徐庶が騙されて魏に行くところから、軍師交代のように、三顧の礼を経て孔明が登場。孔明が、その知略を早速発揮して大活躍します。さすが後半の主人公。
徐庶の母が息子をののしって（ついでに劉備を褒めて）死ぬあたりは、演義のくだらないところの一つ。天下三分の計も当時としては、それなりに広まっていた考えと言われ、孔明独自のものではありません。孔明が、このころから軍事にタッチしていたということ自体、演義による歴史改変ですね。
また、関羽や張飛、趙雲が圧倒的に強くても、「英雄ものは、そんなもんか。モブが蹴散らされるだけだしな」と、あまり気にならないのですが、今後は孔明を引き立たせるために敵キャラが全員バカになっていくので、ちょっとイライラします。
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