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今市子

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百鬼夜行抄 (9) (ソノラマコミック文庫) 文庫 – 2007/6/13

今市子 (著)

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『百鬼夜行抄』に欠かせない名脇役、尾白と尾黒の前世を描いた感動作「天上の大将」のほかに「番人の口笛」「床下の賢人」「介添人」「迎えにきて」「鬼の面」「野に放たれて」の6編を収録。

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本の長さ

340ページ
言語

日本語
出版社

朝日ソノラマ
発売日

2007/6/13
寸法

14.8 x 3.3 x 21 cm
ISBN-10

4257724323
ISBN-13

978-4257724322
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 朝日ソノラマ (2007/6/13)
発売日 ‏ : ‎ 2007/6/13
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 340ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4257724323
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4257724322
寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 3.3 x 21 cm

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今市子

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miyuki

やっぱり良い！

2013年5月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

今市子さんの作品は、惹きこまれたら引き返せない魅力があります。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

京都っ子

今回は特に鬼気迫る怖い作品が多かったです

2020年10月14日に日本でレビュー済み

2005年1月～2006年1月までにネムキに掲載された7編が収められています。内容は、「番人の口笛」、「天上の大将」、「床下の賢人」、「介添人」、「迎えにきて」、「鬼の面」、「野に放たれて」です。
今回は鬼気迫る作品が多かったという印象です。のめり込んでしまい、読み終わって思わず「はあ～・・」とため息が出てしまうほどでした。特に迫力があったのは以下の作品です。

「番人の口笛」消えてしまった三郎さんをなんとかして取り戻したいと、晶は死人を呼び戻せる術があるという村へ向かいます。夜に笛を吹き、死人返しの術を行うのですが、昨日亡くなったばかりの子供の死体が歩いてきて・・・ぞっとする怖いお話です。
「介添人」は、律のおじいちゃん飯島蝸牛の若い頃のお話。お互いを知ったばかりのおじいちゃんとまだ若くかわいい女性であるおばあちゃんが、不気味な出来事を通してさらに親しくなるエピソードです。
「鬼の面」これはもしかして未完で、まだ続きがあるんでしょうか？かなり怖い作品でした。律の同級生は霊感ゼロの天然で明るい女性、けれど不思議なことになぜか彼女の周りではおかしなことが頻発します。今回は猟奇殺人事件もからんで、一見やさしげな親友の裏に隠された女性の悪意が仄見えたり、得体のしれない雰囲気に背筋がぞっと寒くなりました。
「野に放たれて」突然意識が戻った28歳の青年は、親族らしい人たちにおかしな扱い方をされて戸惑います。入院させられますが記憶が何度も飛び、不安にかられて飛び出してしまいます。多重人格、転生、何百年も前から続く一族の恨み、様々な要素がからみあった複雑で圧巻の一編です。

今先生を知ったのはまだ最近で、この作品は最初から文庫で読んでいます。が、なかなか次が出版されないということ。だんだん読むスピードが速くなってきて、現在出版されている分を読みきってしまうのが今から怖いです（笑）。

2007年6月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

待望の文庫版最新刊。

相変わらずのホラー＆ユーモアで読者を惹き込ませる。

今までのコミックスに比べて少し話が複雑だったかな。でもこれは私にとって複雑に感じただけなので、減点対象にはならない。欲を言えば司（主人公の従姉妹）と主人公：律のエピソードがもう少し描かれて欲しかった。

しかし開（主人公の伯父）の、残りの青嵐ピース（？）に関する説明はなるほどな、と思わず膝を打った。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

もっかもか

バラエティ豊か

2007年7月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

全体：切ないお話あり、ドタバタや笑いあり、後を引く怖い話ありで、相変わらずそのバラエティに脱帽です。
個人的には今市子さんの書く怖い話が好きです。綺麗な絵なのに心底ぞっとする場面をかけるのは凄い才能だと思います。
生理的嫌悪感をもよおす絵によってではない怖さ、ですもんね。その他、切ないお話を書くのもうまいなぁと思います。

絵：今市子さんの漫画は綺麗な絵も魅力ですが…他の方も指摘している通り、
前巻（文庫版）から引き続き、絵が崩れていました。
特に一話目は一瞬誰が誰だかわからなかったり…。でもそこまで雑ではない話もあってスランプなのか何なのか…心配でした。
ただ女性の絵柄にバリエーションが増えた気がしなくもありません。

話：前巻で感じたもっとページ数を増やして描写しても…という感じは受けませんでしたが、
絵の変化に戸惑い（誰が誰だかわかりにくく）ちょっと混乱した話がありました。

何度読み返しても面白いです。ぜひお手元に一冊！

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

金太郎

尾白、尾黒がかわいい！

2002年11月18日に日本でレビュー済み

少女マンガ、ホラーものとのことで、
普段なら全体読まないジャンルですが、
友人に薦められて、一冊読んだが最後。
翌日、本屋に走りました。
基本的に一話完結で、中だるみも無いし、
物語の展開がスピーディーで面白いです。
あと、全体に散りばめられたギャグがまた
面白い！！
特に、律、尾白、尾黒の掛け合い漫才は
最高です。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

pururinn

一級品の漫画です。

2005年2月10日に日本でレビュー済み

　ホラーは、苦手なのですが、「不思議なお話」+「人間模様」という感じの『百鬼夜行抄』が大好きです。うちの子たち（高３娘と中３息子）も大ファンです。律は、人生の友。司ちゃんも尾白も尾黒も人生の友です。どこかに存在していると感じられます。一緒にお酒を飲みたい。
　ホラーというより、人の心の中の闇や、苦しみ、やさしさを描いてくれる今市子さんが大好きです。隔月に出るネムキ（百鬼夜行抄がほぼ毎月載っている）まで、毎回買うようになりました。
　この本のなかでは、「花貝の使者」が大好きです。娘を失った母親の後悔を、桜の花の下での不思議な一夜の出来事が、癒してくれる、暖かささえ感じる一話です。ぜひぜひ、読んでみて下さい。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

紅子

待った甲斐があった！

2002年3月13日に日本でレビュー済み

　１年ぶりに新刊である、この９巻が出版されました。これだけ間があいてしまうと、忘れてしまったり、もういいやと思ってしまうマンガもありますが、このマンガは違います。
　今流行の、妖怪とか幽霊とか、そういう要素が入っているとはいえ、人気があるのは、それだけが理由じゃないような気がします。絵がきれい？話が面白い？幻想的な雰囲気がある？結構笑わせてくれる？人によって、お気に入りの理由は様々でしょうが、一度読み始めてしまうと、続きが気になってしまい、これからどうなるの？まだまだ終わってしまわないよね？など、不思議な作中の世界にはまってしまいます。
　ぜひ１巻から通して読むこともお勧めしたいと思います。

14人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ringos

20年振りに漫画にはまりました

2002年5月30日に日本でレビュー済み

学生時代からわざわざ買って読んだ漫画は手塚治虫くらいだった。でも、この本は違う。漫画であるからこそ描ける世界が、まるですぐそばにある日常のように拡がっている。本当に、「あの一家はどうしてるかな？」と思ってしまう。速読主義には珍しく、読み返しもしています。緊張感は、高村薫の小説並（？）。できれば１巻から読むことをお勧め。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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