もずくウォーキング全3巻。
いずれも、定価以上には面白いと思う。
思春期の小型犬もずくが見る世界。
この作者独特の、物事を一歩はなれた所から
遠巻きに見るような、そんな視点が楽しい。
基本的には主人公の犬もずくと
その周囲のなんてことない日常を
ほほえましい感じに仕上げている。
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もずく、ウォーキング! 3 (ヤングチャンピオンコミックス) コミック – 2008/3/14
施川 ユウキ
(著)
ニートで思春期でうんちく好き……。そんな室内犬・もずくがますます日常を哲学する深淵なるほんわかギャグ、涙の最終巻!!
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2008/3/14
- ISBN-104253149839
- ISBN-13978-4253149839
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2008/3/14)
- 発売日 : 2008/3/14
- 言語 : 日本語
- コミック : 164ページ
- ISBN-10 : 4253149839
- ISBN-13 : 978-4253149839
- Amazon 売れ筋ランキング: - 462,304位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月23日に日本でレビュー済み
日常がおもしろい「もずくウォーキング」最終巻。暇つぶしにもってこいのショートマンガだが、終わるとなると寂しいもんだ。
哲学する犬に学ぶ。普段気に掛けないことも、考えてみるとよく分からないことが多い。
日常こそが素晴らしいと謡われることが多くなった気がするが、では、日常とは何なのか。なんとなくは理解しているが、はっきりした定義などない。平々凡々な普通の日々、今こうして生活していること。そう思っても、客観視してしまった時点でそれをリアルに体感している気にもならない。日常なんてどこにもない、非日常にあって初めて日常が見えてくる。
のか?
なんだか「もずくウォーキング」を読むと考えること自体が目的化してしまう。考える必要のないことまで考えて、無駄な時間を過ごした気になる。しかし同時に、自分が退屈を忘れていたことにも気付く。
振り返るとそこに、自分の日常があった。
客観的に眺めてみると、日常だって滑稽だ。日常こそ素晴らしい。
哲学する犬に学ぶ。普段気に掛けないことも、考えてみるとよく分からないことが多い。
日常こそが素晴らしいと謡われることが多くなった気がするが、では、日常とは何なのか。なんとなくは理解しているが、はっきりした定義などない。平々凡々な普通の日々、今こうして生活していること。そう思っても、客観視してしまった時点でそれをリアルに体感している気にもならない。日常なんてどこにもない、非日常にあって初めて日常が見えてくる。
のか?
なんだか「もずくウォーキング」を読むと考えること自体が目的化してしまう。考える必要のないことまで考えて、無駄な時間を過ごした気になる。しかし同時に、自分が退屈を忘れていたことにも気付く。
振り返るとそこに、自分の日常があった。
客観的に眺めてみると、日常だって滑稽だ。日常こそ素晴らしい。