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栞と紙魚子 1 (ソノラマコミック文庫) 文庫 – 2003/6/1

4.4 5つ星のうち4.4 15個の評価

奇々怪々な人々が棲息し、摩訶不思議な事件が頻発する胃の頭町を舞台に、女子高生コンビの栞と紙魚子が大活躍する、諸星大二郎の異色シリーズ、待望の文庫版第1巻。「生首事件」「自殺館」ほか計12編を収録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日ソノラマ (2003/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 300ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4257722118
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4257722113
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 15個の評価

著者について

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諸星 大二郎
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホラーだけど、ほのぼのします。

そのジャンルの発見が、このマンガのすごいところではないかと思います。

生首を拾ってきて買い始める女子高生と、それを注意しつつ、つい協力してしまう友だちとの、ほのぼのとした怪奇の日々が、描かれます。
モチーフの一つに、クトュルー神話が使われていますが、この本にかかれば、クトュルーだってほのぼのです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な存在感がある異世界、異形の怪物たちが日常を侵食するのが、諸星大二郎作品の特長なのでしょうが、この作品に限っては異世界、怪物たちは日常になってしまっていて、恐怖とは無縁の世界観。むしろ大二郎的うる星やつらとでも言える作品です。基本、どたばたコメディな展開が多いのですが、大二郎ファンには居心地の良い読み応え。お気軽にどうぞ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月13日に日本でレビュー済み
諸星さんの作品の中で最もライト寄り。しかしシュールレアリスム的描写や夢の中のような非論理的な展開は健在です。

「自殺館」
より良い自殺の仕方を進める相談所・・・将来的には実現しそうな気もします。

「桜の花の満開の下」
元ネタは当然「桜の木の下には死体が埋まっている」という伝説ですが全く怖くない。ハンディカラオケで歌う悪霊(笑)

「ためらい坂」
坂道の亡霊の話はよくありますがそれがどうしてこんなヘンな話になるのか・・・タンクローリー対ケーキ屋というシュールな展開が素敵すぎます。

「殺人者の蔵書印」
読者がいつの間にか物語中に引き込まれる、というアイデアですが殺人鬼の微妙にマヌケな行動に思わずツッコミを入れました。

「ボリスの獲物」
本書にはこれを含むクトルーちゃんものが4つ入っています。クトゥルフ神話は全く詳しくありませんがやはり全く怖くありません。クトルーちゃんのお母さんの行動がなんだか可愛い。

「それぞれの悪夢」
本書随一のバカ話。絶対思いつきだけで書いたネタでしょうが絵柄は気合入ってます。

「青い馬」
これもたぶん何か元ネタがあるんでしょうが、それより変な商店街での売り物が楽しすぎる。

「雪の日の同窓会」
何がどうなったのか、投げっぱなしの話。ただ登場する妖怪(?)の奇想ぶりは素晴らしい。
2012年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全4巻の鬱状寺怪奇スポットガイドの第1巻です。地元のすぐ隣ながら怪奇スポットの宝庫だとはこの歳になって本シリーズで初めて知った次第です。ホラーまんがの巨匠梅酢氏が梅干と銀シャリ色のだんだらの自宅を建設された時点で幾らなんでも気づくだろうと詰られても仕方ありません。思い返すと90年代後半、全国紙の胸刺野・身肩市版に近頃旧肝田上水に生首が殖え過ぎて鯉と喧嘩して困っているが、水源の名前がイノ頭池のせいだの、住みたい町ランキングで首イを独占し続けた祟りじゃだのいう記事が載りました。また、老舗の焼き鳥屋の煙が建替え前はモクモクあがっていたのに今はムルムルあがっているので寂しいという投書が載ったこともありました。味も変わってひょっとしたらじ、じ、じ○肉ではないかという噂もありましたが、さすがにデマだったようです。表紙は本シリーズの2大情報提供者である高校生で左が紙魚子嬢、右が神経が3本ぬけている栞嬢です。これでおわかりになるように本ガイドは文章ではなくまんがで著されていて、流麗とはいえないため怖がるついでに笑いたいというのならともかく怖がりながら萌えたいという変態にはむきません。紙魚子嬢の父親は古本屋宇論堂を経営していて、「生首の正しい飼い方」などホラーファン垂涎の的の古書を豊富に揃えているようです。ここなら「生首の臨死体験大全」、「ギロチン付き便器カタログ95年版」、「グルメ幽霊の最期」など稀覯本も見つかるかもしれません。イチオシ怪奇スポットはもう一人のホラーの巨匠段一知氏宅です。奥様の顔がでかいのだがガスタンクほどではないし、手が長いといっても形は普通だし、最後尾の脚もスカートをはいていて正常です。が、中間がいろいろとあれが何らしいのは見逃せません。正真正銘人間の段氏との間にクトルーというかわいらしい(?)子を儲けていて ギャラクシー★クエスト [DVD ]的下世話な興味がつきません。イラストマップはついていますが、具体的な住所表記はされていません。読者に探索の興味を残そうという諸星編集長の意思でしょう。新版と銘うっていますがページ数からして旧版と内容は同じで、版型が新しいというだけのようです。ミスリーディングだと思いますが、出版社の偉大な思想によるもののようで、無知蒙昧なわれわれ人民はダブッても有難くうけとるべきでしょう。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全くもって、表現しにくい一冊である。
独特の笑いが詰め込まれているため、一度ハマったら抜け出せないこと必死!!
最初の方の話は、誰もが感じたことのある湿り気を帯びた恐さが描かれているのだが…読み進むうちに、言い表せない笑いが込み上げてくるのである。
正直、途中まで敬遠しながら読んでいたが、読んで正解。
この世界に足を踏み入れたら最後。
どっぷり浸かりたい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父親が趣味で収集をしている実に奇妙な本ばかりを販売している古本屋、そんな家庭の娘こと紙魚子はどこにでもいそうな今風のごく普通な女の子、彼女の友人、栞も少々、天然ながらも実に神経の図太い少々、軽薄な今風な女の子、こんな2人が紙魚子が毎回、お店から持ってくる実に奇妙な本に関わる事で怪奇現象が頻発をする、(妖怪ハンターシリーズ)でお馴染みの諸星大二郎先生のマンガ本がこちらです、今回は妖怪退治ではなく、ごく普通な今風な女子高生2人が様々な怪奇現象に巻き込まれるという設定が実に面白い、正しい生首の飼い方、ホラー小説家と実に奇妙な家族達など面白要素がフンダンなお勧めの1冊です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月26日に日本でレビュー済み
ギャグが秀逸!

だんだん栞や紙魚子が、普通に化け物のお母さんと話しているのが笑えた。
よく見たらクトルーちゃんも可愛いし、お母さんも常識人なんだよなぁ。化け物だけど。
その変の人間より意外と付き合いやすかったりして。
彼らはちょっと迷惑だけど、悪気はないと言うか……
2013年2月27日に日本でレビュー済み
ホラー漫画と勘違いされてる方もおられるかもしれませんが、作者の幅広い教養に裏打ちされたシュールなギャグ漫画です。諸星ワールド面白すぎます。おそらく日本や中国の古典的教養が無いと出てこない世界観です。

今のところ全4巻出ており、読み進めるほどにどんどン面白くなっていきます。キモカワなキャラクターがどんどんでてきて、ハマります。とても面白いのでぜひ諸星ワールドを味わってみて欲しいです。

ちなみに、何年か前にAKBのアイドル主演でドラマ実写化もされています。