原作を何倍も凄惨にしたストーリーを、この緻密な絵で見せられるのだから・・・恐怖です。
大好きな作品ですが、誰にでもおすすめできるものではありません。
でも、読後しばらくこの世界に浸ってしまいます。
原作は40年も前に書かれたものですが、ボルテージの高さは今読んでもすごい。名作です。
この作品では、青鹿先生は原作よりもさらにひどい目にあっています(ちょっとやり過ぎ!)
しかし、ラストページの抱きあう二人を見ると、それまでの過程が悲惨であればあるほど感動的でもあります。
受けた傷が深いほど、この2人は求めあうのでしょう。
2人ともあり得ないほどボロボロになって、それでもなお巡り合った事が幸せに違いないと思えるからです。
こんな目には絶対あいたくありませんが、こんなふうにお互い強く惹かれて愛し合えるなんて・・・溜息がでます。
しかし主人公の二人がここまでひどい目にあう作品を他に知りません。
狼の怨歌もこの制作陣で読んでみたいですが、読むのが怖いような気もします。
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ウルフガイ(12)(完) (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス) コミック – 2012/3/19
残りの命を燃やすかのように戦い続ける犬神。そして羽黒は怪物と化し、圧倒的な力を持って刃を向ける!! 絶望としかいえない状況の中で青鹿は…。 現代に生きる獣人・犬神明の壮絶なる物語、堂々完結!!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2012/3/19
- ISBN-104253150640
- ISBN-13978-4253150644
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2012/3/19)
- 発売日 : 2012/3/19
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4253150640
- ISBN-13 : 978-4253150644
- Amazon 売れ筋ランキング: - 361,264位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年生まれ。漫画脚本家。
1996年、ヤングキングOURSにて「コミックマスターJ」でデビュー。
作画の余湖裕輝とはデビュー以来、共同で漫画制作をしている。
代表作・「コミックマスターJ」(作画・余湖裕輝)「アクメツ」(作画・余湖裕輝)、「ウルフガイ」(原作・平井和正 作監・余湖裕輝 作画・泉谷あゆみ)、「SAMON 柳生非情剣」(原作・隆慶一郎 作画・余湖裕輝)、「真マジンガーZERO」(原作・永井豪 作画・余湖裕輝)、「ニンジャスレイヤー」(原作・ブラッドレー・ボンド&フィリップ・モーゼズ 作画・余湖裕輝)、「ヤングブラックジャック」(原作・手塚治虫 作画・大熊ゆうご)「トライバルズ」(作画・余湖裕輝)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残虐な表現がずっと続くマンガでしたが、最後(?)だけあってそれもひとしおでした・・・。
ちょっと早めにページを繰ってしまいました。
ストーリーは原作通りと言えます。
一応、完とありますが、打ち切りを食らったようにも見えます。
長らく平井和正専属イラストレーターの泉谷さんでしたが、できれば平井作品から離れた作品も読んでみたいです。
ちょっと早めにページを繰ってしまいました。
ストーリーは原作通りと言えます。
一応、完とありますが、打ち切りを食らったようにも見えます。
長らく平井和正専属イラストレーターの泉谷さんでしたが、できれば平井作品から離れた作品も読んでみたいです。
2013年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これで、コミックは終わりだが、
ウルフガイのものがたりは まだ続く
コミックかされないかな
