前巻に引き続き、インターハイ二日目ゴール直前のお話です。
ものすごく熱量のあるシーンが続きます。
以下、詳述します。
1 御堂筋くんの過去
この巻では、御堂筋くんがどうしてこれほど、勝利に執着するようになったのか、過去のいきさつが描かれます。
優しかった母との約束、思い出が、彼を狂気じみた戦闘マシーンに変えてしまったのでした。
私は御堂筋くんを猛烈に応援します。
物語的には、総北が最終的に優勝するのかもしれせんが、作中に一度でもいいから、彼に優勝させてあげたい。
そんな思いがするのです。
2 余談 DE ROSAのブランドイメージ
彼の乗っているバイクは、DE ROSA デローザという銘柄です。
ブランドイメージというのは、確固たる定義がある訳ではありせんが、宣伝広告、プロチームでの採用例、自己の体験とかが積み重なって、ある程度共通認識のようなものが出来ていると思います。
DE ROSAというブランドについても同様で、多くの人はおしゃれな高級イタリアメーカー、純粋なレース志向というよりは、若干ミーハーというか、そういうイメージを持っておられと思います。
私もそうでした。
しかし!!
御堂筋くんの、鬼神のような表情、声の影響で、私のDE ROSAに対するブランドイメージは大きく変わりました。
今では、街なか、レース会場でDE ROSAのバイクを見ると、御堂筋くんの影がチラついて、若干背筋が寒くなります。
おそるべし、御堂筋くん!!
余談でした。
以上、ご参考までに。
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