この朝日ソノラマ版の物には「食事の時間」は掲載されていません。
レビューを見て購読したものの、まさか掲載内容で騙されると
思いませんでした。
ひょっとしたら違う作品集のレビューと混同してしまっているかも
知れませんが・・・。いや、こっちの方が信憑性が高いですね。
レビューを鵜呑みにして私のようにガッカリしない為にも掲載順に
作品名をラインナップしておきます。
夢見る機会
侵食惑星
奇妙なレストラン
ティラノサウルス号の帰還
コッシー譚
ど次元世界物語
地下鉄を降り・・・
ぼくの日記帳
猫パニック
食事の時間の為に買った本ですが、割と楽しめましたね。
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夢みる機械 (サンコミックス) コミック – 1978/6/30
諸星 大二郎
(著)
- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日ソノラマ
- 発売日1978/6/30
- ISBN-104257914858
- ISBN-13978-4257914853
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登録情報
- 出版社 : 朝日ソノラマ (1978/6/30)
- 発売日 : 1978/6/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 211ページ
- ISBN-10 : 4257914858
- ISBN-13 : 978-4257914853
- Amazon 売れ筋ランキング: - 463,831位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の頃図書館で読んでやたら印象に残っていたマンガです。
内容は覚えていたけどマンガの題名も覚えていなく二度と読めないだろうと思っていたら
見つけちゃいました。
古いマンガでも内容はぜんぜん新しい感じがして好きです。
大人が読むマンガです。
内容は覚えていたけどマンガの題名も覚えていなく二度と読めないだろうと思っていたら
見つけちゃいました。
古いマンガでも内容はぜんぜん新しい感じがして好きです。
大人が読むマンガです。
2013年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
諸星大二郎は、ほとんど集めていたと思っていたが、本作、単独であちこちの名作選に収録されているものも多いので、未読だった。感想としては、未読の「商社の赤い花」、「地下鉄を降りて…」、「食事の時間」あたりが、きわめて現在の世相の先取りで面白い。半面、現在では使い古されたテーマとも言えるし、星新一とかがSSでやってそうだな(どっちが先とかは別で)とも思ったが。「猫パニック」は未読だったが、作者としては駄作の部類か?「遠い国から」は、連作がこのあとも出てて、全て続けて読んだほうが良いが、大好きな世界観だ。「地獄の戦士」は、作者には珍しい洋モノバイオレンスだが、もうひとひねり欲しいような。これは、もっと画力のある人向けのテーマでは(いっておくが、諸星先生の絵は大好きだ。スタイルの違いということ)。白眉は、やはり「感情のある風景」これは静かに圧巻!こういう発想は、古今東西、漫画、小説、映画でも、誰も思いつかない発想。こればかりは、諸星先生のアイデアと絵でなければ、価値が全くないだろう。
2009年5月4日に日本でレビュー済み
諸星氏の初期、中期の短編はすべてではないにせよ、暗くて重苦しく、生きることの苦悩を覗かせている作品が多い(そのくせ、軽いタッチのドタバタコメディを描いたりするので、人はわからないものだが)。思うに、氏は鬱屈した青春時代を送ったのではないか。クリエイターの、その時その時の心象心理はもろに作品に反映するものだ。この短編集の『感情のある風景』といい、『遠い国から』もそうだ。〈山の住人〉の家が谷底へすべり落ちていくシーンの、男の恨みがましい顔のひとコマなど印象的な暗さがある。
『地獄の戦士』は、悶々とした若者がエネルギーを爆発させ、それがあらぬ方向へ転がりゆく話だ。退屈な街で暇を持て余した5人の若者が銃を手に入れ、乱暴の限りを尽くしている。政府は人造細胞から〈ダミー〉と呼ばれる人間を造り、減少した人口の穴埋めをしているらしい。人間は生活も自由も保障されており、彼らが〈ダミー〉に手をかけても咎められはしない。そのうち〈病院〉に向かう5人。だが彼らが乗ったバギーの行く手を阻むべく、〈ダミー〉が自ら飛び込んでくるのだが、あまりにも絵が強烈すぎる。群衆を次々とはねとばし、車体で乗り上げ、タイヤで踏みにじる描写は、まさに鬱屈した負のエネルギーが爆発しているといえよう。
〈病院〉に殴りこみをかけると、眉なし娘ウーラが出迎え、そこで明かされる事の真相。ついに5人の個性をコピーした〈ダミー〉が登場し、相まみえることに。自動小銃が、散弾銃が、ボルトアクションライフルが、サブマシンガンが矢継ぎ早に火を吹く。皮肉なことに彼らにとって、この戦いが最高の刺激になってしまうとは。
はたして自分は本当に〈人間〉なのか〈ダミー〉なのか。アイデンティティーが揺らぐ5人と同じく、読者も一抹の不安を抱かずにはいられないだろう。それは漠然と日々をすごす多くの現代人にも当てはまるのだから。
『地獄の戦士』は、悶々とした若者がエネルギーを爆発させ、それがあらぬ方向へ転がりゆく話だ。退屈な街で暇を持て余した5人の若者が銃を手に入れ、乱暴の限りを尽くしている。政府は人造細胞から〈ダミー〉と呼ばれる人間を造り、減少した人口の穴埋めをしているらしい。人間は生活も自由も保障されており、彼らが〈ダミー〉に手をかけても咎められはしない。そのうち〈病院〉に向かう5人。だが彼らが乗ったバギーの行く手を阻むべく、〈ダミー〉が自ら飛び込んでくるのだが、あまりにも絵が強烈すぎる。群衆を次々とはねとばし、車体で乗り上げ、タイヤで踏みにじる描写は、まさに鬱屈した負のエネルギーが爆発しているといえよう。
〈病院〉に殴りこみをかけると、眉なし娘ウーラが出迎え、そこで明かされる事の真相。ついに5人の個性をコピーした〈ダミー〉が登場し、相まみえることに。自動小銃が、散弾銃が、ボルトアクションライフルが、サブマシンガンが矢継ぎ早に火を吹く。皮肉なことに彼らにとって、この戦いが最高の刺激になってしまうとは。
はたして自分は本当に〈人間〉なのか〈ダミー〉なのか。アイデンティティーが揺らぐ5人と同じく、読者も一抹の不安を抱かずにはいられないだろう。それは漠然と日々をすごす多くの現代人にも当てはまるのだから。
2014年11月20日に日本でレビュー済み
観念的な話が含まれており、少々難解。さらにデストピアものも複数あり、好き嫌いが分かれそう。
「食事の時間」
映画「ソイレンク・グリーン」に似た着想ですがインパクトは段違いです。こちらの方がより科学的で、貧民用の肉体改造などエグいSF設定とラストの描写は作者ならでは
「夢みる機械」
唯我論的作品。「マトリックス」でお馴染みの展開ですが新宿が舞台になっているのは半地下の構造が妄想を掻き立てるからでしょうか?