ウルフガイのものがたりは まだ続く
コミックかされないかな
2012年3月22日に日本でレビュー済み
連載4年以上、12巻に及ぶ本作、遂に主人公の人狼「犬神明」と本作「負」の主役「羽黒獰」との戦いが決着を見せます。
真に超常な存在に触れて生まれて初めて恐怖を覚えた事により悩み暴走し、最後は魔に取り憑かれるまでに狂乱した羽黒のベルセルクの使徒を思わせる壮絶な最期には言葉を失いました。
7巻目位までは過去最高のコミカライズに思えた本作ですが、終盤は平井作品特有の人類に対する負の描写、主に女性に対する凌辱が延々と続き、読んで疲弊してしまう時期も御座いました。
この巻でも青鹿先生以外の犬神に関わったクラスメイト達の悲惨なその後が描かれた終盤の3頁、特に竜子の救いの無い末路にも非常に苦い物が有りました。
エピローグでは続編が匂わされて居り、本来なら胸が躍るべきなのですが、原作では更に酸鼻を極めた『狼の怨歌』が、本作以上の描写で描かれるとしたらかなり読む側にとってハードな内容になりそうで怖いです。
また、本作の羽黒が次作『怨歌』の主要キャラクター西城を内包したキャラクターになってしまっている為、どの様に差を持たせるかが興味深いです。
但し、本巻の後半80頁は心身ともに深い傷を負った青鹿先生の手助けをする神明の優しさが読者に対するセラピーにもなっています。
今の時代、狼男をただ格好良く描いた作品の方が歓迎されたかもしれませんが、原作を咀嚼した脚本の田畑、作画の余湖、泉谷各氏が安易な道を避けたのも理解出来ます。
時間を置いて再度読み返してみたい作品です。
真に超常な存在に触れて生まれて初めて恐怖を覚えた事により悩み暴走し、最後は魔に取り憑かれるまでに狂乱した羽黒のベルセルクの使徒を思わせる壮絶な最期には言葉を失いました。
7巻目位までは過去最高のコミカライズに思えた本作ですが、終盤は平井作品特有の人類に対する負の描写、主に女性に対する凌辱が延々と続き、読んで疲弊してしまう時期も御座いました。
この巻でも青鹿先生以外の犬神に関わったクラスメイト達の悲惨なその後が描かれた終盤の3頁、特に竜子の救いの無い末路にも非常に苦い物が有りました。
エピローグでは続編が匂わされて居り、本来なら胸が躍るべきなのですが、原作では更に酸鼻を極めた『狼の怨歌』が、本作以上の描写で描かれるとしたらかなり読む側にとってハードな内容になりそうで怖いです。
また、本作の羽黒が次作『怨歌』の主要キャラクター西城を内包したキャラクターになってしまっている為、どの様に差を持たせるかが興味深いです。
但し、本巻の後半80頁は心身ともに深い傷を負った青鹿先生の手助けをする神明の優しさが読者に対するセラピーにもなっています。
今の時代、狼男をただ格好良く描いた作品の方が歓迎されたかもしれませんが、原作を咀嚼した脚本の田畑、作画の余湖、泉谷各氏が安易な道を避けたのも理解出来ます。
時間を置いて再度読み返してみたい作品です。
2018年4月8日に日本でレビュー済み
一応全12巻を読んだので一言書いておく。
ウルフガイ原作(狼の紋章、狼の怨歌)は昭和時代に読んでいたが、ヤングチャンピオン(秋田書店)でコミックが隔週連載されていたとは知らなかった。原作の思想は一応生きてるようだが、コミック1~7巻と8,9巻及びそれ以降とはやや趣が異なる。まるで、8,9巻で青鹿先生に対する激しい強制性交シーンを描くための前振りが1~7巻のようだ。ちなみに作画担当の泉谷あゆみ氏は妙齢の女性だが平井和正氏の専属挿絵画家だった方である。妙齢の女性に毎回激しい性交シーンを描かせる男二人(脚本:田畑由秋、作画監督:余湖裕輝)って何だろう。アクメツコンビというらしいが。
コミック第8巻の第72話(侵入)で午後9時過ぎに羽黒から「早く俺を探しあてないと、この映像がネットに流れることになる」「顔なしじゃないこの映像がな」「タイムリミットは午前0時だ」と言われ、犬神明は必死で羽黒を探す。やっと、羽黒のもとにたどり着いたのは午前0時10分前。第80話(解禁)だ。つまり、実時間は3時間足らずで9話分連載が続く。途中休載もあったようなので読者視点で約五か月もの間犬神明は青鹿先生の顔公開を防ぐため必死で羽黒を探しているのだ。
