朝日ソノラマ文庫では、「強救戦艦メデューシン」以降の作品が好きです。
小川一水の作品の中にあふれるいくつもの業界(というんだろうなあ)内についての、あの豊富な知識はどうやって身につけるのか、なぞです。小川一水の作品の魅力は、3つ。(取材からか何からかわかりませんが)よく調べられた情報量と、読みやすさと、もうひとつの何か、だと思います。個人的には、「復活の地」(早川文庫)全3巻が、一番好きです。「第六大陸」(早川文庫)は読みやすくまあまあという感じでしたが、「よく調べられた情報量」はあるのに、何かが足りない感じでした。
この本は、気軽に読めるちょっと面白い物語、という感じかな。あえて悪評をするなら、登場人物の心の描写が欲しい、もっと女の子を出してくれ。
この人が、純文学を書いたらどんなになるのだろう、と不意に思いました。(蛇足でした)
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疾走!千マイル急行 上 (ソノラマ文庫 お 4-10) 文庫 – 2005/7/1
贅を尽くした内装、磨き抜かれた漆黒簿のボディ。東に向かう国際寝台列車「千マイル急行」に乗り合わせた若者たちの心は躍る。だがしかし、その目的地は明らかではなく、豪華列車にはおよそ不似合いな車両が連結されていた…。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日ソノラマ
- 発売日2005/7/1
- ISBN-104257770600
- ISBN-13978-4257770602
登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (2005/7/1)
- 発売日 : 2005/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4257770600
- ISBN-13 : 978-4257770602
- カスタマーレビュー:
著者について
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1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。
他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
ホームページは、小川遊水池 http://homepage1.nifty.com/issui
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