期待してなかったのですが面白かったです。他の方のレビュー通りでした。
表紙が暗い感じなのと色合いが私の好みからは離れていたのですが、タイトルになんとなく惹かれて読みました。個人的に短編集を読むと物語にはいりこめず物足りなさを感じるのですが、これは主人公が毎回違いますがつなっがています。悩んでいる主人公たちにそれぞれ不思議な出来事が起こるお話しです。
夏の章は児童文学にしては衝撃でしたが、時代に沿っているのですね。性同一性障害の話ですが、これは子を持つ親が知識として知っておいてもいいかも。ファンタジックですが、教材としてもつかえるかもしれません。
どの章もとても良かったですが、こうやって主人公たちをみると、不思議な出来事というのは人生で一回あるかないか、なのかなと思いました。実体験できたらラッキーですけど、それはなかなかないので本で数多く体験したいと思います。
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とびらの向こうに (物語の王国II) 単行本 – 2011/11/30
大好きだったピアノをやめたくなった彰、気持ちが男の子であることに苦しむ美月、宇宙飛行士を夢みる算数が苦手な潤など、6年生たちがふとした不思議に出会い成長していく…。
主に絵本の文章で活躍しているかんのさんの初めての長編。短編連作集である。6年生の少年少女たちが悩んでいるがすこしずつ成長していき、やがて未来へ伸びていくその可能性を、すこしだけ不思議な出来事をからめて描く。
主に絵本の文章で活躍しているかんのさんの初めての長編。短編連作集である。6年生の少年少女たちが悩んでいるがすこしずつ成長していき、やがて未来へ伸びていくその可能性を、すこしだけ不思議な出来事をからめて描く。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎書店
- 発売日2011/11/30
- 寸法1.9 x 16 x 22 cm
- ISBN-104265057837
- ISBN-13978-4265057832
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商品の説明
著者について
【かんのゆうこ・作】 1968年東京生まれ。東京女学館短期大学・文科卒業。主な作品に『月のかけら』『ボッチとナナ』(佼成出版社)『大切なともだち』(大和出版)『光り降る音』『星うさぎと月のふね』『カノン』『ルララとトーララクリスマスのプレゼント』『ふゆねこ』(講談社)などがある。
【みやこしあきこ・絵】 1982年埼玉県生まれ。大学時代から絵本を描き始める。作品に『たいふうがくる』(BL出版)『もりのおくのおちゃかいへ』(偕成社)がある。
【みやこしあきこ・絵】 1982年埼玉県生まれ。大学時代から絵本を描き始める。作品に『たいふうがくる』(BL出版)『もりのおくのおちゃかいへ』(偕成社)がある。
登録情報
- 出版社 : 岩崎書店 (2011/11/30)
- 発売日 : 2011/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4265057837
- ISBN-13 : 978-4265057832
- 寸法 : 1.9 x 16 x 22 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 696,647位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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童話作家・かんのゆうこ
東京都生まれ。東京女学館短期大学卒業。令和6年現在、国内外合わせて50冊の絵本・児童書を出版。絵本『はるねこ』が令和6年度からの国語の教科書に採用。また2024年春に『はりねずみのルーチカ』のショートアニメが放映開始となる。
そのほか、プラネタリウムになった絵本や、舞台上演された絵本、テレビやラジオで朗読された絵本、国公私立中学校の入学試験問題に採用された児童文学など多数。
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月12日に日本でレビュー済み
はじめは小学生の高学年対応の本ということで、
軽い気持ちで読み始めましたが、読んでいて目頭が熱くなり、
何度も涙がこぼれそうになるのを我慢しました。
短い物語ひとつひとつの言葉が透き通っていて
登場人物の思いが胸に突きささってきます。
登場人物は生き生きと描かれ、それぞれの思い、悩みが
ストレートに伝わってきます。その思いに共感し、
読んだ後に心があらわれる思いをしました。
それぞれの登場人物が様々なことを経験し、
大人になっていく心の変化が鮮やかに彩られ
未来に向けてむかっていこうとする気持ちが
読んでいる者の心に響き、勇気づけられ、
この世に生まれてきた意味を問う、逸品の手ごたえでした。
軽い気持ちで読み始めましたが、読んでいて目頭が熱くなり、
何度も涙がこぼれそうになるのを我慢しました。
短い物語ひとつひとつの言葉が透き通っていて
登場人物の思いが胸に突きささってきます。
登場人物は生き生きと描かれ、それぞれの思い、悩みが
ストレートに伝わってきます。その思いに共感し、
読んだ後に心があらわれる思いをしました。
それぞれの登場人物が様々なことを経験し、
大人になっていく心の変化が鮮やかに彩られ
未来に向けてむかっていこうとする気持ちが
読んでいる者の心に響き、勇気づけられ、
この世に生まれてきた意味を問う、逸品の手ごたえでした。
2012年1月6日に日本でレビュー済み
思春期と反抗期のダブルパンチで、どうして良いか分からず悩む日々に出会った本です。
それぞれの話に登場するのは12歳の子どもたちですが、大人が読んでも心洗われる物語です。この年頃の子を持つ親に読んで欲しいと思います。
もう何十年も前の自分を見つめ直すような、不思議な感覚を味わうことができました。我が子と素直に向き合えそうです。
それぞれの話に登場するのは12歳の子どもたちですが、大人が読んでも心洗われる物語です。この年頃の子を持つ親に読んで欲しいと思います。
もう何十年も前の自分を見つめ直すような、不思議な感覚を味わうことができました。我が子と素直に向き合えそうです。