しかし、結局、青鹿先生の顔は無残にもネットに公開されてしまう。担任する中学の生徒たちもネットで見ている前で世にも恥ずかしい顔出し性交シーンを高画質で延々と流されてしまうのだ。この顔公開シーンの回の原稿を渡された泉谷あゆみ氏のショックはかなり大きかったのではないか。普通、読者は主人公に感情移入するものだが、泉谷あゆみ氏は女性であり青鹿先生に感情移入して何とかネットへの顔出しは防いでほしいと主人公に期待していたんじゃないだろうか? 毎回激しい強制性交シーンを描かされながらも、せめて顔出しは防いでくれるだろうと思いながら。しかし、それを無残に裏切る原稿をアクメツコンビに渡されたわけである。
話は飛ぶが、かつて週刊サンケイに連載されていた新カラテ地獄変(梶原一騎原作)で作画を担当していた中城健氏は、毎回ものすごく淫虐なシーンを描かされて精神に変調を来たし途中降板したと聞く。その後ある宗教に入信したそうである。
12巻は、続編の「狼の怨歌」に続く終わり方をしているが
女性である泉谷あゆみ氏が精神的にまいっていなければ是非続編も描いてほしいものである。
ウルフガイ原作(狼の紋章、狼の怨歌)は昭和時代に読んでいたが、ヤングチャンピオン(秋田書店)でコミックが隔週連載されていたとは知らなかった。原作の思想は一応生きてるようだが、コミック1~7巻と8,9巻及びそれ以降とはやや趣が異なる。まるで、8,9巻で青鹿先生に対する激しい強制性交シーンを描くための前振りが1~7巻のようだ。ちなみに作画担当の泉谷あゆみ氏は妙齢の女性だが平井和正氏の専属挿絵画家だった方である。妙齢の女性に毎回激しい性交シーンを描かせる男二人(脚本:田畑由秋、作画監督:余湖裕輝)って何だろう。アクメツコンビというらしいが。
コミック第8巻の第72話(侵入)で午後9時過ぎに羽黒から「早く俺を探しあてないと、この映像がネットに流れることになる」「顔なしじゃないこの映像がな」「タイムリミットは午前0時だ」と言われ、犬神明は必死で羽黒を探す。やっと、羽黒のもとにたどり着いたのは午前0時10分前。第80話(解禁)だ。つまり、実時間は3時間足らずで9話分連載が続く。途中休載もあったようなので読者視点で約五か月もの間犬神明は青鹿先生の顔公開を防ぐため必死で羽黒を探しているのだ。
しかし、結局、青鹿先生の顔は無残にもネットに公開されてしまう。担任する中学の生徒たちもネットで見ている前で世にも恥ずかしい顔出し性交シーンを高画質で延々と流されてしまうのだ。この顔公開シーンの回の原稿を渡された泉谷あゆみ氏のショックはかなり大きかったのではないか。普通、読者は主人公に感情移入するものだが、泉谷あゆみ氏は女性であり青鹿先生に感情移入して何とかネットへの顔出しは防いでほしいと主人公に期待していたんじゃないだろうか? 毎回激しい強制性交シーンを描かされながらも、せめて顔出しは防いでくれるだろうと思いながら。しかし、それを無残に裏切る原稿をアクメツコンビに渡されたわけである。
話は飛ぶが、かつて週刊サンケイに連載されていた新カラテ地獄変(梶原一騎原作)で作画を担当していた中城健氏は、毎回ものすごく淫虐なシーンを描かされて精神に変調を来たし途中降板したと聞く。その後ある宗教に入信したそうである。
12巻は、続編の「狼の怨歌」に続く終わり方をしているが
女性である泉谷あゆみ氏が精神的にまいっていなければ是非続編も描いてほしいものである。
2013年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想像とおりの結末でした。
登場人物のそれそれのその後について、もっと丁寧に描いてほしかった。
登場人物のそれそれのその後について、もっと丁寧に描いてほしかった。
2012年3月29日に日本でレビュー済み
なにこれ!
女として、こんな扱われ方は納得いきませんよ!!
「運命なのだ!」って言うならちゃんとハッピーエンドにせい!
くやしい!こんな綺麗事あるかい!
・・・が本音です。
女として、こんな扱われ方は納得いきませんよ!!
「運命なのだ!」って言うならちゃんとハッピーエンドにせい!
くやしい!こんな綺麗事あるかい!
・・・が本音です。