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大島弓子選集 (第7巻) バナナブレッドのプディング 単行本 – 1986/2/1
大島 弓子
(著)
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日ソノラマ
- 発売日1986/2/1
- ISBN-104257900717
- ISBN-13978-4257900719
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登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (1986/2/1)
- 発売日 : 1986/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 432ページ
- ISBN-10 : 4257900717
- ISBN-13 : 978-4257900719
- Amazon 売れ筋ランキング: - 530,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 262,716位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
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イメージ付きのレビュー
5 星
「統合失調症」を描いたと思われる「バナナブレッド」
20年前に読んでさっぱり理解できず、最後まで読んだかも記憶なく、内容まったく覚えていない。でもタイトルだけは印象に残っていました。昨日、図書館で、この本が交換コーナーに置いてあったので(^^)v、もらって来て読了しまして、今回はよくわかりました。こういう話だったのか!この20年で、メンタルヘルスの知識がいろいろ増えたのですが。衣良ちゃんの言動や感じ方は統合失調症のそれである可能性が高いと思います。併録の「夏の終わりのト短調」でもどこか病んでいる人物や精神病棟が描かれていて、大島さんがこころの健康に一方ならぬ関心を持ち、当時の作品のテーマにしていたのは間違いないと思われます。20年前に理解できなかったのは要するに統合失調症についての知識がゼロだったから。ひとたび、このキーワードを理解したあとでは、難解そうなセリフや展開も砂に水がしみこむようにスッと理解でき、決して奇を衒っての難解さではなかったのがわかりました。この病気の入門書としてのマンガなども最近出ていますが、この作品も、仮に現実の人生で袖擦りあうことになったときに、そうした問題をかかえた人を理解する一助になるように思います。衣良ちゃんの怖い幻想の描写が遠慮なく生々しくて、しかもこれが完全な絵空事ではなく現実に統合失調の人はこうした恐怖や不安を感じているのか、と思いながら読むと、とても切ないです(フィクションであっても現実の症例に基づいているだろうと想像します)。そしてラストで提示される、衣良ちゃんも望んだ、医療による対処ではない一つの方法の提案。この選集のこの表紙の絵が、他の版の「バナナブレッド」に比べ私は一番好きです。色使いも綺麗ですが。思い切り個人的な話ですが、20年前にこの作品が好きだと読ませてくれた当時の彼女に何故か似てまして…。衣良ちゃんほど極端ではなかったが彼女も苦しんでいたのだろうと今にして(′ ・ω ・`)…、って個人的な話で恐縮ですが。交換コーナーに置いてくださった方どうもありがとう。私はこの本のことは一生忘れないでしょう。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月26日に日本でレビュー済み
この話の中で唯一、世間に後ろめたさを感じている男色家だと気づくのに、ちょっと時間がかかった。
2012年11月14日に日本でレビュー済み
20年前に読んでさっぱり理解できず、最後まで読んだかも記憶なく、内容まったく覚えていない。
でもタイトルだけは印象に残っていました。
昨日、図書館で、この本が交換コーナーに置いてあったので(^^)v、もらって来て読了しまして、今回はよくわかりました。こういう話だったのか!
この20年で、メンタルヘルスの知識がいろいろ増えたのですが。
衣良ちゃんの言動や感じ方は統合失調症のそれである可能性が高いと思います。
併録の「夏の終わりのト短調」でもどこか病んでいる人物や精神病棟が描かれていて、大島さんがこころの健康に一方ならぬ関心を持ち、当時の作品のテーマにしていたのは間違いないと思われます。
20年前に理解できなかったのは要するに統合失調症についての知識がゼロだったから。
ひとたび、このキーワードを理解したあとでは、難解そうなセリフや展開も砂に水がしみこむようにスッと理解でき、決して奇を衒っての難解さではなかったのがわかりました。
この病気の入門書としてのマンガなども最近出ていますが、この作品も、仮に現実の人生で袖擦りあうことになったときに、そうした問題をかかえた人を理解する一助になるように思います。
衣良ちゃんの怖い幻想の描写が遠慮なく生々しくて、しかもこれが完全な絵空事ではなく現実に統合失調の人はこうした恐怖や不安を感じているのか、と思いながら読むと、とても切ないです(フィクションであっても現実の症例に基づいているだろうと想像します)。
そしてラストで提示される、衣良ちゃんも望んだ、医療による対処ではない一つの方法の提案。
この選集のこの表紙の絵が、他の版の「バナナブレッド」に比べ私は一番好きです。
色使いも綺麗ですが。
思い切り個人的な話ですが、20年前にこの作品が好きだと読ませてくれた当時の彼女に何故か似てまして…。
衣良ちゃんほど極端ではなかったが彼女も苦しんでいたのだろうと今にして(′ ・ω ・`)…、って個人的な話で恐縮ですが。
交換コーナーに置いてくださった方どうもありがとう。
私はこの本のことは一生忘れないでしょう。
でもタイトルだけは印象に残っていました。
昨日、図書館で、この本が交換コーナーに置いてあったので(^^)v、もらって来て読了しまして、今回はよくわかりました。こういう話だったのか!
