最近、メロンブックスでこの作品を知りまとめ買いしました。
どちらかと言えば守月先生の作品は、同人作家のイメージが強かったのですが。
それはさておき、
とある神社の祭神である赤縄の化身、｢蛇｣は美しい少女の姿形をし、｢蛇＝紐＝縁 ｣を司っている、本来は｢縁結び｣の神様のはずだったのです。
そして、その神社の境内で首吊り自殺をした男(クビツリ)と｢紐＝縁｣その蛇との｢縁｣が生まれます。
しかし、この神は、人間に使われるうちに神としての｢良心｣を失い、善悪を定めずに、その願い(呪い)をそのまま受け入れます。
その願い(呪い)を叶え続ける蛇もまた、良心を失った自分の心に苦しんでいる。
クビツリは、蛇の掛けた良心の一部分となり、これから物語が始まります･･･
ストーリーとしては、ありがちなパターンではありますが、非常に綺麗にまとめあげられていると思いますし、人間の醜い感情などが、嫌悪感を抱かない程度に上手く描かれていて、素直に面白いです。
まぁ、その願い(呪い)の成就と言うのが、男女の交わりと言うのは、そこそこストーリー的にも的を得ていますし、作者さんの流れからすれば当然の成り行きなんでしょう（笑）
惹き込まれる内容です！
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新品まとめ買い 神さまの怨結び
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