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海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス (ほぼ日ブックス # 第2弾 1) 単行本(ソフトカバー) – 2002/7/10
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- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日出版社
- 発売日2002/7/10
- ISBN-104255001545
- ISBN-13978-4255001548
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商品の説明
商品説明
たとえば、「『頭がいい』と『バカ』の差」について。2人は、記憶された情報を整理し、お互いを関連づけて、的確に表現できるかどうかや、「頭が真っ白」になるディスコミュニケーションの状態に陥るか否かなどのポイントに着目。最終的に、周囲との関係を遮断し、情報の入力をやめれば脳の働きはよくならないことを指摘している。ここで、自分の頭がどんな状態にあるかをチェックすることも可能である。
また、池谷は「脳は、ぜんぜん疲れない」「30歳以降に、脳の能力は飛躍的に伸びる」といった、脳に関する意外な事実を数多く教えてくれる。とくに記憶のカギを握るという「海馬」の研究の様子が述べられたところは、未知の領域に踏み込んでいくような興奮をもたらしてくれる。一方、そうした脳の科学を、クリエイティブな思考や生き方の問題などに押し広めて論じる糸井の話術はじつに巧みである。その知的好奇心のもち方には、見習うべきところが多い。
タイトルどおり、頭がよくなる可能性が科学的に証明されているほか、「よりよく生きる」ために頭をよくするという志の大きなメッセージが込められている。年齢とともに頭の働きも衰えると思い込み、マイナス思考に陥っているような人に、希望を与えてくれる1冊だ。(棚上 勉)
著者からのコメント
失敗や失恋が頭をよくする。
頭がよかったら、
もっといろんなことができたのになぁ。
私は、そんなに頭のわるい
人間じゃないと思うのになぁ。
でも、頭がいいから幸せだとも
言えないよなぁ。
たぶん、ほとんどの人が、
そう思っている。
だから、この本が必要なんだ。(糸井重里)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 朝日出版社 (2002/7/10)
- 発売日 : 2002/7/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 296ページ
- ISBN-10 : 4255001545
- ISBN-13 : 978-4255001548
- Amazon 売れ筋ランキング: - 255,281位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,766位科学・テクノロジー (本)
- - 38,555位暮らし・健康・子育て (本)
- - 66,317位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1948年、群馬県出身。
コピーライター。ほぼ日刊イトイ新聞、主宰。
作詞、ゲーム制作など、多岐にわたり活動。
1998年6月に毎日更新のウェブサイト
「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは
同サイトでの活動に全力を傾けている。
最新刊に、早野龍五氏との共著『知ろうとすること。』(新潮文庫)
『ぼくの好きなコロッケ。』(東京糸井重里事務所)などがある。
─ 池谷裕二(いけがやゆうじ) 東京大学・薬学部・教授 ──
こんにちは、池谷です。脳の健康や発達、老化を探求する基礎研究を行いながら、脳に関する一般向けの本を書いています。
脳は知れば知るほど奥が深く、さらなる探究心がくすぐられます。研究現場は毎日がわくわくの連続です。この高揚感を自分だけにとどめておくのはもったいない ── 脳研究の最前線のトピックを、できるだけ噛み砕いて語ることで、「知の興奮」を皆様と共有したいと願っています。
初めて拙著を読まれる方は、高校生への講義シリーズ『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『夢を叶えるために脳はある』(講談社)の3冊を、まずはお手に取ってみてください。私の「脳観」を感じ取っていただけると思います。