この20年で、メンタルヘルスの知識がいろいろ増えたのですが。
衣良ちゃんの言動や感じ方は統合失調症のそれである可能性が高いと思います。
併録の「夏の終わりのト短調」でもどこか病んでいる人物や精神病棟が描かれていて、大島さんがこころの健康に一方ならぬ関心を持ち、当時の作品のテーマにしていたのは間違いないと思われます。
20年前に理解できなかったのは要するに統合失調症についての知識がゼロだったから。
ひとたび、このキーワードを理解したあとでは、難解そうなセリフや展開も砂に水がしみこむようにスッと理解でき、決して奇を衒っての難解さではなかったのがわかりました。
この病気の入門書としてのマンガなども最近出ていますが、この作品も、仮に現実の人生で袖擦りあうことになったときに、そうした問題をかかえた人を理解する一助になるように思います。
衣良ちゃんの怖い幻想の描写が遠慮なく生々しくて、しかもこれが完全な絵空事ではなく現実に統合失調の人はこうした恐怖や不安を感じているのか、と思いながら読むと、とても切ないです(フィクションであっても現実の症例に基づいているだろうと想像します)。
そしてラストで提示される、衣良ちゃんも望んだ、医療による対処ではない一つの方法の提案。
この選集のこの表紙の絵が、他の版の「バナナブレッド」に比べ私は一番好きです。
色使いも綺麗ですが。
思い切り個人的な話ですが、20年前にこの作品が好きだと読ませてくれた当時の彼女に何故か似てまして…。
衣良ちゃんほど極端ではなかったが彼女も苦しんでいたのだろうと今にして(′ ・ω ・`)…、って個人的な話で恐縮ですが。
交換コーナーに置いてくださった方どうもありがとう。
私はこの本のことは一生忘れないでしょう。
20年前に読んでさっぱり理解できず、最後まで読んだかも記憶なく、内容まったく覚えていない。
でもタイトルだけは印象に残っていました。
昨日、図書館で、この本が交換コーナーに置いてあったので(^^)v、もらって来て読了しまして、今回はよくわかりました。こういう話だったのか!
この20年で、メンタルヘルスの知識がいろいろ増えたのですが。
衣良ちゃんの言動や感じ方は統合失調症のそれである可能性が高いと思います。
併録の「夏の終わりのト短調」でもどこか病んでいる人物や精神病棟が描かれていて、大島さんがこころの健康に一方ならぬ関心を持ち、当時の作品のテーマにしていたのは間違いないと思われます。
20年前に理解できなかったのは要するに統合失調症についての知識がゼロだったから。
ひとたび、このキーワードを理解したあとでは、難解そうなセリフや展開も砂に水がしみこむようにスッと理解でき、決して奇を衒っての難解さではなかったのがわかりました。
この病気の入門書としてのマンガなども最近出ていますが、この作品も、仮に現実の人生で袖擦りあうことになったときに、そうした問題をかかえた人を理解する一助になるように思います。
衣良ちゃんの怖い幻想の描写が遠慮なく生々しくて、しかもこれが完全な絵空事ではなく現実に統合失調の人はこうした恐怖や不安を感じているのか、と思いながら読むと、とても切ないです(フィクションであっても現実の症例に基づいているだろうと想像します)。
そしてラストで提示される、衣良ちゃんも望んだ、医療による対処ではない一つの方法の提案。
この選集のこの表紙の絵が、他の版の「バナナブレッド」に比べ私は一番好きです。
色使いも綺麗ですが。
思い切り個人的な話ですが、20年前にこの作品が好きだと読ませてくれた当時の彼女に何故か似てまして…。
衣良ちゃんほど極端ではなかったが彼女も苦しんでいたのだろうと今にして(′ ・ω ・`)…、って個人的な話で恐縮ですが。
交換コーナーに置いてくださった方どうもありがとう。
私はこの本のことは一生忘れないでしょう。
でもタイトルだけは印象に残っていました。
昨日、図書館で、この本が交換コーナーに置いてあったので(^^)v、もらって来て読了しまして、今回はよくわかりました。こういう話だったのか!
この20年で、メンタルヘルスの知識がいろいろ増えたのですが。
衣良ちゃんの言動や感じ方は統合失調症のそれである可能性が高いと思います。
併録の「夏の終わりのト短調」でもどこか病んでいる人物や精神病棟が描かれていて、大島さんがこころの健康に一方ならぬ関心を持ち、当時の作品のテーマにしていたのは間違いないと思われます。
20年前に理解できなかったのは要するに統合失調症についての知識がゼロだったから。
ひとたび、このキーワードを理解したあとでは、難解そうなセリフや展開も砂に水がしみこむようにスッと理解でき、決して奇を衒っての難解さではなかったのがわかりました。
この病気の入門書としてのマンガなども最近出ていますが、この作品も、仮に現実の人生で袖擦りあうことになったときに、そうした問題をかかえた人を理解する一助になるように思います。
衣良ちゃんの怖い幻想の描写が遠慮なく生々しくて、しかもこれが完全な絵空事ではなく現実に統合失調の人はこうした恐怖や不安を感じているのか、と思いながら読むと、とても切ないです(フィクションであっても現実の症例に基づいているだろうと想像します)。
そしてラストで提示される、衣良ちゃんも望んだ、医療による対処ではない一つの方法の提案。
この選集のこの表紙の絵が、他の版の「バナナブレッド」に比べ私は一番好きです。
色使いも綺麗ですが。
思い切り個人的な話ですが、20年前にこの作品が好きだと読ませてくれた当時の彼女に何故か似てまして…。
衣良ちゃんほど極端ではなかったが彼女も苦しんでいたのだろうと今にして(′ ・ω ・`)…、って個人的な話で恐縮ですが。
交換コーナーに置いてくださった方どうもありがとう。
私はこの本のことは一生忘れないでしょう。
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