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幻魔大戦 第2巻 (サンデー・コミックス) コミック – 1986/6/1
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日1986/6/1
- ISBN-104253061990
- ISBN-13978-4253061995
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (1986/6/1)
- 発売日 : 1986/6/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 270ページ
- ISBN-10 : 4253061990
- ISBN-13 : 978-4253061995
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,303位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃に読んだ本であり、何となく記憶に残っているシーン(コマ)があったので取り寄せて読み返してみた。
大人になって読み返してみるといい本と、子供の頃の記憶のまま心に大事にしまっておいた方がいい本とがあることを改めて感じた。
大人になって読み返してみるといい本と、子供の頃の記憶のまま心に大事にしまっておいた方がいい本とがあることを改めて感じた。
2018年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久々に読み返す。いいねえ。
展開早い。ひとつひとつの悲喜劇に耽溺せずグイグイグングン進む。物語はこうでなくっちゃ。手塚先生、横山先生…この時代はこういう毅然としたハードボイルドなマンガが多かったね。
場所も時間も設定も解釈も縦横無尽、自由自在。まるで机の上にとっちらかしたような(とっちらかっている!)エピソード群がたまらない魅力。どこに着目するかはお好み次第。退屈はさせません。
弱者達の暴動は幻魔の仕掛け?あるいは人類必死の抵抗手段?
巨大火炎竜とのノヴァ現象~超能力絶対0度の戦いは圧巻。石ノ森先生、神がかってます。ものすごいスケール感。
これでもまだまだ幻魔斥候との前哨戦、偵察遭遇戦でしかないというのだから本番はどうなってしまうのかと戦慄。恐怖。
エスパー達に勝ち目はない。敵はとどまらない時の流れ。それはすべてを踏みつぶし暗闇に葬っていく圧倒的に規則的な車輪。例外は無い全宇宙のシステム。時間に勝てる者などいない。…そんな幻魔に抵抗しようっていうのだから、もー悲壮感充分たっぷり満載です。たまらないです。なんともまとまらない出来損ない急造エスパーグループが迫り来る幻魔に立ち向かいます。我々は弱すぎる!あぁ~、という感動のため息とともに本を閉じます。心に傷を負います。負ってください!それでも人は生きねばなりません…
現代マンガや映画の多くのモデル、元祖元キャラがここにいます。
弱気でいくじなしで卑屈な少年が、母性、女性、老師、先輩、サディスト達に鍛えられ地球1の力をつけていくというのが、
またなんとも奇妙に不思議で性的な刺激を覚える話でもあります…^^;;。
※付け足し これ以降のいろんな幻魔大戦シリーズはおもすろくない。
展開早い。ひとつひとつの悲喜劇に耽溺せずグイグイグングン進む。物語はこうでなくっちゃ。手塚先生、横山先生…この時代はこういう毅然としたハードボイルドなマンガが多かったね。
場所も時間も設定も解釈も縦横無尽、自由自在。まるで机の上にとっちらかしたような(とっちらかっている!)エピソード群がたまらない魅力。どこに着目するかはお好み次第。退屈はさせません。
弱者達の暴動は幻魔の仕掛け?あるいは人類必死の抵抗手段?
