海外ファンの感想です。拙い日本語ですみません。
BLUE DROP のアニメを見て吉冨氏が天才であることがわかりました。引き裂かれる萩乃とマリの叶わない恋と、SF設定をあたかも完全に無視した他愛ない日常描写の奇妙な混ざりがこれまで味わったことのない味を醸し出していて、感動した。友達に勧めたら「漫画しか読んでないけど、なんか女装モノだったことしか覚えてないや」とか言われて、即買いした。言っておきますが、アニメのような繊細な百合モノを期待な方にはあまりお勧めできません。
あたしが浅学なだけかもしれませんが、これまでに読んだ「ジェンダー漫画」、即ち性別や性愛をテーマにした漫画は、女性向けが多いように思えます。しかし、女装した男どもが道端で肩を並べて小便してる描写が(あたしが覚えてる範囲で)3個もあるこの漫画は間違いなく、男性向けだけでなく野郎ども向けジェンダー漫画である。英語で言うと、 this one's for the Guys.
日本のブッフェはわかりませんが、海外ではブッフェの多くは本当に汚くて気持ちの悪いところで、油っぽい食べ物がギラギラした光で照らされて、ハエが飛び回ってて、食べ物を何十種類皿に山盛りによそったら、その味が段々混ざり合い、何を食べているのか、自分が食べているのは食べ物なのか、食べ物とはなにかすら分からなくなるゲシュタルト崩壊に陥る場所です。この漫画の読後感は、前述の「食べ物の概念のゲシュタルト崩壊」みたいに、色々な性や性愛の形の描写の過剰摂取による「性別のゲシュタルト崩壊」のような感覚です。
それでも、これは野郎ども二人の熱い感情の物語だとあたしは思います。最初はその感情が愛情なのか、それとも男の子同士の熱い友情なのか、ショータとケンゾーに恋人同士(♂♀)になって欲しいのか、それとも男友達同士(♂♀)に戻って欲しいのか迷いましたが、読むに連れて徐々にそお二元性がひどく古臭く馬鹿げたものに思えてきたとあたしは個人的に思いました。たとえ片方がもう女だとしても、これは間違いなく野郎ども二人の熱い感情の物語です。
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BLUE DROP-天使の僕ら 1 (チャンピオンREDコミックス) コミック – 2007/9/20
吉富 昭仁
(著)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2007/9/20
- ISBN-104253232914
- ISBN-13978-4253232913
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2007/9/20)
- 発売日 : 2007/9/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4253232914
- ISBN-13 : 978-4253232913
- Amazon 売れ筋ランキング: - 414,185位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの「ローンナイト」の作者か!という懐かしさと、
第1話冒頭のインパクトで購入してみました。
読後の感想は・・・いまいち。
ラブコメ路線なのか、シリアス路線なのか、セクシー路線なのか。
良く分からないぐらいごちゃ混ぜ。
設定も「SFだから!」のノリで片付けられて厚みがありません。
アニメ化されるそうですが、どの路線で行くんでしょう???
第1話冒頭のインパクトで購入してみました。
読後の感想は・・・いまいち。
ラブコメ路線なのか、シリアス路線なのか、セクシー路線なのか。
良く分からないぐらいごちゃ混ぜ。
設定も「SFだから!」のノリで片付けられて厚みがありません。
アニメ化されるそうですが、どの路線で行くんでしょう???
2008年7月5日に日本でレビュー済み
この本は、アニメ「BLUE DROP」と同じ名前を冠したチャンピオンREDコミックスの2巻シリーズの第1巻ですがアニメの原作ではありませんので注意してください。
アニメ「BLUE DROP」は1999年の出来事でしたが、このコミック版「BLUE DROP 天使の僕ら」は2009年が舞台で、「異星人による人体実験」のエピソードのようで、背表紙には次のように書かれています。
『アルメと呼ばれる女性のみの異性人に支配された近未来・・・。高校生のショータは、アルメによって女性に改造された親友のケンゾーとのSEXを強要される。それも1週間以内に・・・!少年少女の性のサバイバルが始まる!?』
説明文のように、冒頭からショータとケンゾーの涙ぐましい日々が描かれるのが第1巻ですが、描かれている絵 柄だけから言ったら完全な成人向けの描写です。レズ、ゲイ・・・そんな描写が溢れていますので・・・お子様に見せられませんね。ただ、卑猥な描写とは違います。あくまでも美しく描かれていて、吉冨氏のギリギリの配慮が伺われます。あくまでもリアルに徹した結果と思えます。
はっきり言って、展開はハチャメチャです。しかもどことなくお気楽な雰囲気が漂っていて、あくまでも明るいノリです。この辺は吉冨さんの個性でしょう。そして所々で・・・極めてシリアスな場面があってアルメと地球人の悲劇が語られる・・・という感じです。
アニメの世界とは全く異なりますが、アルメの側の精神生活の一端が伺われるように思えますので、あなたが成人でありアニメのファンでもあるならばお薦めしましょう。
アニメ「BLUE DROP」は1999年の出来事でしたが、このコミック版「BLUE DROP 天使の僕ら」は2009年が舞台で、「異星人による人体実験」のエピソードのようで、背表紙には次のように書かれています。
『アルメと呼ばれる女性のみの異性人に支配された近未来・・・。高校生のショータは、アルメによって女性に改造された親友のケンゾーとのSEXを強要される。それも1週間以内に・・・!少年少女の性のサバイバルが始まる!?』
説明文のように、冒頭からショータとケンゾーの涙ぐましい日々が描かれるのが第1巻ですが、描かれている絵 柄だけから言ったら完全な成人向けの描写です。レズ、ゲイ・・・そんな描写が溢れていますので・・・お子様に見せられませんね。ただ、卑猥な描写とは違います。あくまでも美しく描かれていて、吉冨氏のギリギリの配慮が伺われます。あくまでもリアルに徹した結果と思えます。
はっきり言って、展開はハチャメチャです。しかもどことなくお気楽な雰囲気が漂っていて、あくまでも明るいノリです。この辺は吉冨さんの個性でしょう。そして所々で・・・極めてシリアスな場面があってアルメと地球人の悲劇が語られる・・・という感じです。
アニメの世界とは全く異なりますが、アルメの側の精神生活の一端が伺われるように思えますので、あなたが成人でありアニメのファンでもあるならばお薦めしましょう。
2008年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず女装子、TS物としてみる作品ではないです。
異常世界を構成する要素のひとつに過ぎないので。
個人的には続き読みたい、とはなりませんでした。
異常世界を構成する要素のひとつに過ぎないので。
個人的には続き読みたい、とはなりませんでした。