『脳はこんなに悩ましい』(新潮社)、『脳はみんな病んでいる』(新潮社)、『ココロの盲点 完全版』(講談社)も個人的に大好きな本です。より手軽な本としては、『海馬』(新潮社)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)、『パパは脳研究者』(扶桑社)、『記憶力を強くする』(講談社)などもございます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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中身が薄くて少々がっかりです。
池谷先生は、最新の大脳生理学を分かりやすく解説してくれる薬学博士です。
何冊か読んでますが、従来の都市伝説めいた脳に関する常識を痛快に剔抉して読んでて楽しい本ばかりです。
糸井重里さんは、40年近く前、西武百貨店の「不思議、大好き」というコピーで、その名を知ったくらいです。
なんで脳科学者の池谷先生との対談本かなと思いましたが、コピーライターのみならず、ゲーム制作、作家、エッセイと幅広い活躍をされていると知りました。
なるほど巾広く深い知識と経験をバックボーンに池谷先生と相互触発しつつのスリリングな対話となっています。
発達障害はワーキングメモリと関係が深く、それは海馬にあります。
このことからこの本を手にしました。
海馬の役割は記憶です。
海馬は、脳が記憶した前日の出来事を収取選択し整理し長期記憶に定着させます。
この時活動するのが海馬です。
海馬の活動の反映が夢です。
脳に限って言えば睡眠中も休まず活動し続けています。
心臓や呼吸が睡眠中も活動し続けるのと同じです。
驚いたのは海馬のニューロンは死ぬまで増え続けるということです。
3才までに脳神経は発達し、あとは減っていくものだと思っていただけに嬉しいことです。
認知症は、病気で脳機能が劣化します。
足を骨折したら歩けなくなるのと同じようなものです。
通常では日常生活に支障をきたすまで脳機能は衰えません。
糸井さんは、池谷さんの説明する脳科学の最新の治験をいかに自分の仕事、生活、健康に活用できるのかという視点で質問を発しています。
これが読者代表視線で、成程、これは使えそうだというのもあります。
読み始めたときは、この二人が対談して噛み合うのかなと感じましたが、糸井さんの質問にインスパイアされ池谷さんも自分でも意外な脳科学成果の応用方法を見つけたようです。
誰がこの企画を立てたのかわかりませんが、アイデア勝ちだと思いました。
特に、若いうちは、脳の神経は、つくられたり壊されたりしているので、失敗を恐れず、新たな経験を積極的に積むことにより、神経の結合の組み合わせをべき格段に増やすことができる。(サルの学習実験でも、多くのミスをしたサルの方が、記憶の定着率がよいことが報告されている。)
しかしながら、人工知能に関する昨今の研究において、ディープラーニングと呼ばれる技術により、コンピュータも、上記のような創造行為に威力を発揮するようになった。
とすれば、脳にしかできないことは、何なのか?
脳は、上記のような最適解だけでなく、前頭葉はモチベーションや人間としての欲を、また側坐核はやる気を我々に与えてくれる。結局、行動を最終的に決定づけるのは、人の意志なのだ。
・刺激を与えることで脳は「賢く」なる
・生命の危機が脳を働かせる
・物事の関係性を考えることが大切
・睡眠は大事
このようなことが簡単にですが科学的に説明されています.
脳に関する入門本を本格的に読む前の導入本といった感じです.
対談形式でとても噛み砕かれて説明されているので,
中学生でも十分に読みこなせると思います.
気になったのは糸井氏の人生観が出過ぎているところです.
本の趣旨上ある程度は仕方がないでしょうが,
「脳本」を購入する読者の多くが求めているのは,
「脳に関する情報」であって,「おっさんの人生観」ではないと思います.
もっとも,この本には
「様々な刺激に触れることにより,海馬は大きくなる(賢くなる)」
とも書かれています.糸井氏の人生観を知ることが,
頭が良くなるきっかけとなることもあるかもしれません.
特に印象に残った言葉は「ビシネスやクリエイティブの世界で「あの人は何かやったよな」とまわりに思われる人はおしゃべりだ」ということ。
自分の持っている経験や知識を相手のわかる言葉で言い換える力のある人が頭がいい。頭の良さは改めてコミュニケーション能力にあり、コミュニケーション能力とはまさに言い換える力なのだと。
後、30歳から頭がよくなるといったことも今年30歳になった僕に勇気を与えてくれた。
色々失敗してきたがそれがこれから僕の糧になるのだと。
池谷さんの知識を誰にでもわかる例えで糸井さんが言い換えてくれて非常に楽しく最後まで読めました。
ただ、1点…糸井さんが話の主導権を持ちすぎて「あっ、ここもっと深く知りたいな」と思う所がいくらかありました。
でも、脳科学の入り口にたつ本としていい本です!