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プリーズMr.ポストマン (プリンセスコミックス) コミック – 2001/6/1

5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

商品の説明

著者からのコメント

著者 山下友美, 2002/05/27
あなたの街にもポストマン
私の住む家の近所に大きな郵便局があります。朝その付近を通ると緑色の制服に身を包んだ郵便配達員達がいっせいに配達に飛び出していく、みていて思わず心弾む風景を何度も見かけました。

そういえば、その郵便局で私は昔仕分けのバイトをしたことがあったっけ。あのときあて先不明の郵便がいくつかまじっていたけれど、あれはあのあとどうなったのだろう…。そんな疑問から生まれたのがこの物語でした。

心に思い描いても、形にしなければ相手に届かない、気づかない想いもたくさんあります。どうかその言葉を、想いを伝える瞬間を逃さずいてほしい。それを届ける術と、手をかしてくれる人達がいるのだから…。そう願って書いたのがこのポストマンの物語です。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 秋田書店 (2001/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 188ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4253190499
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4253190497
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

著者について

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山下 友美
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上位レビュー、対象国: 日本

2002年5月24日に日本でレビュー済み
携帯を手放せぬ今の時代にも、自らの手で書いた手紙はすたれません。忘れられない手紙というものは、相手の字のくせから言葉の一つ一つ、便箋の柄まで覚えているものです。そしてポストマンまでデジタルになってしまったら、人々のコミュニケーションは冷たいものになるでしょう。
この物語は、寂しい心の時代にぬくもりを運ぶ”太陽のメッセージ”です。
年を経るごとに、人は恥ずかしさや戸惑い、挫折、喪失感…さまざまな出来事に心臓を凍らせています。そしてコートを何枚も何枚も着込んでしまう切なさを真正面から見つめてみましょう。越えなくてはならない現実の巌が、どんなに大きくても。
作者の天使たるポストマンの運ぶ風は北風ではないのです。
主人公もヒロインも特別な人々ではないけど、だから手紙にのせられた多くの人々の数え切れずたとえも出来ない思いの数々が受け止められているのです。この作品をお読みになった一人一人の方には、きっと自分の風の魔法を織る力をもらえるはずです。このストーリーのテーマはやわらかな雨のシャワーのごとくのうるおいを読者に与えてくれます。
きっと、新たな芽生えの季節を呼ぶでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年5月25日に日本でレビュー済み
 ポストマン。そう聞いて何を思い浮かべるだろうか?
普通の郵便物は宛名、宛先がきちんとあって初めて届けられる物である。まぁ、中には有名人で芸名を書いただけの手紙がきちんと届けられる場合もあるようだが…が、本書に登場するポストマン一家は≪宛先不明≫で本来なら送り返されるであろう手紙を届ける。それが例え今は亡き人であっても、なのだ。
 風の神の名を持つ彼らは風に力を借りあらゆる手紙を届ける。手紙は想いだ。その想いを大切にしてくれる。
 手紙を貰うのそういえば嬉しかったなという事を思い出し、手紙を書こうかな、そんな気持ちにしてくれる一冊だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年5月21日に日本でレビュー済み
このお話、山下先生が久々に描かれた外国物(といえるハズの話)ですが、先生にしては珍しく、恋愛要素が含まれております。ポストマンと、その幼なじみの女優が繰り広げる、手紙にまつわる素敵な話。悲しい事、楽しい事、辛いこと、色んな思い出は全て手紙に書かれて、ポストマンによって運ばれてきた。そんな懐かしい思いを蘇らせてくれるお話なのです。そんな素敵な事を描いてくれる先生だから、このコミックスはオススメなのです。皆さんもこのポストマンと一緒に、素敵な配達をしてみて下さい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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