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ヘレンesp (1) (少年チャンピオン・コミックス) コミック – 2009/1/8

4.5 5つ星のうち4.5 73個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 秋田書店 (2009/1/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/1/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 181ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4253215211
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4253215213
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 73個の評価

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木々津 克久
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載時は読後感が素晴らしくて毎話楽しみにしていました。連載で読んでる作品は単行本で買うことはあまりないのですが、kindleで販売されているのを見かけて、懐かしくなって購入。
今読んでもほんと素晴らしい世界観。
連載ではなかった書き下ろしの巻末漫画にとても心打たれました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同作者の「フランケン・ふらん」をきっかけに本作を知り手に取りました。

フランケン〜はグロの最先端みたいな読む人を選ぶ作品だったので、本作は薄味で軽い内容だろうとたかを括っていましたが・・・

超能力と言いつつバトルはなく、流行りの日常ものでもなく、エログロでも萌えでもない。

割と使い古された材料で、正攻法でここまで描けるのかと驚嘆しました。

三重苦の主人公・ヘレンが見せる屈託のない笑みは何度読み返しても強烈に胸を打ちます。

最近流行りのキャラクターの付属品みたいな作品に飽きた方におすすめしたい、骨のある作品です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月23日に日本でレビュー済み
本作は見えない・聞こえない・話せないと三重苦を負ってしまった少女のお話です。

主人公がこんななので暗い話を想像していたのですが、
話自体はものすごくあっさりしててとても良いお話です。

普通の人が持ってるものを無くしてしまった代わりに、
特殊な能力を持ったへレンの日常を淡々と描いている、

そんなお話。

ヘレンの家族はおじさまと盲導犬のヴィクター、
姪であるヘレンをとても可愛がってるおじさまだけど、
ヘレンの秘密を知っているのはヴィクターだけ。

なんともいえない不思議な魅力に溢れた作品です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
喉の奥がグッとなって
「あっ」という声が出てしまった

ひとつひとつのエピソードにそんな魅力があると思う
自分は連載を読んで趣味に合っていたし面白いと思ったから購入したけど
普段購入している漫画の合間に一冊挟んでおいてもいいかもしれない

ヘレンが可愛い、それだけで十分だ
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月27日に日本でレビュー済み
第1〜9話収録。

事故で両親を亡くしてさらに見えない、聞こえない、喋れないの三重苦を背負ったけれど特殊能力に目覚めた主人公ヘレンの物語。

ほのぼの話やホロリとくる話など…とちょっと後味の悪い話も有り。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月3日に日本でレビュー済み
怪作「フランケンふらん」から、作者を知り、ここでの高評価を見て購入しました。

他の方々の印象とかなり違いますね。
表紙や絵はさわやかで優しい感じなのですが、話は後味が悪かったり、気味が悪い話、
えらく暴力的な話も多いので(特に一巻目)、感動的ハートフルな話を読みたい人には
あまりオススメできません。
まあ、ふらんでもわざと表紙詐欺してたしなぁ。

うーん、藤子F不二雄の短編集を主人公を同一にしたら、という感じの話です。
エスパー魔美を例に上げてるレビュアーの方もいますが、確かに彷彿とさせます。
あれも後味の良くない話もけっこうあるので、意識して描いているのかも
(おじさんの風貌とか)。

ところで、ヒロインは三重苦なのですが、もしこのヒロインを「フランケンふらん」の
ヒロインふらんが治療したらどうなるか?を思い浮かべながら読んだのですが、
巻末のおまけ漫画で、本当にふらんが同じことを考え登場したのは笑えました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月19日に日本でレビュー済み
毎週チャンピオンを読んでいるが、一見きわめて地味な作品のため
単行本が出るまで正直これほどの名作が不定期集中連載されていたとはまったく知らなかった。
事故により両親と視力と聴力と言葉を失った四重苦のヘレンが、持ち前の超能力によって
次々に不可思議な体驗をしていく、何とも言えぬ読後感を持った不思議な作品。

主人公がフランスの血を引く超能力美少女、心を通わせた飼い犬、
優しいヒゲの保護者、一話完結形式のハートフルストーリー…と
まるで往年の名作 『エスパー魔美』を彷彿とさせる設定だが、
バイタリティ溢れる魔美が持ち前の超能力で積極的に難事件を解決していく前者に対し、
この作品ではヒロインは硝子細工のように脆くも美しく、守られるだけしかできず、
それゆえ遭遇する怪事件を解決していくという事はない。
ただ体驗するのみである。
しかしその読後感たるや「感動した」「癒された」などの言葉では到底表現し得ぬものがある。

特に印象に残ったのが第8話『ヘレンの花畑』。
要約すれば単に友人を元気づけるためチューリップを一輪切りました、というだけの短い話であるのだが
それだけの事をここまで残酷に、かつやるせなく描いた作品は古今未曾有ではなかろうか。
我々が普段接し、かつ何気なく奪っている命というものが、ものの見方によっては
どれだけ重く貴重なものであるのか、気づかされる名エピソードである。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年9月10日に日本でレビュー済み
まちがいなく佳作以上の作品です。
純粋な思い、疑わない心、信じられるやさしさ
・・・そんなまぶしすぎる作品、主人公すぎるのでワタシには一欠けでもいいから欲望がほしいのだなぁ。

どうやら・・・これを満点にするにはワタシの方が汚れすぎてしまったようですぅ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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