初期の「幻魔大戦」や「ウルフガイシリーズ」を読んだ事のある人なら、
何度か既視感を覚えることでしょう。
まあそれはそれで、面白いといえば面白いのですが。
ただ、会話のシーンがなあ……
高校生の女の子が、同い年の男に向かって
「○○さん」って、藤子不二雄ワールドですか。
SF怪獣モノ大長編ということで、期待しすぎたのかもしれませんが、
正直アラばかり目立って、読み続けるのが大変でした。
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未来獣ヴァイブ (ソノラマノベルス) 新書 – 2005/8/1
瀬戸内海に現れ、東京に向かう、謎の巨大生物。それを待ち受ける青年。そこに日本古代の宿縁が絡む。80年代SF界に「怪獣小説」の新領域をひらいた巨匠の名作「機械獣ヴァイブ」が、「未来獣」として、堂々の完結!
- 本の長さ696ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日ソノラマ
- 発売日2005/8/1
- ISBN-104257010746
- ISBN-13978-4257010746
登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (2005/8/1)
- 発売日 : 2005/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 696ページ
- ISBN-10 : 4257010746
- ISBN-13 : 978-4257010746
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,248,069位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 51,628位ライトノベル (本)
- - 76,565位新書
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2018年4月8日に日本でレビュー済み
著者のために一言。この話は、機械獣ヴァイブとして、季刊誌「獅子王」に連載されていた小説です。ソラノマ文庫で全10巻で進める予定が季刊誌であることから長引いたこと、「獅子王」が休刊になってしまったことなどから中断してしまった物語です。この小説に限らず、著者には中断してしまった物語がいくつかあります。著者そのものが飽きっぽい、ということもありますが今回は出版社側に責任があるといえます。しかし、最近、中断されていた小説を再出筆する動きがあります。神獣聖戦もそうですし、中断ではありませんが神狩2もその流れです。そしてこの未来獣ヴァイブもそういった再出筆の話です。
前半のストーリーは、機械獣の話そのままであり、終盤に今回追加したストーリーを加えています。もともとの予定の全10巻には及びませんが、それなりに軟着陸させる終わり方にできたのではないでしょうか。初めてこの話を読まれる方は、山田正紀ならではの完成度の高いストーリーに満足できると思いますし、機械獣を読まれていた方は、再出筆し完結できたことを著者と一緒に喜んでいただけたら幸いだと思います。山田正紀ファンとしてはうれしい一冊でしたし、他の中断している話を再出筆していただけることを待ち望んでいます。
前半のストーリーは、機械獣の話そのままであり、終盤に今回追加したストーリーを加えています。もともとの予定の全10巻には及びませんが、それなりに軟着陸させる終わり方にできたのではないでしょうか。初めてこの話を読まれる方は、山田正紀ならではの完成度の高いストーリーに満足できると思いますし、機械獣を読まれていた方は、再出筆し完結できたことを著者と一緒に喜んでいただけたら幸いだと思います。山田正紀ファンとしてはうれしい一冊でしたし、他の中断している話を再出筆していただけることを待ち望んでいます。