の問題に巨匠が真正面から挑戦した作品。
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日1989/4/3
- ISBN-104253030203
- ISBN-13978-4253030205
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対象商品: やけっぱちのマリア (1) (少年チャンピオン・コミックス)
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (1989/4/3)
- 発売日 : 1989/4/3
- 言語 : 日本語
- コミック : 219ページ
- ISBN-10 : 4253030203
- ISBN-13 : 978-4253030205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 347,065位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1928年、大阪府豊中市生まれ。本名・治。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、ス トーリー漫画の単行本『新宝島』がベストセラーになり、注目される。以後、幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、子どもたちに夢を与えつづけてきた。『ネ オ・ファウスト』など3作連載中の89年2月9日に胃ガンのため死去。無類の昆虫好きとして知られ、「オオムラサキを守る会」の理事や「日本昆虫倶楽部」 の初代会長を務めた(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 手塚治虫の昆虫博覧会 (ISBN-13: 978-4900963474)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品では、手塚先生が、男と女という二種類の人類のどちらに対しても公平かつ温かいまなざしを向けていたことを実感することができました。読み応えのある作品の一つだと思います。
2022年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、素直なまっすぐな愛!
日本の男の文化なのが、素直に「愛している」となれない社会は、まだまだかわれないくになのでしょうか?
日本の男の文化なのが、素直に「愛している」となれない社会は、まだまだかわれないくになのでしょうか?
2015年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
70年、チャンピオンの連載。
漫画にもエログロナンセンスの波が押し寄せた時代にそのような風潮(とそれに対する批判)が渦巻く中で
漫画界の代表とみなされていろいろ大変な先生が、それこそやけっぱちで描いた問題作とのこと。
設定的に常軌を逸したレベルでぶっ飛んでおり、ヒロインは生霊のやどった父のダッチワイフですが
父の愛用品ではなくビニール工場を営んでいるから持っていたという経緯なのでご安心ください。
(愛用品だと物語的により重層的になっていたかもしれませんが・・・)
若干アウトロー気味なグラサンの先生や霊媒師、スケバンのボスなどキャラクターが赤塚漫画並に立っていて
声を出して笑えるようなギャグ漫画としての面白さは出色。
ただ有害図書にも指定されたという逸話から表現の過激さを期待すると肩透かしかと思います。
それこそ赤塚先生の言ですが、手塚先生は女性器の名を口にしてもいやらしくない、という印象。
性教育的な部分はいかにも元医学生ですし
裸の絵も女性的な曲線のフォルムを重視している印象で露骨に下卑た感じはしません。
独特なエンタテイメント作として純粋に楽しめました。
漫画にもエログロナンセンスの波が押し寄せた時代にそのような風潮(とそれに対する批判)が渦巻く中で
漫画界の代表とみなされていろいろ大変な先生が、それこそやけっぱちで描いた問題作とのこと。
設定的に常軌を逸したレベルでぶっ飛んでおり、ヒロインは生霊のやどった父のダッチワイフですが
父の愛用品ではなくビニール工場を営んでいるから持っていたという経緯なのでご安心ください。
(愛用品だと物語的により重層的になっていたかもしれませんが・・・)
若干アウトロー気味なグラサンの先生や霊媒師、スケバンのボスなどキャラクターが赤塚漫画並に立っていて
声を出して笑えるようなギャグ漫画としての面白さは出色。
ただ有害図書にも指定されたという逸話から表現の過激さを期待すると肩透かしかと思います。
それこそ赤塚先生の言ですが、手塚先生は女性器の名を口にしてもいやらしくない、という印象。
性教育的な部分はいかにも元医学生ですし
裸の絵も女性的な曲線のフォルムを重視している印象で露骨に下卑た感じはしません。
独特なエンタテイメント作として純粋に楽しめました。
2022年1月21日に日本でレビュー済み
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だいたい今の若い人って、ダッチワイフとか南極○○号とか聞いたことも映像を見たこともないでしょ?そういう人にこれは表現がエッチとか教育上よろしくないとかいってもピンとこないと思う。そんなことよりこれはちょっと変わったシチュエーションの中学生恋愛漫画だと言った方が今の時代に合ってると思います。(SFも入ってる)
2014年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I liked a lot of comics, I'll more.