巨大火炎竜とのノヴァ現象~超能力絶対0度の戦いは圧巻。石ノ森先生、神がかってます。ものすごいスケール感。
これでもまだまだ幻魔斥候との前哨戦、偵察遭遇戦でしかないというのだから本番はどうなってしまうのかと戦慄。恐怖。
エスパー達に勝ち目はない。敵はとどまらない時の流れ。それはすべてを踏みつぶし暗闇に葬っていく圧倒的に規則的な車輪。例外は無い全宇宙のシステム。時間に勝てる者などいない。…そんな幻魔に抵抗しようっていうのだから、もー悲壮感充分たっぷり満載です。たまらないです。なんともまとまらない出来損ない急造エスパーグループが迫り来る幻魔に立ち向かいます。我々は弱すぎる!あぁ~、という感動のため息とともに本を閉じます。心に傷を負います。負ってください!それでも人は生きねばなりません…
現代マンガや映画の多くのモデル、元祖元キャラがここにいます。
弱気でいくじなしで卑屈な少年が、母性、女性、老師、先輩、サディスト達に鍛えられ地球1の力をつけていくというのが、
またなんとも奇妙に不思議で性的な刺激を覚える話でもあります…^^;;。
※付け足し これ以降のいろんな幻魔大戦シリーズはおもすろくない。
2005年2月3日に日本でレビュー済み
発表から数十年たっても色あせていない作品のクオリティーはさすがです。子供のときに読んでそのラストシーンに魅了されたのを覚えています。
2016年7月29日に日本でレビュー済み
物語のスケールが壮大過ぎてはじめから未完が覚悟されていたのかもしれない。
老戦士フロイ、サイボーグ ベガ、大幻魔側の司令官シグ、砂幻魔、そしてフロイの
息子たち、登場するキャラクターが素晴らしい。
富士山火口での丈と原子変換大火竜との壮烈な決戦描写が凄い。
凄いけれども画面に気品を感じさせるのは天才石森氏ならではのもの。
丈を守る姉の霊魂は若くして亡くなった石森氏本人のお姉さんとオーバーラップして
感銘を受ける。
霊魂は残留思念の超強力なもので倒すべき実体がない、幻魔にとっても強敵という
設定が興味をそそられる。
009天使編と同じくこれ以上は創作不能な未完の傑作。
老戦士フロイ、サイボーグ ベガ、大幻魔側の司令官シグ、砂幻魔、そしてフロイの
息子たち、登場するキャラクターが素晴らしい。
富士山火口での丈と原子変換大火竜との壮烈な決戦描写が凄い。
凄いけれども画面に気品を感じさせるのは天才石森氏ならではのもの。
丈を守る姉の霊魂は若くして亡くなった石森氏本人のお姉さんとオーバーラップして
感銘を受ける。
霊魂は残留思念の超強力なもので倒すべき実体がない、幻魔にとっても強敵という
設定が興味をそそられる。
009天使編と同じくこれ以上は創作不能な未完の傑作。
2008年1月7日に日本でレビュー済み
いよいよ地球に、大物幻魔とこれに対抗するエスパー軍団が終結し、宇宙規模の戦いが開始される。
ありきたりな超能力SFではなく、実に壮大な物語である。
また、ただ戦うだけではなく、それぞれの心の相克や絡み合いも絶妙だ。
美しきヒロイン、プリンセス・ルーナのツンとデレの目まぐるしい変遷はシリアスではあるのだが面白い。それは彼女の魅力をより輝かせていると思う。
地球のエスパーなど全く問題にしない強力な幻魔すら恐れる意外なもの。それが私には最も印象的なことであった。是非、その深い意味と共に知っていただきたいものだ。
そして、丈の成長もまた大きなテーマである。普通の高校生の中ですら劣等感に凝り固まらずにはいられなかった丈が大宇宙を救う戦士になれるのか?その壮大さのスケールは凄まじいものである。
ありきたりな超能力SFではなく、実に壮大な物語である。
また、ただ戦うだけではなく、それぞれの心の相克や絡み合いも絶妙だ。
美しきヒロイン、プリンセス・ルーナのツンとデレの目まぐるしい変遷はシリアスではあるのだが面白い。それは彼女の魅力をより輝かせていると思う。
地球のエスパーなど全く問題にしない強力な幻魔すら恐れる意外なもの。それが私には最も印象的なことであった。是非、その深い意味と共に知っていただきたいものだ。
そして、丈の成長もまた大きなテーマである。普通の高校生の中ですら劣等感に凝り固まらずにはいられなかった丈が大宇宙を救う戦士になれるのか?その壮大さのスケールは凄まじいものである。