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五つの箱の物語 (ソノラマコミック文庫) 文庫 – 2005/4/22
今 市子
(著)
今市子ファン必読の、初期のボーイズラブ系作品集。「箱」をテーマにした表題作の連作5編「落日」「君といつまでも休日」「エレベーターのパンドラ」「雪の下の柩」「あたたかい箱」と読み切り4編を収録。
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日ソノラマ
- 発売日2005/4/22
- ISBN-104257722800
- ISBN-13978-4257722809
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登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (2005/4/22)
- 発売日 : 2005/4/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 218ページ
- ISBN-10 : 4257722800
- ISBN-13 : 978-4257722809
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,346,127位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今市子先生の作品の初期のものは話がストレートでわかりやすくてわたしは好きです。
2021年1月17日に日本でレビュー済み
今市子先生で好きなのは「百鬼夜行抄」「鏡花あやかし秘帳」「幻月楼奇譚」で、怪奇、幻想、時代ものの方です。これらで先生を知ったので、BL作品が多い漫画家さんだと知った時は意外に感じました。これら3作品を読みつくしてしまって今先生ロスになってしまい、他の作品にも手をのばしているところです。
BLは読んだことがないのですが、本来はもうちょっと過激なんでしょうか。こちらの作品は一応BLを扱ってはいますが、むしろ人を好きになることの普遍的な切なさやつらさがよく表現されていて、心に沁みるいい作品群だと思います。
無名の画家の才能にかけた画商を描いた「落日」などは明治文学のような格調高さがありますし、「エレベータのパンドラ」や「雪の下の柩」は、跡継ぎ騒動に隠された一族の秘密とその陰に生きてきた人たちの悲哀を描いて秀逸。
「君といつまでも休日」や「図書館で会いたい」の軽快なコミカルさとほっこり心あたたまるエピソードなどなど、どれをとってもよくできた作品だと思います。
BLか?と先入観を持たずに、他の先生の作品も読んでいきたいです。
BLは読んだことがないのですが、本来はもうちょっと過激なんでしょうか。こちらの作品は一応BLを扱ってはいますが、むしろ人を好きになることの普遍的な切なさやつらさがよく表現されていて、心に沁みるいい作品群だと思います。
無名の画家の才能にかけた画商を描いた「落日」などは明治文学のような格調高さがありますし、「エレベータのパンドラ」や「雪の下の柩」は、跡継ぎ騒動に隠された一族の秘密とその陰に生きてきた人たちの悲哀を描いて秀逸。
「君といつまでも休日」や「図書館で会いたい」の軽快なコミカルさとほっこり心あたたまるエピソードなどなど、どれをとってもよくできた作品だと思います。
BLか?と先入観を持たずに、他の先生の作品も読んでいきたいです。
2008年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今市子さんの絵柄のせいか、しっとりと、しかもしっかりとした心理描写で綴られる話に胸の奥がきゅんとします。
今のBLモノにありがちな安易で際どい表現が一切無くても、いや、むしろ無いからこそ、登場人物たちの「好き」という気持ちとそれに伴う不安・苦悩がひしひしと伝わってきます。
最終話の「僕らの季節」は、もう一度高校生にもどって恋愛をやり直したい!&なぜ私は女に生まれてきてしまった!?と身悶えさせる秀作です(笑)
どれも結構昔に描かれたものですがそんな事は微塵も感じさせない、玄米茶でいただく極上の和菓子のような作品ばかりなので、私のように年齢がいった方にもすんなりと受け入れることができると思います。かなりお薦めです。
今のBLモノにありがちな安易で際どい表現が一切無くても、いや、むしろ無いからこそ、登場人物たちの「好き」という気持ちとそれに伴う不安・苦悩がひしひしと伝わってきます。
最終話の「僕らの季節」は、もう一度高校生にもどって恋愛をやり直したい!&なぜ私は女に生まれてきてしまった!?と身悶えさせる秀作です(笑)
どれも結構昔に描かれたものですがそんな事は微塵も感じさせない、玄米茶でいただく極上の和菓子のような作品ばかりなので、私のように年齢がいった方にもすんなりと受け入れることができると思います。かなりお薦めです。
2017年9月12日に日本でレビュー済み
BLを扱ってはいるが、そこまで至らない微妙な感覚をよくとらえている。
私が好きなのは「図書館で会いたい」。彼女をもっている男の子が、ふとしたきっかけで男性に惹かれる。
「図書館で俺は一瞬のような恋をした」というのがさわやかでいい。
箱をめぐる5つの作品も、シリアスなものからコミカルなものまでバランスがいい。
「落日」がモジリアニのエピソードに似ているのは少し気になったが、許容範囲。
私が好きなのは「図書館で会いたい」。彼女をもっている男の子が、ふとしたきっかけで男性に惹かれる。
「図書館で俺は一瞬のような恋をした」というのがさわやかでいい。
箱をめぐる5つの作品も、シリアスなものからコミカルなものまでバランスがいい。
「落日」がモジリアニのエピソードに似ているのは少し気になったが、許容範囲。
2005年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「箱」がテーマの連作5本と読みきり4本(うち2本はシリーズ?)の盛り沢山の一冊。
今さんの作品では短編や連作に近いシリーズの方が好きな私には、大満足の一冊でした!