thank you
thank you
2016年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母親のいない家庭に育った少年の中に、気づかない内に母親への思慕の情が膨らんでいき、それがなんとエクトプラズム?生霊?魂?の形をとって少年の体内から飛び出て来る。
そのエクトプラズムは等身大の女性の人形に取りつき、まるで人間のように動き回り、ドタバタの騒動を起こしていく・・・・
というストーリーに、果たして性教育の側面を持たせる必然性があるだろうか?
別に、そんな面を持たせなくたって、十分異色のコメディになると思うンだけど。
どうも無理矢理「性教育漫画」路線を前提として描いているようにしか思えないし、その性教育路線にしても(「ハレンチ学園」のような)過激路線、エッチ路線と謳うワケにいかないから、「教育」としたように思える。
そもそも、なんで週刊少年チャンピオンで性教育しなきゃならないのか、ワケが分からない。
要するに、当時の編集部として、キワドい路線をやって売り上げを伸ばそうという作戦に出た、ということなのだろう。
そのエクトプラズムは等身大の女性の人形に取りつき、まるで人間のように動き回り、ドタバタの騒動を起こしていく・・・・
というストーリーに、果たして性教育の側面を持たせる必然性があるだろうか?
別に、そんな面を持たせなくたって、十分異色のコメディになると思うンだけど。
どうも無理矢理「性教育漫画」路線を前提として描いているようにしか思えないし、その性教育路線にしても(「ハレンチ学園」のような)過激路線、エッチ路線と謳うワケにいかないから、「教育」としたように思える。
そもそも、なんで週刊少年チャンピオンで性教育しなきゃならないのか、ワケが分からない。
要するに、当時の編集部として、キワドい路線をやって売り上げを伸ばそうという作戦に出た、ということなのだろう。
2021年10月13日に日本でレビュー済み
手塚氏不遇の時代の作品のひとつ。
でも、私は不遇と呼ばれている時代の作品こそ面白いと思うのです。
勿論これもね。
でも、私は不遇と呼ばれている時代の作品こそ面白いと思うのです。
勿論これもね。
2016年3月10日に日本でレビュー済み
ラブコメでもエロでもなく、「性」そのものをマンガで扱った珍作です。手塚治虫はこの作品よりも前にも「アポロの歌」というさらにまじめな「性愛マンガ」を描いていますが、こっちのほうが明るくて気軽に読めると思います。
ヒロインがダッチワイフというかなりぶっ飛んだ設定ですが、「エロ」が主眼ではないのであくまで爽やかですし、彼女に魂を吹き込むのが他ならない主人公のやけっぱち、というのも深い。兄妹のようでもあり、若い父親とわがまま娘のようでもあり、ときにほんとうの恋人のようでもある二人がどたばたしながらも心を通わせていく過程は、作中にもあるとおり、本当の他人と交わす「恋愛」とは少し違った、擬似的な恋愛にすぎません。でも、その「恋愛の練習」こそがやけっぱちを成長に導いています。
個人的には、手塚先生による「こんな男はモテないよ!」っていう絵が作中に出てきたのが興味深かったです。さすが(?)ポイントをついていて勉強になります。
ヒロインがダッチワイフというかなりぶっ飛んだ設定ですが、「エロ」が主眼ではないのであくまで爽やかですし、彼女に魂を吹き込むのが他ならない主人公のやけっぱち、というのも深い。兄妹のようでもあり、若い父親とわがまま娘のようでもあり、ときにほんとうの恋人のようでもある二人がどたばたしながらも心を通わせていく過程は、作中にもあるとおり、本当の他人と交わす「恋愛」とは少し違った、擬似的な恋愛にすぎません。でも、その「恋愛の練習」こそがやけっぱちを成長に導いています。
個人的には、手塚先生による「こんな男はモテないよ!」っていう絵が作中に出てきたのが興味深かったです。さすが(?)ポイントをついていて勉強になります。