「猫パニック」
本短編集唯一のドタバタ系。テレビの特番と並行して事件が起こるというアイデアが面白い。
「地下鉄を降りて・・・・・・」
東京の地下は迷宮、というのは定番のネタですがやはり漫画にすると説得力があります。ラストの展開も秀逸。
「地獄の戦士」
デストピアもの。説明がなく突然「時計じかけのオレンジ」的暴力シーンから始まり、だんだんSF設定が明らかになっていく描写が上手い。崩壊に突っ走っていく疾走感がたまらない。
「食事の時間」
映画「ソイレンク・グリーン」に似た着想ですがインパクトは段違いです。こちらの方がより科学的で、貧民用の肉体改造などエグいSF設定とラストの描写は作者ならでは
「夢みる機械」
唯我論的作品。「マトリックス」でお馴染みの展開ですが新宿が舞台になっているのは半地下の構造が妄想を掻き立てるからでしょうか?
「猫パニック」
本短編集唯一のドタバタ系。テレビの特番と並行して事件が起こるというアイデアが面白い。
「地下鉄を降りて・・・・・・」
東京の地下は迷宮、というのは定番のネタですがやはり漫画にすると説得力があります。ラストの展開も秀逸。
「地獄の戦士」
デストピアもの。説明がなく突然「時計じかけのオレンジ」的暴力シーンから始まり、だんだんSF設定が明らかになっていく描写が上手い。崩壊に突っ走っていく疾走感がたまらない。
2003年9月29日に日本でレビュー済み
・商社の赤い花
・食事の時間
・夢見る機械
・猫パニック
・地下鉄を降りて…
・遠い国から
・感情のある風景
・地獄の戦士
の8作品収録。
一見シュールな作風で、切実なテーマをえぐる作品が勢ぞろい。
1974~1981年掲載当時に、作者が警告を鳴らした問題も、今は現実の話。
かえって、深刻さを増しています。
個性的なストーリーで、おもしろいです。
同じ作者の、考古学ミステリーはあまり好きじゃないのですが、そんな私も買ってしまった一冊です。
・食事の時間
・夢見る機械
・猫パニック
・地下鉄を降りて…
・遠い国から
・感情のある風景
・地獄の戦士
の8作品収録。
一見シュールな作風で、切実なテーマをえぐる作品が勢ぞろい。
1974~1981年掲載当時に、作者が警告を鳴らした問題も、今は現実の話。
かえって、深刻さを増しています。
個性的なストーリーで、おもしろいです。
同じ作者の、考古学ミステリーはあまり好きじゃないのですが、そんな私も買ってしまった一冊です。
2007年8月11日に日本でレビュー済み
この漫画には8編の短編が収録されています。
どれも現代社会、サラリーマン、日本をカリカチュアしたりそのまま描いたものです。
現代でも減収景気がいわれるなかこの作品はリアルな迫力をもって迫ってくると思います。
クローンや人体実験(臓器移植)もテーマになており現代でこそ読まれるべきマンガだと思います
一九七四年から一九八一年にまで雑誌で発表されたものですが
まったく古びていないのが驚きです
どれも現代社会、サラリーマン、日本をカリカチュアしたりそのまま描いたものです。
現代でも減収景気がいわれるなかこの作品はリアルな迫力をもって迫ってくると思います。
クローンや人体実験(臓器移植)もテーマになており現代でこそ読まれるべきマンガだと思います
一九七四年から一九八一年にまで雑誌で発表されたものですが
まったく古びていないのが驚きです
2006年10月31日に日本でレビュー済み
氏の著作を近所の書店で探した際、1冊だけ見つかったのが本書だった。
2〜3日に1話のペースで読んでみたが、なかなかの出来栄えだった。
値段は高かったが、それなりに納得できた。
今、氏の傑作らしい「マッドメン」を毎日1話ずつ読んでいる。
こちらもなかなか味わい深い。
2〜3日に1話のペースで読んでみたが、なかなかの出来栄えだった。
値段は高かったが、それなりに納得できた。
今、氏の傑作らしい「マッドメン」を毎日1話ずつ読んでいる。
こちらもなかなか味わい深い。