インターハイ終了。３年生の石垣君が、御堂筋君に出会う前の京都伏見高校自転車競技部での出来事を振り返る物語です。
本編で石垣君は、悔しい思いは人を何倍も強くすると言っていましたが、石垣君の1,2年時の出来事を知るとその言葉には説得力があります。
こんなに大切にしていた自転車部を御堂筋君に乗っ取られたことにも、いろいろ複雑な思いもあったでしょう。
にもかかわらず、インターハイで力尽きて眠っている御堂筋君に、石垣君は心からの感謝の気持ちを伝えます。
石垣君は、御堂筋君の不遜な態度をたしなめるなど良識のある温厚な、「普通の」人だと思っていましたが、あの御堂筋君にここまで本気でありがとうと言えるなんてすごいメンタルでやっぱり普通じゃないかもと思いました。
本編でも落車未遂事件以降、一貫して石垣君は言葉と行動で御堂筋君に気持ちを伝えていました。でも、どうにもかみ合っていない感じがなんとも絶妙な距離感で、御堂筋君の不気味さを際立たせていたと思います。
石垣君にはまた、本編orスピンオフのどこかでお会いしたいです。
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『弱虫ペダル SPARE BIKE(3)』を読んだ
御堂筋の、対戦相手に身体をぶつけたり、嘲笑したり、仲間を使い捨ての駒のように扱う言動には、賛同できない。しかし、『弱虫ペダル』のなかで、だれに関心があるのかといえば、個人的には、御堂筋だ。なぜなら、『弱虫ペダル』全体に流れる、ザ・体育会系！信頼と絆こそパワーだ！みたいな雰囲気が、あまり好きじゃない。そうした雰囲気に「No！」を突きつけたのが、御堂筋だった。 アニメ映画『茄子 アンダルシアの夏』、『茄子 スーツケースの渡り鳥』を観て感動し、ロードレースに興味を持った。こちらの映画はいまも好きだが、こっちには、ザ・体育会系！みたいな雰囲気がほぼない。ロードバイクに興味を持ったのだけれど、『弱虫ペダル』を読んでいると、登場人物らのような人がいるのかと思うと、ロードレースのチームというのはこういうものなのかと思うと、嫌いになっちゃいそうだ。 「お前のおかげだ！！」「想いを届ける！！」「強い！！」何回言うねん。好きやのう。よく飽きないの。なんか、これやっとるオレたちカッコええ！！みたいになってるでしょう。あと、レース中に語り過ぎやねん。あかん、御堂筋みたいになってきた(笑)、、、という思いを代弁してくれたのが、御堂筋だった「友情の力いうやつか……」「肩なぐり合って、士気高まって、力も増したいうんか」「ジャージ2枚になって、パワーは4倍いうやつか！！」「友情ぉでゴールとれるんやったら、全員1位やろ！」（単行本25巻より）よく言った。本書では御堂筋のその後のエピソードを垣間見れてよかった（石垣さん良い人すぎるわ）これが☆4つの理由です。
上位レビュー、対象国： 日本
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2023年8月19日に日本でレビュー済み
御堂筋の、対戦相手に身体をぶつけたり、嘲笑したり、仲間を使い捨ての駒のように扱う言動には、賛同できない。
しかし、『弱虫ペダル』のなかで、だれに関心があるのかといえば、個人的には、御堂筋だ。
なぜなら、『弱虫ペダル』全体に流れる、ザ・体育会系！信頼と絆こそパワーだ！みたいな雰囲気が、あまり好きじゃない。
そうした雰囲気に「No！」を突きつけたのが、御堂筋だった。
アニメ映画『茄子 アンダルシアの夏』、『茄子 スーツケースの渡り鳥』を観て感動し、ロードレースに興味を持った。こちらの映画はいまも好きだが、こっちには、ザ・体育会系！みたいな雰囲気がほぼない。
ロードバイクに興味を持ったのだけれど、『弱虫ペダル』を読んでいると、登場人物らのような人がいるのかと思うと、ロードレースのチームというのはこういうものなのかと思うと、嫌いになっちゃいそうだ。
「お前のおかげだ！！」
「想いを届ける！！」
「強い！！」
何回言うねん。好きやのう。よく飽きないの。
なんか、これやっとるオレたちカッコええ！！
みたいになってるでしょう。
あと、レース中に語り過ぎやねん。
あかん、御堂筋みたいになってきた(笑)
、、、という思いを代弁してくれたのが、御堂筋だった
「友情の力いうやつか……」
「肩なぐり合って、士気高まって、力も増したいうんか」
「ジャージ2枚になって、パワーは4倍いうやつか！！」
「友情ぉでゴールとれるんやったら、全員1位やろ！」
（単行本25巻より）
よく言った。
本書では御堂筋のその後のエピソードを垣間見れてよかった（石垣さん良い人すぎるわ）
これが☆4つの理由です。
しかし、『弱虫ペダル』のなかで、だれに関心があるのかといえば、個人的には、御堂筋だ。
なぜなら、『弱虫ペダル』全体に流れる、ザ・体育会系！信頼と絆こそパワーだ！みたいな雰囲気が、あまり好きじゃない。
そうした雰囲気に「No！」を突きつけたのが、御堂筋だった。
アニメ映画『茄子 アンダルシアの夏』、『茄子 スーツケースの渡り鳥』を観て感動し、ロードレースに興味を持った。こちらの映画はいまも好きだが、こっちには、ザ・体育会系！みたいな雰囲気がほぼない。
ロードバイクに興味を持ったのだけれど、『弱虫ペダル』を読んでいると、登場人物らのような人がいるのかと思うと、ロードレースのチームというのはこういうものなのかと思うと、嫌いになっちゃいそうだ。
「お前のおかげだ！！」
「想いを届ける！！」
「強い！！」
何回言うねん。好きやのう。よく飽きないの。
なんか、これやっとるオレたちカッコええ！！
みたいになってるでしょう。
あと、レース中に語り過ぎやねん。
あかん、御堂筋みたいになってきた(笑)
、、、という思いを代弁してくれたのが、御堂筋だった
「友情の力いうやつか……」
「肩なぐり合って、士気高まって、力も増したいうんか」
「ジャージ2枚になって、パワーは4倍いうやつか！！」
「友情ぉでゴールとれるんやったら、全員1位やろ！」
（単行本25巻より）
よく言った。
本書では御堂筋のその後のエピソードを垣間見れてよかった（石垣さん良い人すぎるわ）
これが☆4つの理由です。
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