「ベクター・ケースファイル」も6巻、今回は少し地味めの話が多いですが、そのぶんこの作品の「人と虫との共存」というテーマが前面に出ていたと思います。まあそれでも、「ソープで働く御婦人」なんてものが出てきてしまうあたりは、この漫画らしいといえばらしいでしょう。
街に現れるヤマビル、子供時代の師匠の見た人魂とは、害虫駆除した後も被害が出続ける謎、ワイルドシルクを探す女性、と話はこれまでに比べるとシリアスめの話で、少し地味な感じがしますが、作品のテーマにぶれがないというか、態度が一貫しているので、むしろ堅実な印象があります。
この漫画も最初はイロモノと思っていましたが、今ではチャンピオンRED誌に欠かせない漫画のひとつになっています。いまは少なくなってしまった「読んで勉強になる漫画」としてこれからも続いてほしいです。
追記。「ソープで働いている」という女性の発言に、師匠「せっけん?」
ああ師匠、私はあなたのそんなところが大好きです。
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ベクタ-・ケ-スファイル: 稲穂の昆虫記 (6) (チャンピオンREDコミックス) コミック – 2009/2/20
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2009/2/20
- ISBN-104253232760
- ISBN-13978-4253232760
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2009/2/20)
- 発売日 : 2009/2/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 191ページ
- ISBN-10 : 4253232760
- ISBN-13 : 978-4253232760
- Amazon 売れ筋ランキング: - 590,470位コミック
- カスタマーレビュー:
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