小さい頃に親戚に借りた雑誌の中で、わすれられなかった天使のようなほっぺたのアザラシの不思議な日常漫画。
タイトルをずっと思い出せずにいましたが、探し当てたときの感動はいまでも覚えています。時代をこえて、今見てもオシャレです。
掲載誌のぶ〜けは、おそらく20代以降の女性に向けた漫画雑誌でした。漫画の舞台は更にさかのぼって70年代とかかもしれません。
当時の洋画やポップカルチャーのオマージュがちりばめられていて、当時の空気を作品の中で楽しむことができます。
フェデリコ・フェリーニ監督の巨女気球ネタなど、なかなか今ではマニアック!
そういえば親戚は洋画が大好きだった。
一昔前の、人間とは一味違う社会で暮らす、不思議でささやかで残酷でオシャレな、愛らしいアザラシの友情、恋、崇拝、奇妙な事件の日常。
当時に思いを馳せながら読んでみてください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
船を建てる (上) コミック – 2007/8/16
鈴木 志保
(著)
- 本の長さ410ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2007/8/16
- ISBN-104253105181
- ISBN-13978-4253105187
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2007/8/16)
- 発売日 : 2007/8/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 410ページ
- ISBN-10 : 4253105181
- ISBN-13 : 978-4253105187
- Amazon 売れ筋ランキング: - 124,307位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
25グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
包装も本もきれい。
なので、楽しく本を読むことができました。
ありがとうございました
なので、楽しく本を読むことができました。
ありがとうございました
2011年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホンワカした短編集だ。天使アシカのコーヒーと普通アシカの煙草.....アシかが主人公のおかげだろうか?
心の隙間に言葉が残る。たとえば、煙草が言う。
「悲しい気持ちになったら、生きていける自信がない。」
すると、女友達のチェリーが言う。
「いいじゃない。淋しかろうが、悲しかろうが、一日に一個でもいい事があれば、それでOKよ。....いいこと教えてあげようか?」
心のどこかに隙間が出来たら、読むといい。ホンワカしてくる。
心の隙間に言葉が残る。たとえば、煙草が言う。
「悲しい気持ちになったら、生きていける自信がない。」
すると、女友達のチェリーが言う。
「いいじゃない。淋しかろうが、悲しかろうが、一日に一個でもいい事があれば、それでOKよ。....いいこと教えてあげようか?」
心のどこかに隙間が出来たら、読むといい。ホンワカしてくる。
2019年11月16日に日本でレビュー済み
20歳の頃に本屋さんで買って、お嫁にも持ってきて、22年経ちましたが今でも本棚にある大切な本です。今見てもおしゃれで古びた感じはしないです。
小さなストーリーが沢山ありますが、どれも少し切なくて、まるで映画のセリフのような言葉と、空間がうまく使われた絵で
切ないモノクロ映画を見た後のような気持ちになります。人生は切ないこともあるけど面白い。頑張ろう。と励まされたり。
登場人物が丸いあしかや動物だから、気取ったセリフでも格好良すぎず丁度いいバランスなのかもしれません。
小さなストーリーが少しずつ繋がっていくのも良かったです。
小さなストーリーが沢山ありますが、どれも少し切なくて、まるで映画のセリフのような言葉と、空間がうまく使われた絵で
切ないモノクロ映画を見た後のような気持ちになります。人生は切ないこともあるけど面白い。頑張ろう。と励まされたり。
登場人物が丸いあしかや動物だから、気取ったセリフでも格好良すぎず丁度いいバランスなのかもしれません。
小さなストーリーが少しずつ繋がっていくのも良かったです。
2013年6月5日に日本でレビュー済み
空間の取り方がうつくしく独特な誌を読むように楽しめます
あえて人間ではないキャラクター達が大人っぽく動くこの世界観は
子供の時分にはとても印象深いものになったのかなと思います。
絵本のようですが波乱のアシカ生(人生)が
時にゆったりと、時に激しくロードムービーのように流れていきます
あらためて読んで人生の儚さとか希望の在り方とか考えさせられました。
あえて人間ではないキャラクター達が大人っぽく動くこの世界観は
子供の時分にはとても印象深いものになったのかなと思います。
絵本のようですが波乱のアシカ生(人生)が
時にゆったりと、時に激しくロードムービーのように流れていきます
あらためて読んで人生の儚さとか希望の在り方とか考えさせられました。
2011年12月24日に日本でレビュー済み
ユメはささやかなものでいい。それが何かを満たしてくれるのなら。
ユメを見ている間(船を建てている間)はそれが後に残酷なものになるとは分からない。
ならユメを見続けよう。船を建て続けよう。それがイビツな形になっても恐れないでいよう。
どこにも存在しえない「ユメの国」を書いたのが上巻。
ユメを見ている間(船を建てている間)はそれが後に残酷なものになるとは分からない。
ならユメを見続けよう。船を建て続けよう。それがイビツな形になっても恐れないでいよう。
どこにも存在しえない「ユメの国」を書いたのが上巻。
2019年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
論理性が微塵もない文系をこじらせた人が悦に入るための作品。
(自称)感性高いです系
「これが理解できちゃう私」をやりたい人にはぜひ。
(自称)感性高いです系
「これが理解できちゃう私」をやりたい人にはぜひ。
2007年9月14日に日本でレビュー済み
長らく絶版だった名作が完全収録で復刊され、発表当時からのファンとしてとても嬉しい。
上巻の中では、汽車に乗った老人のエピソードが特に好きだ。
老人にとっての「アメリカの海」は、自分にとっての「船を建てる」の世界と同義である。
老人の中で、過ぎた日の「アメリカの海」の思い出がリフレインするように
美しく詩的で愛らしい佇まいに無情と残酷さを内包した「船を建てる」の世界は
初読の時からずっと、自分の中で美しい響きをたてている。
ただ、サイズが旧版より小さいせいか、トーンの再現性などの点で印刷の質が旧版より悪く見える。
特筆すべき書き足しはなく、本当に作品を完全収録しているだけなので(それが美点でもあるが)
旧版を持っている者にとって「お得感」は少ない。
未読の方には、文句なくお勧め。
旧版を持つ人は、現物を確認されて一考されるもよし、という感じだ。
上巻の中では、汽車に乗った老人のエピソードが特に好きだ。
老人にとっての「アメリカの海」は、自分にとっての「船を建てる」の世界と同義である。
老人の中で、過ぎた日の「アメリカの海」の思い出がリフレインするように
美しく詩的で愛らしい佇まいに無情と残酷さを内包した「船を建てる」の世界は
初読の時からずっと、自分の中で美しい響きをたてている。
ただ、サイズが旧版より小さいせいか、トーンの再現性などの点で印刷の質が旧版より悪く見える。
特筆すべき書き足しはなく、本当に作品を完全収録しているだけなので(それが美点でもあるが)
旧版を持っている者にとって「お得感」は少ない。
未読の方には、文句なくお勧め。
旧版を持つ人は、現物を確認されて一考されるもよし、という感じだ。