各話のタイトルページのサナギさんの一言からもうかがえるように、施川ユウキの笑いの中で特に「言葉による笑い」が多くなったのが「サナギさん」だと思う。誤字脱字だけでも十分笑えるように、日本語がおもしろいということを伝えてくれている。
「がんばれ酢めし疑獄」よりほのぼのしている分読みやすくなった。が、時折見せる辛辣なネタがこの作品の幅を広げている。フユちゃん最高。
今これに対抗できる4コマは吉田戦車の「殴るぞ」くらいか。
あと「サナギさん」しか読んでない人には「もずくウォーキング」もお薦めする。こっちは哲学的な話もあるが概ねほのぼのなので。
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サナギさん (2) (少年チャンピオン・コミックス) コミック – 2006/4/7
施川 ユウキ
(著)
大人気! 毒舌系ほのぼのギャグ第2巻! ほのぼのなのに、どこか辛口♥ サナギさんの目で見る日常は何だかオカシイマカフシギ。特別読み切り&コラムも大増量!!
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2006/4/7
- ISBN-104253210120
- ISBN-13978-4253210126
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2006/4/7)
- 発売日 : 2006/4/7
- 言語 : 日本語
- コミック : 159ページ
- ISBN-10 : 4253210120
- ISBN-13 : 978-4253210126
- Amazon 売れ筋ランキング: - 374,767位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年4月8日に日本でレビュー済み
特に説明することはありません。
普通の中学生が送る生活の漫画です。特別な能力があるわけでも重い宿命も無くなんて事無い日常。
でも、視点を変えるだけでこんなにも面白い漫画は早々ありません。
時にペーソスを加えながら送る学校生活は懐かしく羨ましいです。
普通の中学生が送る生活の漫画です。特別な能力があるわけでも重い宿命も無くなんて事無い日常。
でも、視点を変えるだけでこんなにも面白い漫画は早々ありません。
時にペーソスを加えながら送る学校生活は懐かしく羨ましいです。
2007年1月19日に日本でレビュー済み
日常にちょっとだけ不思議な要素を混ぜた4コマ漫画。ちょっとシュールでちょっとほのぼの、くすっと笑える。さじ加減が絶妙で何度も読み返したくなる本です。
2006年5月22日に日本でレビュー済み
前作の酢めし疑獄は体に受けつけなかったけど、本作は素直に著者の世界観が染みいってしまいます。
この著者を認めて、連載し続けたチャンピオン編集部恐るべしです。
多分、他の出版社だったら潰されてたと思う
(なワケないか)
内容は他のレビュー見て参考にしてね。
この著者を認めて、連載し続けたチャンピオン編集部恐るべしです。
多分、他の出版社だったら潰されてたと思う
(なワケないか)
内容は他のレビュー見て参考にしてね。
2006年5月2日に日本でレビュー済み
この書で最も驚かされたのはあとがきである。もずくでも「善悪の彼岸」の”深淵を深く覗き込むとき深淵もまた君を覗き込む”というものが引用されていたがこのあとがきで話されているのはまさしくかの有名な”神の死”である。疑獄における渋沢警部のネタにも”神の死”が登場するがやはりニーチェをよく読んだのであろうか?
ただこの著者に限ってはニーチェを読まずにニーチェを理解する事が十分にあり得る。真相はどうなのであろうか?
ただこの著者に限ってはニーチェを読まずにニーチェを理解する事が十分にあり得る。真相はどうなのであろうか?