すばらしい本です。
自分が研修医の時にこんな本が存在していて、
親切な先輩が教えてくれていたなら・・・と涙が出るほど悔しいですが
まぁ、そんなことを嘆いても始まらないので
若い臨床家の皆さん(いや若くなくても)ぜひ一読あれ
何だか分からないけど、学会発表しろ、論文を書けといわれて
よく分からないまま研究するくらいなら、この本を読んで
全体像を把握し、いったい自分が何をしているのかを理解すれば
意欲もわくし、すごく安心だと思います
こんな本を日本語で出版してくれた福井先生ありがとう!
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臨床研究マスターブック 単行本 – 2008/4/1
福井 次矢
(著)
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社医学書院
- 発売日2008/4/1
- ISBN-104260006096
- ISBN-13978-4260006095
登録情報
- 出版社 : 医学書院 (2008/4/1)
- 発売日 : 2008/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 306ページ
- ISBN-10 : 4260006096
- ISBN-13 : 978-4260006095
- Amazon 売れ筋ランキング: - 818,679位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36,733位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月20日に日本でレビュー済み
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確かに冗長な記載があることは否めないですがこの本の「データ入力のしかた」
の項目は実際に臨床研究を進めるに当たってどのように設定すると後の解析
がやりやすくなるのかを実践的に記載してあってこの項目のためだけでも十
分に購入に値すると思います.
実際にカルテの前でエクセルにしこしこ入力している人にとっては目からうろこ
の項目がいくつかあるのではないでしょうか.
の項目は実際に臨床研究を進めるに当たってどのように設定すると後の解析
がやりやすくなるのかを実践的に記載してあってこの項目のためだけでも十
分に購入に値すると思います.
実際にカルテの前でエクセルにしこしこ入力している人にとっては目からうろこ
の項目がいくつかあるのではないでしょうか.
2008年10月18日に日本でレビュー済み
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研究論文を書く時いろいろな点で躓くことになる。
この本は日本の研究者が躓き易いてんに焦点をあてて解説している。
とくにエクセルでのデータのまとめ方、集め方のところが丁寧で見やすく、非常に良かった。
私はこれと同様の講義をしてくれる、聖路加のセミナーにでたが、聖路加の先生たちはこのような優秀なresearcherが近くにいて本当に恵まれていると感じた。
この本は日本の研究者が躓き易いてんに焦点をあてて解説している。
とくにエクセルでのデータのまとめ方、集め方のところが丁寧で見やすく、非常に良かった。
私はこれと同様の講義をしてくれる、聖路加のセミナーにでたが、聖路加の先生たちはこのような優秀なresearcherが近くにいて本当に恵まれていると感じた。
2009年9月21日に日本でレビュー済み
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私は臨床に携わる消化器外科医である.臨床研究についての平易かつ実践的な解説書を求めていた.本書はそんな私にはまったく不向きなものであった.本書の内容を理解できなければ臨床研究はできないのだろうか?それならば臨床研究とは一般臨床家に手が出せるものではないのだろう.
本書では前半部分で臨床研究の重要性,臨床研究デザインについての解説,医学論文の検索の仕方,読み方についての解説がなされている.これらについては理解でき,得るものがある.しかし,同様の内容は多くの他書でも得ることができる.
そして,本書後半で述べられている仮設検定,解析についての解説はとても他人の理解を促進させるために書かれているとは思えない.特に,「多変量解析」の章は難解である.それをこれから学ぼうとする者には理解できず,理解できるものにとってはもはや既知の内容ではないのか.疫学(統計?)専門家によるこれらの独善的記載が,本書を手にする一般臨床医にとっての価値を著しく下げている.
学生時代の講義を思い出した.そこでは講師の研究専門分野について微に入り細に入り,取りとめのない演説が行われた.その内容がもつ価値は語られることなく(そもそも価値などなかったのだろう),また,学生が理解できるかについての視点は一切感じられなかった.全くもってうんざりした.
本書では前半部分で臨床研究の重要性,臨床研究デザインについての解説,医学論文の検索の仕方,読み方についての解説がなされている.これらについては理解でき,得るものがある.しかし,同様の内容は多くの他書でも得ることができる.
そして,本書後半で述べられている仮設検定,解析についての解説はとても他人の理解を促進させるために書かれているとは思えない.特に,「多変量解析」の章は難解である.それをこれから学ぼうとする者には理解できず,理解できるものにとってはもはや既知の内容ではないのか.疫学(統計?)専門家によるこれらの独善的記載が,本書を手にする一般臨床医にとっての価値を著しく下げている.
学生時代の講義を思い出した.そこでは講師の研究専門分野について微に入り細に入り,取りとめのない演説が行われた.その内容がもつ価値は語られることなく(そもそも価値などなかったのだろう),また,学生が理解できるかについての視点は一切感じられなかった.全くもってうんざりした.
2008年6月5日に日本でレビュー済み
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この本には臨床研究に必要な全てが記されている。そして読んでいるうちに自分にも臨床研究、論文作成が簡単にできるんだ、と思わせてくれる。エクセルを使った実際の統計処理なども分かりやすく記されている。臨床研究をしてみたい、と思った方は迷わず読むことをお勧めする。どんな臨床研究をすればよいか、具体的にどのようにデータを出せばよいのか、そのデータをどのように解析したよいのか、これらを論文にまとめるにはどのようにしたらよいのか、臨床研究を行う上で倫理面も含めてどのようなところに気をつければよいのか、それらが全て簡潔に余すことなく書かれている、非常に実践的な素晴らしい書物である。