BL的要素はありますが、微妙なこころの描写を丁寧に描いた作品ばかりなので、
苦手な人でもあまり気にならないと思います。
むしろそれだけで敬遠してしまうのは、絶対にもったいないと思いますヨ!
今市子さんの作品を始めて読む方には最適かと思われます。
個人的には「図書館で会いたい」と「花曇り」のシリーズ(?)が特に好き。
高屋さんと小林くんの話しを、またぜひ読みたいなあ!
今さんの作品では短編や連作に近いシリーズの方が好きな私には、大満足の一冊でした!
BL的要素はありますが、微妙なこころの描写を丁寧に描いた作品ばかりなので、
苦手な人でもあまり気にならないと思います。
むしろそれだけで敬遠してしまうのは、絶対にもったいないと思いますヨ!
今市子さんの作品を始めて読む方には最適かと思われます。
個人的には「図書館で会いたい」と「花曇り」のシリーズ(?)が特に好き。
高屋さんと小林くんの話しを、またぜひ読みたいなあ!
2005年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「箱」をテーマにした話のオムニバスです。どの話も基本的に同性愛が絡んでいるのですが、それ以上に周囲の人たちとの人間関係や心理的な描写が多く、今市子先生らしい展開の作品集でした。ベッドシーンが少ないので、ボーイズラブ苦手な方でもたぶんOKだと思います。
過去に他社から出版されていたようですが、なかなか手にはいらず、今回改めて文庫版で読めて非常に嬉しいです!
今市子先生のファンなら必読の一冊!
過去に他社から出版されていたようですが、なかなか手にはいらず、今回改めて文庫版で読めて非常に嬉しいです!
今市子先生のファンなら必読の一冊!
2010年11月3日に日本でレビュー済み
今市子さんの作品は大好きですが、百鬼夜行抄のような世界観を期待すると違うかなと思いました。
私が同性の恋愛系の漫画に興味が無いからかもしれません。
ただ絵はやはり美しくて人物の動きの描写などは優雅で素晴らしいです。
私が同性の恋愛系の漫画に興味が無いからかもしれません。
ただ絵はやはり美しくて人物の動きの描写などは優雅で素晴らしいです。
2009年9月10日に日本でレビュー済み
「マイ・ビューティフル・グリーンパレス」も十二分に面白かった。だがこの文庫はそれ以上だ。
ロコツな性描写こそない。今先生は発表当時「こんなのを家族に見られたくない!」と恥ずかしがっていた。その気持ちはわかる。
だが我が心に残っているコミックだ。2005年に旧版を買って、今でも読んでいる。
「落日」に心底ぶちのめされた。「君といつまでも」の優しさに震えた。
断言しよう。初期作品にして今でも今先生の最高傑作なのだ。萩尾望都の「呪い」がどこにも見えないが、だからこそ傑作たりえたのだ。
ロコツな性描写こそない。今先生は発表当時「こんなのを家族に見られたくない!」と恥ずかしがっていた。その気持ちはわかる。
だが我が心に残っているコミックだ。2005年に旧版を買って、今でも読んでいる。
「落日」に心底ぶちのめされた。「君といつまでも」の優しさに震えた。
断言しよう。初期作品にして今でも今先生の最高傑作なのだ。萩尾望都の「呪い」がどこにも見えないが、だからこそ傑作たりえたのだ。